Windows で自動ログオン機能を有効にする方法

適用対象: Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition (32-bit x86)Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition (32-bit x86)Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition (32-bit x86) 詳細

Microsoft Windows 2000 については、310584 を参照してください。

概要


この資料では、パスワードとそれに関連する情報をレジストリ データベースに保存することにより、ログオン処理が自動化されるように Windows を構成する方法について説明します。この機能を使用すると、他のユーザーがコンピューターを起動し、作成したアカウントを使用して自動的にログオンできるようになります。

重要: 自動ログオン機能は利便性のために用意されていますが、セキュリティ リスクになる可能性があります。自動ログオン用にコンピューターを設定すると、そのコンピューターに物理的にアクセスできるだれもが、コンピューターが接続されたあらゆるネットワークを含むコンピューターのすべてのコンテンツにアクセスできることにもなります。また、自動ログオンを有効にすると、パスワードがテキスト形式でレジストリに保存されます。Authenticated Users グループのメンバーは、この値が保存されている特定のレジストリ キーをリモートで読み取ることができます。この設定は、コンピューターが物理的に保護され、信頼されていないユーザーがレジストリにリモート アクセスできない手段が講じられている場合にのみ推奨されます。

レジストリ エディタを使用して自動ログオン機能を有効にする

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

レジストリ エディターを使用して自動ログオン機能を有効にするには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに「Regedt32.exe」と入力し、Enter キーを押します。
  3. レジストリ内の次のサブキーに移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  4. DefaultUserName エントリをダブルクリックし、ユーザー名を入力して、[OK] をクリックします。
  5. DefaultPassword エントリをダブルクリックし、パスワードを入力して、[OK] をクリックします。

    : DefaultPassword 値が存在しない場合は、追加する必要があります値を追加するには、以下の手順を実行します。

    1. [編集] メニューの [新規] をクリックし、[文字列値] をポイントします。
    2. DefaultPassword」と入力し、Enter キーを押します。
    3. [DefaultPassword] をダブルクリックします。
    4. [文字列の編集] ダイアログ ボックスにパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
    : DefaultPassword 文字列が指定されていない場合、Windows によって自動的に AutoAdminLogon キーの値が 1 (True) から 0 (False) に変更され、AutoAdminLogon 機能が無効になります。

  6. [編集] メニューの [新規] をクリックし、[文字列値] をポイントします。
  7. AutoAdminLogon」と入力し、Enter キーを押します。
  8. [AutoAdminLogon] をダブルクリックします。
  9. [文字列の編集] ダイアログ ボックスに「1」と入力し、[OK] をクリックします。
  10. レジストリ エディターを終了します。
  11. [スタート] ボタンをクリックして [シャットダウン] をクリックし、[説明] ボックスにシャットダウンの理由を入力します。
  12. [OK] をクリックしてコンピュータの電源を切ります。
  13. コンピューターを再起動します。これで、自動的にログオンできます。
注意事項
  • AutoAdminLogon プロセスを実行せずに別のユーザーとしてログオンするには、ログオフ後または Windows の再起動後に Shift キーを押し続けます。
  • サーバーのグループ ポリシー オブジェクト (GPO) またはローカル ポリシーでログオン バナー値が定義されている場合、このようにレジストリを変更しても動作しません。サーバーに影響しないようにポリシーが変更されている場合、自動ログオン機能は期待どおりに動作します。
  • Exchange Active Sync (EAS) パスワードの制限がアクティブな場合、自動ログオン機能は動作しません。この動作は仕様です。この動作は Windows 8.1 の変更が原因なので、Windows 8 以前のバージョンに影響はありません。Windows 8.1 以降のバージョンでこの動作を回避するには、コントロール パネルで EAS ポリシーを削除します。
  • サーバーに別のユーザーがいる対話型コンソール ログオンでは、DefaultUserName レジストリ エントリが最終ログオン ユーザー インジケーターとして変更されます。AutoAdminLogon は、ユーザーとパスワードが合う DefaultUserName エントリに依存しています。そのため、AutoAdminLogon は失敗する可能性があります。AutoAdminLogonAs に正しい DefaultUserName エントリを設定するように、シャットダウン スクリプトを構成することができます。 詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

    119364 AutoAdminLogon の DefaultUserName が失われる