ファイル レプリケーション サービスを構成して、レプリケーションをブロックする共有違反を軽減する方法

概要

この資料では、ファイル レプリケーション サービス (FRS) を構成して、レプリケーションをブロックする共有違反を軽減する方法について説明します。Install Override 機能を使用すると、ファイルのインストールに関する共有違反で FRS を優先させることができます。ここでは、Windows Server 2003 でファイル レプリケーション サービスの Flags コマンド ライン スクリプト ツール (FrsFlags.vbs) を使用して、FRS の Install Override 機能を構成する方法について説明します。



FrsFlags.vbs は Windows Server 2003 Resource Kit Tools に含まれています。Active Directory 内のレプリカ オブジェクトに対して FrsFlags 属性を設定または消去するには、このツールを使用します。レプリカ セットの FrsFlags 属性によって、Install Override が有効か無効かが決まります。Install Override 機能を有効にするには、FrsFlags 属性を設定します。Install Override 機能を無効にするには、FrsFlags 属性を消去します。

詳細

FrsFlags では、次の構文を使用します。

frsflags[-s][-u][-d][ReplicaName][DomainName]
frsflags に使用するパラメータは次のとおりです。

  • -s : レプリカ セットに対して FrsFlags 属性を設定する場合に使用します。

  • -u : レプリカ セットの FrsFlags 属性を消去する場合に使用します。

  • -d : レプリカ セットの FrsFlags フラグの現在の値を表示する場合に使用します。

  • ReplicaName : レプリカ セットの名前を指定します。ReplicaName には、ドメイン ベースの DFS レプリカまたは SYSVOL レプリカのいずれかを指定できます。

  • DomainName : 完全ドメイン名を指定します。



    : SYSVOL レプリカの場合は SYSVOL と指定します (SYSVOL の大文字と小文字は区別されません)。



DomainName ドメイン内の ROOT|DFS レプリカに FrsFlags 属性を設定するには、次のコマンドを使用します。

frsflags –s ROOT|DFS DomainName.com
指定したレプリカ セットでの Install Override 機能の状態を表示するには、Ntfrsutl.exe コマンド ライン ツールを使用します。これを行うには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。

ntfrsutl sets ComputerName
次のような出力が表示されます。

無効の場合 :  RepSetObjFlags: 00000000 Flags [<Flags Clear>]      
有効の場合 : RepSetObjFlags: 00000001 Flags [InstallOverride ]
注意事項 : Install Override 機能を有効にするには、必ず NTFRS サービスを停止してから再開してください。



FRS での共有違反エラーの詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。


822300 使用中のデータを FRS でレプリケートするときにエラー "ERROR_SHARING_VIOLATION" が発生する

Windows Server 2003 Resource Kit Tools のダウンロードおよびインストール方法の詳細を参照するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

プロパティ

文書番号:816493 - 最終更新日: 2008/01/13 - リビジョン: 1

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