インターネット経由で Windows Server 2003 のライセンス認証の手続きを行うと "メッセージ番号: 32777" のエラー メッセージが表示される


現象


インターネット経由で Windows Server 2003 のライセンス認証の手続きを行うと、Windows 製品のライセンス認証に失敗し、以下の問題が発生する場合があります。
  • ユーザー名とパスワードを確認するメッセージが表示されます。
  • 次のエラー メッセージが表示されます。
    ライセンス認証サーバーと接続できません。ネットワークの設定を確認して、インターネットに接続できることを確認してから、もう一度行ってください。
ユーザー名とパスワードを入力したかどうかに関係なく、Windows 製品のライセンス認証に失敗します。

原因


この問題は、以下の両方の条件に該当する場合に発生します。
  • サーバーで Microsoft Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効になっています。


    および
  • 基本認証が有効にされたプロキシ サーバー経由でインターネットに接続しています。
Internet Explorer セキュリティ強化の構成 ("Internet Explorer hardening" とも呼ばれます) では、証明書の取り消し (失効) を使用します。証明書の失効情報の参照中に、URL の取得が行われます。この場合、URL 取得はプロキシ サーバーを経由し、ログオンしたユーザーの明示的なコンテキストの外部で行われます。そのため、基本認証によってユーザーにアカウント名とパスワードの確認画面が誤って表示されます。通常、ユーザーは証明書が検証されていることに気が付かず、一連の証明書の検証時に何度も確認画面が表示される場合があります。

回避策


この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用します。


: 以下の方法は、最も優先する方法から優先する順に記載されています。

方法 1 : 基本認証を使用しないようにする

プロキシ サーバーで基本認証を使用しないようにします。基本認証を使用する必要がある場合は、基本認証の要求から証明書失効リスト (CRL) の URL を除外します。これを行うには、プロキシ サーバーを構成し、次の一覧の CRL にアクセスするときに認証が実行されないようにします。
  • http://crl.microsoft.com/pki/crl/productsMicrosoftProductSecureServer.crl
  • http://crl.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftProductSecureCommunications.crl
  • http://crl.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftRootAuthority.crl
  • http://www.microsoft.com/pki/crl/productsMicrosoftProductSecureServer.crl
  • http://www.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftProductSecureCommunications.crl
  • http://www.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftRootAuthority.crl

方法 2 : 電話でライセンス認証の手続きを行う

Windows のライセンス認証の手続きを行うと、この資料の「現象」に記載されているエラー メッセージが表示される場合は、ライセンス認証ウィザードで [電話] ボタンをクリックし、電話で Windows のライセンス認証の手続きを行います。

方法 3 : Internet Explorer で証明書の取り消しをオフにする

Internet Explorer で証明書の取り消しをオフにして、Windows のライセンス認証の手続きを完了します。これを行うには、以下の手順を実行します。


: マイクロソフトでは、Internet Explorer で証明書の取り消しをオフにしないことをお勧めします。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックし、[設定] ボックスの一覧にある以下のチェック ボックスをオフにします。
    発行元証明書の取り消しを確認する

    サーバー証明書の取り消しを確認する (再起動が必要)
  4. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
  5. Internet Explorer を終了して再起動します。
  6. Windows のライセンス認証を行います。
  7. Internet Explorer で、[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  8. [詳細設定] タブをクリックし、[設定] ボックスの一覧にある以下のチェック ボックスをオンにします。
    発行元証明書の取り消しを確認する

    サーバー証明書の取り消しを確認する (再起動が必要)
  9. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
  10. Internet Explorer を終了して再起動します。

詳細


他の問題でもエラー メッセージ番号 32777 が発生する場合があるため、Setuplog.txt ファイルを確認し、この資料に記載された問題がこのエラーの原因かどうかを判断できます。通常、状態コード 407 では、この資料に記載された問題が発生します。Setuplog.txt ファイルに出力された状態コード 407 の例を次に示します。
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,4423,,DISPID_EXTERNAL_CONNECTEDTOINTERNETEx
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobcomm\connmgr.cpp,1560,,tries to connect to the WPA HTTP server
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobcomm\connmgr.cpp,2170,,Disabled RAS Autodial for current logon session
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobcomm\connmgr.cpp,1480,,HTTP status code from WPA HTTP server 407
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobcomm\connmgr.cpp,2184,,Restore value of RAS Autodial for current logon session
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobcomm\connmgr.cpp,1657,,could connect to WPA HTTP server
03/03/2003 09:37:51,OOBE Trace,0,,GetPreferredConnection: null
03/03/2003 09:37:51,OOBE Trace,0,,UseModem: false
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,3049,,DISPID_EXTERNAL_CONNECT
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,3054,,DISPID_EXTERNAL_RECONNECT
03/03/2003 09:37:51,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,4500,,DISPID_EXTERNAL_ACTIVATE
03/03/2003 09:37:52,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,6979,,Waiting for response from m_pLicenseAgent->AsyncProcessHandshakeRequest()
03/03/2003 09:37:52,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,5724,,m_pLicenseAgent->AsyncProcessHandshakeRequest() failed. Error = 32777
03/03/2003 09:37:52,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,311,,Windows Product Activation error.
03/03/2003 09:37:52,d:\dnsrv\base\ntsetup\oobe\msobmain\msobmain.cpp,313,,ReturnActivationStatus: Status = 7, Detail = 32777
03/03/2003 09:37:52,OOBE Trace,0,,Activation failed. Error = 7

関連情報


この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 816897 (最終更新日 2004-06-30) を基に作成したものです。