Outlook 2016 用のセキュリティ更新プログラムについて: 2017 年 6 月 13 日

適用対象: Outlook 2016

概要


このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、特別に細工された Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 これらの脆弱性の詳細については、「CVE-2017-8506 | Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性」、「CVE-2017-8507 | Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性」、および「CVE-2017-8508 | Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性」を参照してください。

注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の Outlook 2016 がインストールされている必要があります。

このセキュリティ更新プログラムの既知の問題


問題 1

連続するドット (...) または感嘆符 (!) を含む添付ファイルを開くと、ファイルがブロックされ、次の警告メッセージが表示されます。 詳細については、Outlook で添付ファイルを開くときに表示されるエラーに関するページを参照してください。  

問題 2

電子メール メッセージに電子メール メッセージが添付され、添付されている電子メール メッセージの件名行が「Outlook でブロックされる添付ファイル」ページに記載されている拡張子の安全ではないファイル名で終わる場合、受信者側で電子メールの添付ファイルがブロックされます。 この問題を解決するには、その電子メール メッセージをコンピューターに保存し、その件名の末尾が安全でないファイル名拡張子にならないように件名を変更します。 その後、送信する電子メール メッセージに添付します。

問題 3

ShowLevel1Attach を使用する添付ファイルを開くと、

"このファイルには、ポリシー設定が原因で無効になっているオブジェクトがあります" というメッセージが表示されます。

詳細については、Outlook で添付ファイルを開くときに表示されるエラーに関するページを参照してください。  

問題 4

機能追加および修正


このセキュリティ更新プログラムには、次のセキュリティ以外の問題についての機能追加と修正が含まれています。
  • 添付ファイルのコンテキスト メニューを展開すると、IRibbonControl.Context プロパティから AttachmentSelection オブジェクトが返されるようになります。 
  • Microsoft Outlook 2016 でホストへの接続時に、再試行回数が増えます。 既定では、WinHTTP はホストへの接続の確立試行時に、6 個の IP アドレス (1 つは初期試行で、残り 5 つは再試行) の使用を試みます。 Outlook 2016 で 6 個を超える IP アドレスを試行しようとすると、接続が失敗します。 これは、IPv6 の接続の問題が断続的に発生しているネットワーク上で、特に問題となります。 再試行回数を増やすと、Ipv4 アドレスの使用で接続が成功する可能性があります。 この機能を有効にするには、KB3178716を参照してください。 
  • Office 365 German Cloud (https://autodiscover-s.outlook.de) の AutoDiscover URL を信頼できる AutoDiscover URL のリストに追加して、Office 365 メールボックスでメール プロファイルを作成するときにプロンプトが表示されないようにします。 
  • クラウドに移行するときのユーザー プロファイルを堅牢にします。
  • Outlook で、外部アプリから可用性情報を収集しないようにします。
  • 次の問題を修正しました。
    • Office 365 で Outlook 2016 を開くと、Outlook 2016 にユーザー名として SMTP アドレスが表示されたパスワード ダイアログ ボックスが表示されます。  この問題は、[資格情報を記憶する] オプションをオンにして、UPN が SMTP アドレスと異なる場合でも発生します。   
    • アドインを使用して、GetUserIdentityTokenAsyncMakeEwsRequestAsync をほぼ同時に呼び出すと、いずれかでエラーが発生します。
    • 既定の設定である Value ではなく Indicator として OAB の UserCertificateUserSmimeCertificate、および Certificate フィールドを作成する場合は、オフライン アドレス帳 (OAB) からの SMIME 証明書の取得を実装します。       
    • Outlook 2016 に Microsoft SharePoint の予定表があり、その予定表がバックグラウンドで同期しているプロファイルがある場合、Outlook 2016 がクラッシュすることがあります。
    • 多言語 Windows 構成の場合、アイテムの件名に含まれる一部の英単語がスペル チェックで誤りと判定されることがあります。  これはスペル チェックに正しい言語が使用されていないために発生する問題です。 この問題を修正するには、更新プログラムをインストールし、KB3203435 の手順を実行してください。
    • 一部の日本語の IMAP アカウントで、日本語版 Outlook 2010 から日本語版 Outlook 2016 にアップグレードした後に、送信済みアイテム フォルダーが 2 つ作成される問題を修正しました。
    • Outlook 2016 で HTTP Redirect メソッドに対してプロキシ認証が機能しません。 ただし、他の自動検出手順にはプロキシ認証が適用されます。 そのため、クラウド メールボックスのプロファイルを作成できない可能性があります。
    • Outlook 2016 に、SharePoint の定期的な会議の例外が表示されます。
    • 代理人が会議を拒否していない場合、拒否済みの会議を代理人が表示した後に、予定表にその会議が再び表示されます。
    • Outlook 2016 でポリシーの微調整で定義されたバイナリ データが 4k の倍数の場合、Outlook 2016 がクラッシュすることがあります。

更新プログラムの入手方法およびインストール方法


方法 1: Microsoft Update

方法 2: Microsoft Update カタログ

方法 3: Microsoft ダウンロード センター

詳細情報


セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報

この更新プログラムの展開に関する情報については、「セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報: 2017 年 6 月 13 日」を参照してください。

セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報

このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム KB3178664 に置き換わるものです。

ファイル ハッシュ情報

パッケージ名 パッケージ ハッシュ SHA 1 パッケージ ハッシュ SHA 2
outlook2016-kb3191932-fullfile-x86-glb.exe 0CA8B6D4E6A0D854EBBC0E032B16F9BC76FE2FBB 1F11F15F3D4AD11A6178985D94CE655614B0A7B5A1386F8197235AD5A5B0040A
outlook2016-kb3191932-fullfile-x64-glb.exe 55413FA64A489CC6661B38D317462585A15CC34D 7A4C5CD18665AB7DCF053325D86763253B71A8AA9B21ECE07F4C5E5EEADC13CD

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法


更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update に関する FAQ

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