Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1、および Windows Server 2008 SP2 用の .NET Framework 4.5.2 のセキュリティおよび品質ロールアップについて(サポート情報記事 4054995)

適用対象: Microsoft .NET Framework 4.5.2

概要


このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft .NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証しない場合に、存在するセキュリティ機能のバイパスの脆弱性を解決します。 このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証できるようにサポートすることで、脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0786 (英語情報) を参照してください。

さらに、このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework および .NET Core コンポーネントが XML ドキュメントを正しく処理しない場合に存在するサービス拒否の脆弱性を解決します。 この更新プログラムは、.NET Framework と .NET Core コンポーネント アプリケーションが XML ドキュメント プロセスを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0764 (英語情報) を参照してください。

重要

  • この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。 そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。 詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムの関連情報


  • 拡張キー使用法 (EKU) は、「RFC 5280 のセクション 4.2.1.12」で説明されています。 この拡張機能は、キー使用拡張機能で指定されている基本的な目的に追加するか、それを置き換えて使用できる、認証公開キーの 1 つ以上の目的を示します。 たとえば、サーバーでクライアントを認証するために使用する証明書は、クライアント認証目的に設定されていなければなりません。 同様に、サーバーを認証するために使用する証明書は、サーバー認証目的に設定されていなければなりません。 この変更では、証明書の適切なクライアント/サーバー EKU が必要なだけでなく、ルート証明書が無効化されている場合、証明書チェーンの検証が失敗します。

    認証用に証明書が使用される場合は、認証アプリがリモートのエンドポイントで提供される証明書を調べ、アプリケーションのポリシー拡張機能で正しい目的のオブジェクトの識別子を探します。 クライアント認証用に証明書が使用される場合は、クライアント認証用のオブジェクトの識別子が証明書の EKU 拡張機能に存在しなければりません。この識別子が存在しないと、認証に失敗します。 クライアント認証用のオブジェクトの識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.2 です。 同様に、サーバー認証用に証明書が使用される場合は、このサーバー認証用オブジェクトの識別子が証明書の EKU 拡張機能に存在しなければりません。この識別子が存在しないと、認証に失敗します。 サーバー認証用のオブジェクトの識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.1 です。 EKU 拡張機能がない証明書は、そのまま正しく認証されます。

    最初に、正しい EKU OID 属性を使用し、正しく保護されるよう、コンポーネント証明書に変更を加えることを検討します。 再発行された証明書に一時的に正常にアクセスできない場合、接続の影響を避けるために、すべてのコンピューターでセキュリティの変更をオプトインするかまたはオプトアウトするかを選択できます。 これを行うには、構成ファイルで次の appsetting を指定します。
    <appSettings>    <add key="wcf:useLegacyCertificateUsagePolicy" value="true" /></appSettings>
    注: この値を “true” に変更すると、セキュリティの変更がオプトアウトされます。
  • Windows 7 Service Pack 1 (SP1) および Windows Server 2008 R2 SP1 に関連するこのセキュリティ更新プログラムの詳細については、次のマイクロソフト サポート技術情報の資料を参照してください。

4055532 Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用の .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1 の更新プログラムのセキュリティおよび品質ロールアップ (KB 4055532)

  • Windows Server 2008 に関連するこのセキュリティ更新プログラムの詳細については、次のマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

4055267 Windows Server 2008 SP2 用の NET Framework 2.0 SP2、3.0 SP2、4.5.2、4.6 更新プログラムのセキュリティおよび品質ロールアップ (KB 4055267)

更新プログラムの入手方法およびインストール方法


方法 1: Windows Update

この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。 自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。 セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、「Windows Update: FAQ」を参照してください。

方法 2: Windows Software Update Services (WSUS)

WSUS サーバーで、次の手順を実行します。

  1. スタート]、[管理ツール]、Microsoft Windows Server Update Services 3.0] の順に選択します。
  2. [ComputerName] を展開し、[ 操作] を選択します。
  3. 更新のインポート] を選択します。
  4. ブラウザーのウィンドウが開き、ActiveX コントロールをインストールするようにというメッセージが表示される場合があります。 操作を続行するには、ActiveX コントロールをインストールします。
  5. コントロールをインストールすると、[Microsoft Update カタログ] 画面が表示されます。Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 の場合は「4055532」と [検索] ボックスに入力し、Windows Server 2008 SP2 の場合は「4055267」と入力してから、[検索] を選択します。
  6. 実際の環境のオペレーティング システム、言語、プロセッサに合った .NET Framework パッケージを選択します。 [追加] を選択してバスケットに追加します。
  7. 必要なパッケージをすべて選択したら、[ バスケットの表示] を選択します。
  8. インポート] を選択して、WSUS サーバーにパッケージをインポートします。
  9. パッケージがインポートされたら [ 閉じる] を選択して WSUS に戻ります。

これで、WSUS 経由で更新プログラムをインストールすることができます。

更新プログラムの展開に関する情報

このセキュリティ更新プログラムの展開の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

20180109 セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報: 2018 年 1 月 9 日

更新プログラムのアンインストール情報

注: セキュリティ更新プログラムのアンインストールはお勧めしません。 この更新プログラムを削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] を使用します。

更新プログラムに伴う再起動に関する情報

更新対象のファイルがロックされたり使用されていない限り、この更新プログラムを適用した後にシステムを再起動する必要はありません。

更新プログラムの置き換えに関する情報

この更新プログラムを適用すると、以下の更新プログラムが置き換えられます。

ファイル情報


 

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法


適用対象


この資料は、以下を対象としています。
 
  • Microsoft .NET Framework 4.5.2 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
    • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
    • Windows 7 Service Pack 1
    • Windows Server 2008 Service Pack 2