Windows XP 復元機能によりファイルへの書き込み操作に遅延が発生する場合がある。

概要

システムの復元機能の監視対象である拡張子を持つファイルへの書き込操作に遅延が発生する場合 があります。

詳細

書き込みを行うファイルの拡張子が %SystemRoot%\System32\Restore\Filelist.xml の <Include> セクションに登録されている場合 そのファイルに対して書き込み処理を行っている最中に "システムの復元ポイントの作成" を実施すると、そのファイルの書き込み処理に遅延が発生する場合があります。これは システム の復元機能が Filelist.xml の <Include> セクションに登録されている拡張子のファイルを監視している為です。

※ファイルの拡張子が Filelist.xml の<Include> セクションに登録されていないファイルや 登録されていても そのファイルの書き込み先フ ォルダが Filelist.xml の <Exclude> セクションに登録されているフォルダの場合にはこの現象は発生しません。

回避策

  1. アプリケーションで、%SystemRoot%\System32\Restore\Filelist.xml の <Include> セクションに登録されている拡張子を持つファイルへの書き込み処理を行っている場合、そのファイルを使用しないようにアプリケーションを変更す る。
  2. ファイルの書き込み先ドライブ が System Restore ユーティリティの監査対象になっている場合、そのドライブを監査対象から除外する。


    ※特定のドライブを監査対象から除外する方法につきましては次の弊社サポート技術情報をご参照ください。

    287505 : [システムの復元] ユーティリティをドライブ毎に設定する方法
    http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;287505
  3. Filelist.xml の中身を編集し、書き込み対象となる拡張子を監視対象から除外する。もしくは書き込み先フォルダを監視対象から除外する。

    Filelist.xml の編集方法につきましては以下をご参照ください。


    (a). 任意の拡張子を監査対象から除外する場合

    監査対象の拡張子は Filelist.xml の <Include> セクションに以下のように記述されています。
    例として 拡張子 "EXE" を持つファイルを監査対象から除外する場合 <REC>EXE</REC>と記述された1行を削除します。

    <EXTENSIONS>            
    <Include>
    <REC>~~C</REC>
    <REC>~~D</REC>
    <REC>12A</REC>
    <REC>1PA</REC>
    <REC>1ST</REC>
    <REC>386</REC>
    <REC>8BA</REC>
    <REC>8BY</REC>
    <REC>EXE</REC>
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^この行を削除します。

    (b). 監視対象から除外するフォルダを加える場合

    監視対象から除外されるフォルダは Filelist.xml の <Exclude> セクションに以下のように記述されています。
    例として "TEMP2" というフォルダを監視対象から除外する場合 <REC>*:\TEMP2</REC>という行を追加します。

    <DIRECTORIES>
    <Exclude>
    <REC>%cookies%</REC>
    <REC>%favorites%</REC>
    <REC>%History%</REC>
    <REC>%internetcache%</REC>
    <REC>%nethood%</REC>
    <REC>%personaldocuments%</REC>
    <REC>%ProgramFiles%\WindowsUpdate</REC>
    <REC>%windir%\Downloaded Program Files</REC>
    <REC>%windir%\Offline Web Pages</REC>
    <REC>%windir%\PCHealth\HelpCtr\Config</REC>
    <REC>%windir%\PCHealth\HelpCtr\Database</REC>
    <REC>%windir%\PCHealth\HelpCtr\DataColl</REC>
    <REC>%windir%\PCHealth\HelpCtr\System</REC>
    <REC>%windir%\PCHealth\HelpCtr\Vendors</REC>
    <REC>%windir%\pchealth\ErrorRep\UserDumps</REC>
    <REC>%windir%\prefetch</REC>
    <REC>%windir%\temp</REC>
    <REC>*:\~MSSETUP.T</REC>
    <REC>*:\$WIN_NT$.~LS</REC>
    <REC>*:\$WIN_NT$.~BT</REC>
    <REC>*:\System Volume Information</REC>
    <REC>*:\SIS Common Store</REC>
    <REC>*:\TEMP</REC>
    <REC>*:\TEMP2</REC>
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^この行を追加します。

※注意: Filelist.xml は サービスパック、修正モジュール等のインストールにより その内容が更新される可能性がございます。更新されていた場合は手動でFilelist.xml を編集し直す必要がございますのでご注意くださ い。
プロパティ

文書番号:873218 - 最終更新日: 2004/09/06 - リビジョン: 1

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