Office 2003 プログラムで Office 2003 テンプレートを管理する方法

Microsoft Office XP については、次の資料を参照してください。290232
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明

はじめに

この資料では、Microsoft Office 2003 に関する次の項目について説明します。
  • Office 2003 のテンプレートの場所
  • [テンプレート] ダイアログ ボックスに利用可能なテンプレートが表示されるしくみ
  • カスタム テンプレートを検出する場所を制御するレジストリ設定

詳細

Office 2003 では、Office 2003 プログラムで作成した新しいカスタム テンプレート ファイルはすべて 1 つの場所に保存されます。


Office 2003 には 4 つのテンプレート カテゴリがあります。[新しい仕事] ウィンドウの [このコンピュータ上のテンプレート] をクリックすると、使用している Office 2003 プログラムで、そのプログラムに属しているテンプレートが以下の場所から検索されます。
  • ユーザー テンプレート ファイルの場所
  • ワークグループ テンプレート ファイルの場所
  • アドバタイズされたテンプレートとインストールされたテンプレート ファイルの場所
  • ファイル以外をベースとするテンプレート ファイルの場所

ユーザー テンプレート ファイルの場所

新しく作成された、または変更されたテンプレートはユーザーのプロファイル ディレクトリのフォルダに保存されます。ユーザー プロファイル ディレクトリにあるフォルダには、構成設定およびオプションが格納されています。ユーザーと一緒に移動させる必要のあるものは、プロファイルの一部としてすべてこのディレクトリに格納されます。


デフォルトでは、ユーザー テンプレート ファイルは次の場所に格納されています。
C:\Documents and Settings\user name\Application Data\Microsoft\Templates
: ユーザー テンプレート ファイルの場所は変更できます。

テンプレートの場所を変更する方法

Microsoft Office Word 2003 を使用すると、新しいテンプレートが保存される場所を変更できます。これを行うには、次の手順を実行します。


: Word 2003 を使用して新しいテンプレートが保存される場所を変更した場合、すべての Office 2003 プログラム テンプレートが保存される場所も変更されます。
  1. Word 2003 を起動します。
  2. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
  3. [既定のフォルダ] タブで [ユーザー テンプレート] をクリックし、[変更] をクリックします。
  4. [フォルダの変更] ダイアログ ボックスで [フォルダ名] ボックスまたは [ファイルの場所] ボックスの一覧で、新しいテンプレートの保存先のフォルダを指定し、[OK] をクリックします。
  5. [OK] または [閉じる] をクリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
変更したパスは Windows レジストリに記録され、次回、新しいテンプレートを保存するときに使用されます。詳細については、「ユーザー テンプレート ファイルの場所とワークグループ テンプレート ファイルの場所に対する Windows レジストリ設定の変更」を参照してください。


: ネットワーク管理者は Microsoft Office 2003 Resource Kit に含まれているポリシー テンプレートを使用して、新しいテンプレートを保存する場所を変更できます。詳細については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。


また、プロファイルの [Templates] フォルダ内に新しいフォルダを作成することで、[テンプレート] ダイアログ ボックスに表示されるカスタム タブを作成することもできます。新しいフォルダと同じ名前のタブが、[テンプレート] ダイアログ ボックスに表示されます。これらのタブを使用して、新しいテンプレートを細かく分類することができます。


[テンプレート] ダイアログ ボックスを表示するには、使用している Office 2003 プログラムに応じて次のいずれかの方法を使用します。
  • Microsoft Office Access 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新しいファイル] 作業ウィンドウの [このコンピュータ上のテンプレート] をクリックします。
  • Microsoft Office Excel 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新しいブック] 作業ウィンドウの [このコンピュータ上のテンプレート] をクリックします。
  • Microsoft Office FrontPage 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新規作成] 作業ウィンドウの [その他のページ テンプレート] または [その他の Web サイト テンプレート] をクリックします。
  • Microsoft Office PowerPoint 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新しいプレゼンテーション] 作業ウィンドウの [このコンピュータ上のテンプレート] をクリックします。
  • Microsoft Office Publisher 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新しい文書] 作業ウィンドウの [テンプレート] をクリックします。


    : Publisher 2003 には [テンプレート] ダイアログ ボックスはありません。その代わり、[新しい文書] 作業ウィンドウの [テンプレート] の下に新しいカスタム テンプレート フォルダが表示されます。
  • Word 2003 では、[ファイル] メニューの [新規作成] をクリックしてから [新しい文書] 作業ウィンドウの [このコンピュータ上のテンプレート] をクリックします。

