Windows 10、Windows Server 2016、または Windows Server 2019 でカスタムの既定のユーザー プロファイルを使用するとパフォーマンスが低下する

適用対象: Windows 10, version 1903Windows 10, version 1809Windows Server 2019, all versions

現象


次のような状況で問題が発生します。

  • 新しい既定のユーザー プロファイルを作成して有効にします。
  • 新しいユーザーは、Windows 10、Windows Server 2016、または Windows Server 2019 ベースのコンピューターの既定のプロファイルから作成されたプロファイルを使用してログオンします。

この状況で、次のいずれかの現象が発生します。

  • デスクトップ アイコンが表示されるまでに時間がかかります。
  • Internet Explorer または Microsoft Edge で起動または参照すると、パフォーマンスが低下します。
  • 次のような ESENT エラーがイベント ログに記録されます。

    注: 完全なイベント ログ メッセージは、"C:\Users\Administrator" など、別のユーザー フォルダの場所との関連付けも示している場合があります。

原因


この問題は、既定のユーザー プロファイルに別のユーザーのキャッシュ データベースのロックされたコピーが含まれているために発生します。

新しいユーザーがコンピューターにログオンすると、既定のユーザー プロファイル コンテンツが新しいプロファイルに組み込まれます。 Windows シェルとデスクトップのロードが開始すると、データベースを使用するために完全に初期化することができません。 データベースを使用するアプリケーションでは、パフォーマンスが悪くなったりエラーが報告されたりする可能性があります。

解決方法


この問題を解決するには、次の手順を実行します。

手順 1

管理者の資格情報を持つアカウントを使用して、影響を受ける各コンピューターにログオンし、次の隠しファイルとフォルダーを削除します。

File: C:\Users\Default\AppData\Local\Microsoft\Windows\WebCacheLock.datFolder: C:\Users\Default\AppData\Local\Microsoft\Windows\WebCache


手順 2

コンピューター上の各ユーザー アカウントについて、そのユーザーが完全にログオフし、プロファイルが完全にアンロードされたことを確認してから、次の隠しファイルとフォルダーを削除します。

File: C:\Users\<affectedUserFolder>\AppData\Local\Microsoft\Windows\WebCacheLock.datFolder: C:\Users\<affectedUserFolder>\AppData\Local\Microsoft\Windows\WebCache

注: <affectedUserFolder> は、ユーザー プロファイル フォルダー名のプレースホルダーです。 たとえば、管理者ユーザー アカウントの場合、フォルダーは C:\Users\Administrator にあります。 コンピューター上の影響を受けるユーザー アカウントごとに、上記のファイルとフォルダーを削除する必要があります。

隠しファイルを表示する方法

隠しフォルダーを表示するには、以下の手順を実行します。

  1. Windows エクスプローラーで、[ファイル]、[オプション] の順に選択します。
  2. [表示] タブで、[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する] オプションを選択します。
  3. [保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない (推奨)] オプションをオフにし、[OK] をクリックします。

注: 問題が解決したら、2 つのオプションを再選択することをお勧めします。

詳細


キャッシュ データベースは、個々のコンピューターへの初回ログオン時にユーザーごとに生成されるように設計されているため、テンプレートとして使用することを意図した既定またはその他のユーザー プロファイルにキャッシュ データベースを含めることをマイクロソフトは推奨またはサポートしません。