Windows Mixed Reality イマーシブ ヘッドセットの正常性、安全性、快適性

適用対象: Windows 10

 3D コンテンツをより快適に見るには

ステレオスコピック 3D コンテンツを見るには、十分な両眼視機能が必要です。斜視 (眼位異常、内斜視、眼球運動異常) などの両眼視異常がある場合は、3D コンテンツを快適に見ることができない可能性があります。数パーセントの割合で、以前から両眼視異常を持っていても、3D コンテンツを見るまで自覚することがなかった人もいます。3D コンテンツをはっきりと快適に見ることができない場合は、眼科医に相談することを検討してください。

 警告

Windows Mixed Reality ヘッドセットおよびモーション コントローラー (各 "デバイス") の製造元、およびソフトウェア アプリケーションや 2D または 3D のコンテンツまたはエクスペリエンス ("コンテンツ") の発行元から提供されている、セットアップと使用法に関するガイドラインと指示をすべて守ってください。

デバイスのセットアップ、使用、保守を適切に行わなかった場合、死傷、物的損害、または製品や関連するアクセサリの破損につながるおそれがあります。

デバイスを他者に使用させる場合は、このガイドに記載されている正常性と安全性に関する情報と、デバイスおよびコンテンツのプロバイダーが提供する安全性や使用法に関する指示を実際の使用者が理解していることを確認してください。デバイスの使用者は、システムに慣れるために、セットアップやオリエンテーションの手順を各自で完了する必要があります。

 安全な環境で使用する

デバイスの使用中は、ユーザーの注意力が奪われ、周囲が見えなくなる可能性があります。Windows Mixed Reality イマーシブ ヘッドセットによってユーザーの視界が完全に遮られ、コンテンツが遠くにあるように表示されても、近くにある物理的な物体は見えない場合があります。

使用するときは必ず、アクティビティに適した安全な場所を選んでください。転倒の危険、階段、低い天井、破損する可能性のある割れ物や高価な品物などがある場所を避け、他の人や物体が予想外に近づいてくることがないようにしてください。安全のために周囲を確認して注意する必要があるときは、デバイスを使わないでください。

Windows Mixed Reality で推奨されるすべてのセットアップ手順に従ってください。これには、ヘッドセットを使った境界の作成も含まれます。PC のセットアップや、一部のアプリケーションまたはエクスペリエンスは、境界の表示で遅延したりエラーになったりすることがあります。境界を作成した場合でも、常に周囲に注意を払ってください。

 Windows Mixed Reality を快適に使うために

ユーザーによっては、Windows Mixed Reality の使用時、特に身体が慣れるまでの間に、吐き気、乗り物酔い、めまい、方向感覚の喪失、頭痛、疲労、目の疲れなどの不快感を覚えることがあります。乗り物酔いや関連する症状は、目に見えているものと身体が認識しているものが一致しない場合に生じる可能性があります。乗り物酔いや偏頭痛を経験しやすい人、内耳障碍のある人、その他健康状態に不安がある人は、不快感を覚えるリスクが大きくなります。

特定の状況では、不快感が生じるリスクが高まります。以下に例を示します。

  • 新しいユーザーの場合 - Windows Mixed Reality に慣れるに従って症状は治まる傾向にあります。
  • デバイスは、瞳孔間距離 (IPD) が特定の範囲内にあるユーザーにとって最適に動作するように設計されていることがあります。IPD とは、両目の瞳孔の中心間の距離を表します。IPD がデバイスの最適範囲に一致しないユーザーは、不快感を覚える可能性があります。
  • 特定の種類のコンテンツ、特に宇宙空間を移動したり上空から見下ろしたりするような感覚を伴うゲームや映画、または移動するオブジェクトの追跡を伴う操作。
  • 休憩を取らずにデバイスを長時間使用した場合。

最初のセッションは短時間にしましょう。ゆっくりと始めてください。ほとんどのユーザーでは、最初の数回のセッションを過ぎると不快感は軽減されます。

定期的に休憩を取りましょう。不快感を覚えたら中断して休んでください。必要な休憩のタイミングと長さは、個々のユーザーとデバイスの使い方によって異なります。

不快感を覚えた場合は、気分が良くなるまでデバイスの使用を中止してください。方向感覚の喪失は、明るい環境に座って休むと早く回復する可能性があります。方向感覚を失っているときは、回復するまでバランスや同調などの力を必要とする動作を避けてください。不快感が生じたときに見ていたコンテンツの種類やその他の状況に注意して、次回には慣れるか不快感を和らげられるように備えましょう。慣れるまでにかかる時間は人によって異なります。必要に応じて、休憩を増やしたり休憩時間を長くしたりしてください。

周囲を管理するために、デバイスを使用できる境界をセットアップするデバイス機能がある場合は、境界を構成すると障害物の回避に役立ちます。