Windows XP の復元後、ネットワーク接続を作成できない

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明

現象

Microsoft Windows XP Service Pack 1 (SP1) のインストール後、以下の現象が発生することがあります。
  • リモート アクセスまたはダイヤルアップ ネットワーク接続を作成できない。新しい接続ウィザードの [ネットワーク接続] ページで、すべての項目が (淡色表示になり) 使用できません。次のエラー メッセージが表示されることもあります。
    リモート アクセス接続マネージャ サービスを読み込むことができません。

    エラー 711
  • ネットワーク接続フォルダが空になる。
  • 依存関係のエラーのため、インターネット接続の共有サービスとインターネット接続ファイアウォール (ICF) サービスが開始しない。
  • イベント ビューアのシステム ログに次のイベントが記録される。
  • リモート アクセス接続マネージャ サービスを開始しようとすると、次のエラー メッセージが表示される。
    ローカル コンピュータのリモート アクセス接続マネージャ サービスを開始できません。


    エラー 5 : アクセスが拒否されました。
    : このエラー メッセージは、管理者の資格情報を持つアカウントでログオンしている場合にも表示されます。
  • AOL ブロードバンド (DSL またはケーブル) に接続しようとすると、次のエラー メッセージが表示される。
    接続に失敗しました。Windows ネットワークが正しく構成されていません。
  • リモート アクセス接続マネージャ サービスを開始しようとすると、次のエラー メッセージが表示される。
    ローカル コンピュータのリモート アクセス接続マネージャ サービスを開始できません。エラー 1068
  • Windows XP Home Edition ベースのコンピュータ上でインターネット接続の共有を有効にしようとすると、次のエラー メッセージが表示される。
    ローカル コンピュータのリモート アクセス接続マネージャ サービスを開始できません。エラー 1068 : 依存関係サービスまたはグループを起動できませんでした。

原因

この問題は、以下の条件のいずれかに該当する場合に発生することがあります。
  • Windows XP SP1 をインストールし、その後、システムの復元機能を使用して Windows を Service Pack のインストール前の状態に復元した。
  • Windows XP Home Edition がインストールされているときに Windows XP SP1 をインストールし、その後、Windows XP Professional にアップグレードした。
Windows の復元後、システム レジストリ ハイブが Windows レジストリに正しく復元されていません。

解決方法

この問題を解決するには、Windows XP SP1 を再インストールします。問題が解決しない場合は、テレフォニー サービス、リモート アクセス接続マネージャ サービス、およびリモート アクセス自動接続マネージャ サービスが動作していることを確認してください。


関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

330163 ネットワーク接続作成時のエラー メッセージ "エラー 711 : リモート アクセス接続マネージャ サービスを読み込むことができません"
この問題が発生しないようにするには、重要な更新プログラム Q329441 をインストールします。これを行うには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
管理者は Windows Update カタログからこの更新プログラムをダウンロードし、複数のコンピュータに展開することができます。この更新プログラムを入手し、後でインストールするか、複数のコンピュータにインストールする場合は、Windows Update カタログの "検索オプションの詳細設定" 機能を使用して、Q329441 を検索してください。


Windows XP


日付 時刻 バージョン サイズ ファイル名
-----------------------------------------------------
2002/11/15 04:43 5.1.2600.101 218,624 Srrstr.dll

Windows XP SP1


日付 時刻 バージョン サイズ ファイル名
------------------------------------------------------
200/11/19 07:13 5.1.2600.1142 226,816 Srrstr.dll
Windows Update カタログから更新プログラムをダウンロードする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

323166 Windows Update カタログから Windows の更新プログラムおよびドライバをダウンロードする方法

回避策

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。


SP1 を再インストールできない場合は、次のレジストリ サブキーで、文字列値 Objectname に LocalSystem が設定されていることを確認します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan
確認後、次のレジストリ サブキーを削除してください。SP1 がインストールされていない Windows XP ベースのコンピュータでは、これらのサブキーが原因で、前述の現象が発生する可能性があります。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\PPP\EAP\25
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\PPP\EAP\26
これらのキーを削除するには、次の手順を実行します。


: この手順には、レジストリ キーの変更前に、それらをバックアップする手順が含まれています。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに、regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan
  4. [ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。
  5. [ファイル名] ボックスに exported rasman key と入力し、[保存] をクリックします。
  6. RasMan キーに移動し、文字列値 [ObjectName] をクリックします。


    この値が LocalSystem に設定されていない場合、次の手順を実行します。
    1. [編集] をクリックし、[修正] をクリックします。
    2. [値のデータ] ボックスに LocalSystem と入力し、[OK] をクリックします。
  7. 次のレジストリ キーを見つけてダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\PPP\EAP\25
  8. [編集] メニューの [削除] をクリックします。
  9. [キーの削除の確認] メッセージで [はい] をクリックします。
  10. 次のレジストリ キーに対して、手順 7. ~ 9. を繰り返します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\PPP\EAP\26
  11. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
プロパティ

文書番号:329441 - 最終更新日: 2011/05/17 - リビジョン: 1

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