現象
Microsoft SQL Server 2012 および SQL Server 2016 の [データベースの追加 ] ステートメントまたは [可用性グループの 作成]を使用して、可用性データベースに対して Always on 可用性グループを作成または構成することを前提とします。 可用性データベースが 誤っ て削除されると、アクセス違反 (AV) が発生する場合があります。 場合によっては、SQL Server がクラッシュすることもあります。
原因
この問題が発生するのは、 ALTER AVAILABILITY GROUP ADD databaseステートメントと Database ステートメントの CREATE availability グループ で、可用性データベースに対して Always on 可用性グループを作成または構成している場合に、データベースロックを取得できないためです。 そのため、データベースが 誤って削除される可能性があります。
解決方法
SQL Server 2012 の Service pack 情報
この問題は、SQL Server 用の次の service pack で修正されています。
Service Pack 4 for SQL Server 2012
最新の service pack の入手方法の詳細については、「 SQL Server 2012 の最新の service pack の入手方法」を参照してください。
SQL Server の Service pack について
サービスパックは累積されます。 Service Pack は累積的であり、 最新の Service Pack には新しい修正プログラムと共に、それ以前の Service Pack に含まれていたすべての修正プログラムが含まれています。 このサービスパックの最新の service pack と最新の累積的な更新プログラムを適用することをお勧めします。 最新の service pack をインストールする前に、以前のサービスパックをインストールする必要はありません。 最新の service pack と最新の累積的な更新プログラムの詳細については、次の記事の表1を参照してください。
SQL Server 2016 の Service pack 情報
この更新プログラムは、SQL Server 用の次の service pack で修正されています。
サービスパックは累積されます。 Service Pack は累積的であり、 最新の Service Pack には新しい修正プログラムと共に、それ以前の Service Pack に含まれていたすべての修正プログラムが含まれています。 このサービスパックの最新の service pack と最新の累積的な更新プログラムを適用することをお勧めします。 最新の service pack をインストールする前に、以前のサービスパックをインストールする必要はありません。 最新の service pack と最新の累積的な更新プログラムの詳細については、次の記事の表1を参照してください。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
ソフトウェアの更新を説明するために Microsoft が使用する 用語について説明します。