ワークグループ テンプレート ファイルの場所

この場所に保存されるテンプレートは、通常ユーザー テンプレート ファイルの場所に保存されるテンプレートと同じです。異なる点は、ほとんどの保存先がネットワーク ドライブ上の共有フォルダであることです。デフォルトでは、ワークグループ テンプレート ファイルの場所は特定のフォルダに設定されておらず、空白です。


: ネットワーク管理者は、ワークグループまたは会社で使用するテンプレートの提供元として共有の場所を設定することができます。通常、ワークグループ テンプレート ファイルの場所は読み取り専用の共有ネットワーク フォルダです。


Office 2003 プログラムは、既存のテンプレートを検索するためにデフォルトのユーザー テンプレート ファイルの場所を検索するだけでなく、追加のテンプレートが存在するかどうかを確認するために、ワークグループ テンプレート ファイルの場所を検索します。


ワークグループ テンプレート ファイルの場所およびワークグループまたは会社でテンプレートを共有する方法の詳細については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

アドバタイズされたテンプレートとインストールされたテンプレート ファイルの場所

アドバタイズされたテンプレートとは、Office 2003 に含まれているテンプレートのことです。これらのテンプレートは、[テンプレート] ダイアログ ボックスに表示されます。インストールの種類によっては、コンピュータにすべてのテンプレートがインストールされていない場合もあります。ただし、[テンプレート] ダイアログ ボックスには、それぞれの Office 2003 プログラムでそれらのテンプレートが利用可能であるように表示されます。


テンプレートを選択したときに Office 2003 プログラムによってそのテンプレートがインストールされているかどうかが判断されます。テンプレートがインストールされている場合には、そのテンプレートを基にした新しい文書が開きます。テンプレートがアドバタイズされていてもインストールはされていない場合には、テンプレートをインストールするように通知するメッセージがプログラムから表示されます。


Office 2003 インストール プログラムを起動して、テンプレート グループを [初めて実行するときにインストール] に設定することにより、インストール済みのテンプレートを削除できます。この操作を実行すると、コンピュータから実質的にテンプレートが削除され、再びアドバタイズされたテンプレートに戻ります。デフォルトでは、Microsoft Office のインストール済みのテンプレートはすべて次のフォルダにインストールされます。
C:\Program Files\Microsoft Office\Templates\Language ID Number
: Language ID Number (言語 ID 番号) は、現在インストールされている言語を表す 4 桁のコードです。たとえば、Office 2003 の英語 (米国) 版は 1033 フォルダ、アラビア語版は 1025 フォルダ、ドイツ語版は 1031 フォルダにインストールされます。Office 2003 では多くの言語がサポートされており、同時に複数の言語をインストールすることができます。そのため、Templates フォルダには、複数の言語 ID フォルダが含まれることがあります。

ファイル以外をベースとするテンプレート

Office 2003 プログラムでは、新しいブック、文書、データベース、およびスライドを作成するために、ファイル以外をベースとするテンプレートが使用されます。名前からわかるように、これらの特殊ファイルの作成の基となる実際のテンプレートは存在しません。それぞれの Office 2003 プログラムに、適切な種類の新しいファイルを作成するために必要な情報が含まれています。


たとえば、Microsoft Word で空白の文書を作成するのに使用される全文書対象のテンプレート (Normal.dot) の場合、Word では内部に格納されている設定を使用して空白の新規文書を作成します。

ユーザー テンプレート ファイルの場所とワークグループ テンプレート ファイルの場所に対する Windows レジストリ設定の変更

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

Office 2003 では、ユーザー テンプレート ファイルの場所とワークグループ テンプレート ファイルの場所を記録するために 2 つのレジストリ キーを使用しています。これらの設定はどちらも次のレジストリ キーに記録されます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Common\General
ユーザー テンプレートの場所は UserTemplates 文字列値に格納されます。


ワークグループ テンプレートの場所は SharedTemplates 文字列値に格納されます。


カスタム テンプレートのデフォルトの場所を変更するまで、これらの文字列値は存在しません。デフォルトで、すべての Office 2003 プログラムはインストール済みテンプレートを検索します。そのため、Office 2003 プログラムの場所を検索する文字列値は必要ではありません。


ユーザー テンプレートの場所をこの資料の「ユーザー テンプレート ファイルの場所」に記載されているデフォルトの場所に戻した場合、UserTemplates 文字列値はレジストリから削除されます。ただし、ワークグループ テンプレートの場所をデフォルトに戻した場合は、SharedTemplates 文字列値はレジストリに保持されます。
プロパティ

文書番号:889495 - 最終更新日: 2008/11/13 - リビジョン: 1

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