Windows Server 2003 ベースのサーバー クラスタのファイル共有で共有フォルダのシャドウ コピーを構成する方法


はじめに


Microsoft Windows Server 2003 には、共有フォルダのシャドウ コピー機能が用意されており、フォルダ内の特定のファイルまたはファイル グループを以前のバージョンに戻すことができます。この資料では、Windows Server 2003 のサーバー クラスタで共有フォルダのシャドウ コピーのターゲットを構成する方法について説明します。

詳細


シャドウ コピーを構成するには、まず、クラスタ アドミニストレータ ツールを使用して、サーバー クラスタにファイル共有リソースを作成する必要があります。また、ファイル共有リソースを含む同じグループに、新たなハード ディスクを追加することをお勧めします。追加されたディスクは、シャドウ コピーのバックアップ先デバイスとして機能します。
Microsoft Windows 2000 ベースのサーバー クラスタにファイル共有を作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

224967 クラスタ上でファイル共有を作成する方法

: シャドウ コピーの作成先ドライブとして、ファイル共有リソースを含むドライブを使用することはできますが、パフォーマンス上の理由から、他の物理ハード ディスク ドライブを使用することをお勧めします。


重要 : シャドウ コピーのバックアップに使用するハード ディスクに対し、ドライブ文字を割り当てる必要があります。可能であれば、マウント ポイントにシャドウ コピーを作成することは避けてください。クラスタ内のマウント ポイントにシャドウ記憶域を設定することは、Windows Server 2003 のサーバー クラスタでサポートされています。
クラスタのマウント ポイントにシャドウ記憶域を設定する際の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

883282 Windows Server 2003 のボリューム シャドウ コピー サービスを使用するときに、ボリューム間のシャドウ記憶域領域の関連付けを作成できない


シャドウ コピーを構成する

サーバー クラスタにシャドウ コピーを構成する場合、ホスト ドライブとコピー先ドライブとの間に依存関係が自動的に構成されます。この依存関係を手動で作成する必要はありません。シャドウ コピーを構成するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. [共有フォルダ] を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして、[シャドウ コピーの構成] をクリックします。
  3. [ボリュームの選択] ボックスで、シャドウ コピーの作成元となるファイル共有リソースを含むドライブをクリックします。たとえば、ドライブ R をクリックします。
  4. [設定] をクリックし、[次のボリューム上に配置] ボックスでシャドウ コピーの保存先となるドライブをクリックします。


    : [次のボリューム上に配置] ボックスに保存先のドライブを表示するには、そのドライブに共有が含まれている必要があります。
  5. シャドウ コピーのサイズ制限を構成しない場合は、[制限なし] をクリックします。
  6. [OK] をクリックし、[有効] をクリックします。
  7. [はい] をクリックして、シャドウ コピーを有効にします。


    : 最初のシャドウ コピーを作成するときに、遅延が発生する場合があります。
  8. [OK] をクリックします。
シャドウ コピーを有効にすると、次の現象が発生します。
  • ホスト ドライブが保存先ドライブに依存するようになります。
  • ボリューム シャドウ コピー サービス タスクのリソースが、シャドウ コピーを作成したドライブを含むリソース グループに作成されます。このリソースは、シャドウ コピーのスケジュールの同期を実行する場合に使用されます。
833167 Windows Server 2003 用のボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) 修正プログラム パッケージのリリースについて


詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。