Share via


Windows Server 2016で電源ポリシーを変更した後のカーネル プロセッサの電源イベント ID 37

この記事では、Windows Server 2016 ベースのサーバーの電源ポリシーを変更した後、イベント ID 37 がシステム ログに記録される問題の解決策について説明します。

適用対象: Windows Server 2016
元の KB 番号: 4043839

現象

Windows Server 2016 ベースのサーバーの電源ポリシーを変更すると、システム ログにイベント ID 37 が表示されます。

イベント ID 37
ソース: Microsoft-Windows-Kernel-Processor-Power
型: 警告
説明:
processorxin group y の速度は、システム ファームウェアによって制限されています。 プロセッサは、前回のレポート以降、このパフォーマンスが低下した状態になっています。

注:

イベント ID メッセージの x、y、z の値は異なる場合があります。

原因

ハードウェア プラットフォームが OS でプロセッサがサポートする周波数範囲を使用できないと判断すると、イベント ID 37 がログに記録されます。 この警告イベントは、プロセッサまたは CPU コアがフル スピードでの実行をサポートできないことをユーザーに通知します。

解決方法

この問題を解決するには、ハードウェア マニュファクターから Power Capping ポリシーをチェックするか、システム ファームウェアに構成されている電源ポリシーのシステム オプションを確認します。

データ収集

Microsoft サポートの支援が必要な場合は、「展開関連の問題について TSS を使用して情報を収集する」に記載している手順に従って情報を収集することをお勧めします。