Windows Server 2008 SP2 用の .NET Framework 4.6 のセキュリティおよび品質ロールアップについて (KB 4055002)

適用対象: .NET Framework 4.6

概要


このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft .NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証しない場合に、存在するセキュリティ機能のバイパスの脆弱性を解決します。 このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証できるようにサポートすることで、脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0786 (英語情報) を参照してください。

また、このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework および .NET Core コンポーネントが XML ドキュメントを適切に処理しない場合に存在するサービス拒否の脆弱性を解決します。  この更新プログラムは、.NET Framework と .NET Core コンポーネント アプリケーションが XML ドキュメント プロセスを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0764 (英語情報) を参照してください。

重要

  • .NET Framework 4.6 のすべての更新プログラムを適用するには、d3dcompiler_47.dll の更新プログラムがインストールされている必要があります。 この更新プログラムを適用する前に、含まれているd3dcompiler_47.dll の更新プログラムをインストールすることをお勧めします。 d3dcompiler_47.dll の更新プログラムの詳細については、Windows Server 2008 SP2 KB 4019478 を参照してください。
  • この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。 そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。 詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムの関連情報


  • 拡張キー使用法 (EKU) は、「RFC 5280 のセクション 4.2.1.12」で説明されています。 この拡張機能は、キー使用拡張機能で指定されている基本的な目的に追加するか、それを置き換えて使用できる、認証公開キーの 1 つ以上の目的を示します。 たとえば、サーバーでクライアントを認証するために使用する証明書は、クライアント認証目的に設定されていなければなりません。 同様に、サーバーを認証するために使用する証明書は、サーバー認証目的に設定されていなければなりません。 この更新プログラムは、ルート証明書が無効な場合に証明書チェーンの検証に失敗するようにこのプロセスを変更します。 証明書に適切なクライアントまたはサーバーの EKU が必要という条件に加えて、この条件が必要です。 

    認証用に証明書が使用される場合、認証アプリは、リモート エンドポイントから提供された証明書を調べ、アプリケーションのポリシー エクステンションにある正しい目的オブジェクトの識別子を探します。  クライアント認証用に証明書が使用される場合は、クライアント認証用のオブジェクトの識別子が証明書の EKU エクステンションに存在する必要があります。この識別子が存在しないと、認証に失敗します。 クライアント認証用のオブジェクト識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.2 です。同様に、サーバー認証に証明書が使用されている場合、サーバー認証用のオブジェクト識別子が証明書の EKU 拡張機能に存在する必要があります。そうでない場合、認証に失敗します。 サーバー認証用のオブジェクトの識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.1 です。 EKU 拡張機能がない証明書は、そのまま正しく認証されます。

    コンポーネントの証明書に変更を加えて、正しい EKU OID 属性を使用し、セキュリティで適切に保護されていることを確認します。 再発行された証明書に一時的に正常にアクセスできない場合、接続の影響を避けるために、すべてのコンピューターでセキュリティの変更をオプトインするかまたはオプトアウトするかを選択できます。 これを行うには、構成ファイルで次の appsetting 値を指定します。
    <appSettings>    <add key="wcf:useLegacyCertificateUsagePolicy" value="true" /></appSettings>
    注: この値を “true” に変更すると、セキュリティの変更がオプトアウトされます。
  • Windows Server 2008 SP2 に関連するこのセキュリティ更新新プログラムの詳細については、次のマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

4055267 Windows Server 2008 SP2 用の NET Framework 2.0 SP2、3.0 SP2、4.5.2、4.6 更新プログラムのセキュリティおよび品質ロールアップ (KB 4055267)

更新プログラムの入手方法およびインストール方法


方法 1: Windows Update

この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。 自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。 セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、「Windows Update: FAQ」を参照してください。

方法 2: Windows Software Update Services (WSUS)

WSUS サーバーで、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] をクリックします。
  2. [ComputerName] を展開し、[操作] をクリックします。
  3. [更新のインポート] を選択します。
  4. ブラウザーのウィンドウが開き、ActiveX コントロールをインストールするようにというメッセージが表示される場合があります。 操作を続行するために、ActiveX コントロールをインストールする必要があります。 
  5. [Microsoft Update カタログ] 画面が開きます。[検索] ボックスに「4055532」と入力し、[検索] をクリックします。 
  6. 実際の環境のオペレーティング システム、言語、プロセッサに合った .NET Framework パッケージを選択します。 [追加] をクリックしてバスケットに追加します。
  7. 必要なパッケージをすべて選択したら、[バスケットの表示] をクリックします。 
  8. [インポート] をクリックして、WSUS サーバーにパッケージをインポートします。
  9. WSUS に戻るには、パッケージをインポートした後に [閉じる] をクリックします。

これで、WSUS 経由で更新プログラムをインストールすることができます。

更新プログラムの展開に関する情報

このセキュリティ更新プログラムの展開の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

20180109 セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報: 2018 年 1 月 9 日

更新プログラムのアンインストール情報

注: セキュリティ更新プログラムのアンインストールはお勧めしません。 この更新プログラムを削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] を使用します。

更新プログラムに伴う再起動に関する情報

更新対象のファイルがロックされたり使用されていない限り、この更新プログラムを適用した後にシステムを再起動する必要はありません。

更新プログラムの置き換えに関する情報

この更新プログラムを適用すると、以下の更新プログラムが置き換えられます。

ファイル情報


 

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法