[XL2000] 強制終了およびハングアップの際のチェック項目

上記の製品の総称を以下 Excel とします。

概要

この資料は、Excel を使用中に、強制終了したりハングアップした際に、確認すべき項 目について説明したものです。

詳細

強制終了とは

プロテクトモードで動作している Windows 上で本来アクセスしてはいけないメモリに対 してアクセスを行ったときに発生する CPU レベルの割り込みです。それ以降の動作が不 安定になる恐れがあるため、エラーの発生したアプリケーションを強制的に終了させま す。 Windows やアプリケーションやドライバ等の開発者が予測していないエラーである ため、その原因を特定するのが困難なエラーです。なお、このエラーが発生するとエラ ー メッセージが表示されます。

ハングアップとは

ハングアップとは、コンピュータが何らかの原因で異常動作を起こし、キーボードから の入力を全く受け付けなくなる状態です。マウスポインタは画面上で動かせる場合と、 そうでない場合がありますが、マウスのクリックによる操作は行えません。

チェック項目

これらのトラブルの原因を特定するためのチェック項目は以下のとおりです。
可能な範囲でテストを行ってください。
  • 再現性の有無. メモリ不足やその他の原因により Windows 自体の動作が不安定になり、上記のような 障害が発生するケースもあります。一度 Windows を終了し、再度コンピュータを起動 させて、障害が発生したときと同様の操作を行ってください。強制終了やハングアッ プが再現しない場合には、そのまましばらく使用して様子をみてください。ある程度 の頻度で発生するのであれば、以下のチェック項目を参照してください。
  • 常駐アプリケーションの影響の有無. 同時に動作している他のアプリケーションやツール、スクリーン セーバーによる影響 も原因として考えられます。 [スタート メニュー] の [スタートアップ] フォルダか らすべてのアプリケーションを別のフォルダに移動させてからコンピュータを再起動 し、Excel のみが起動している状態で、障害が発生したときと同様の操作を行ってく ださい。
  • SAFE モードでの再現性の有無. Windows 98 および 95 には「SAFE モード」という起動方法があります。SAFE モード では、Windows 98 および 95 が最低限必要とする、マウス、キーボード、標準解像度 のディスプレイ ドライバ、デバイス マネージャ ドライバだけをロードして起動しま す。また、CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT での設定も無視して起動します。従って、 SAFE モードで障害が再現しなければ、以下のようなものの中のいずれかに原因がある と予想されます。
    • CONFIG.SYS か AUTOEXEC.BAT で組み込まれる各種のドライバやメモリに常駐する プログラム
    • ディスプレイ ドライバ
    • ネットワーク ドライバ
    • タスクバーのスタートアップに登録されているプログラム
    • WIN.INI の load= か run= で登録されているプログラム


      SAFE モードで障害が発生しないことを確認できた場合には、上記の構成要素のいずれ かを一つずつ取り除いたり、変更したりすることにより障害の原因を特定することが できます。なお、SAFE モードでの起動方法につきましては、Windows 98 および 95 の [スタート] メニューから [ヘルプ] を選択し、[キーワード] タブで "Safe モード" と入力し、「Safe モードで Windows を起動するには」の項目を参照 してください。クリーン ブートを実行するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      243039 Windows 95 でクリーン ブートを実行する方法
  • ファイルに依存する障害かどうかの確認. 新規ブック上で同様の操作を行ってみてください。新規ブックにおいて障害が再現し ない場合には、何らかの原因によって障害の発生したファイルの内部情報が破損して いる可能性があります。このような場合、そのファイルの必要なデータを新規のブッ クに貼り付けて保存したり、テキスト ファイル形式で保存することにより、ファイル を復旧できることがあります。ただし、テキスト ファイル形式で保存すると、書式や 数式等の情報は欠落します。
  • システムリソースの確認. Windows はシステムリソースが不足すると安定した動作を行えなくなることがありま す。必要なシステム リソースのパーセンテージは、環境や扱うファイル、または行う 操作などによって異なるため、一概には提示できませんが、目安として、Excel が起 動する前に 50% 以上、障害が発生する直前で 20% 以上は確保してください。なお、 この数値は、「システム」の [ヘルプ] - [バージョン情報] や、Excel の [ヘルプ] - [バージョン情報] コマンドで表示されるダイアログ ボックスの <システ ム情報> ボタンで確認することができます。
  • プリンタ ドライバによる影響の有無. 特に、プレビューを表示する際や印刷実行時に障害が発生する場合には、プリンタ ド ライバが原因である可能性が考えられます。実際にプリンタが接続されている必要は ありませんので、別のプリンタ ドライバに変更し、再現テストを行ってみてくださ い。 ただし、プリンタおよびプリンタドライバによっては、コンピュータとプリンタの間 で相方向通信を行いながら処理を行うものがありますので、いくつかの異なるプリン タ ドライバでテストを行ってください。
  • 他のコンピュータ システムでの再現性. コンピュータ自体、または Windows の環境自体に原因があるかどうかを切り分ける ために、別の環境がある場合には、そちらでのテストをおこなってください。
  • ディスクアクセスに関するトラブルシューティング. [コントロールパネル] - [システム] の [パフォーマンス] タブで <ファイル システム> ボタンをクリックし、[トラブルシューティング] タブの各項目に チェックをつけ、再現テストをおこなってください。
  • ハードディスクのメディアチェック. Windows 98 および 95 に添付されている、ディスク管理ツール「スキャンディスク」 を使用してハードディスクのチェックをすることができます。Windows 98 および 95 の [スタート] メニューから [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] で スキャンディスクを選択してください。 なお、Windows 98 および 95 にスキャンディスクが組み込まれていない場合には、 [コントロールパネル] - [アプリケーションの追加と削除] で [Windows ファイル] タブを選択し、スキャンディスクをセットアップしてください。
  • BIOS のバージョン確認. コンピュータの中には BIOS を書き換えることができるものがあります。使用して いるコンピュータのメーカーに確認し、可能であれば、最新のバージョンの BIOS を入手してください。
  • コンピュータ ウイルスのチェック. まれではありますが、コンピュータ ウイルスの感染が原因となることもありま す。特にパソコン通信やインターネットを利用してソフトウェアをダウンロード しているような場合には注意が必要です。
プロパティ

文書番号:405483 - 最終更新日: 2016/10/04 - リビジョン: 1

Microsoft Excel 2000 Standard Edition, Microsoft Excel 97 Standard Edition

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