現象
Microsoft Windows Server 2003 を実行するコンピュータを起動すると、サービスが開始されず、以下のエラー イベントがアプリケーション ログに記録されます。
イベント 1
イベント 2
回避策
重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
この問題を回避するには、レジストリに変更を加え、サービス コントロール マネージャのデフォルトのタイムアウト値を大きくします。 この値を 60 秒に増やすには、次の手順を実行します。
この問題を回避するには、レジストリに変更を加え、サービス コントロール マネージャのデフォルトのタイムアウト値を大きくします。 この値を 60 秒に増やすには、次の手順を実行します。
- [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に regedit と入力し、[OK] をクリックします。
- 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
- 右側のウィンドウで、ServicesPipeTimeout エントリを見つけます。
注 : ServicesPipeTimeout エントリがない場合は、作成する必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。- [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
- ServicesPipeTimeout と入力し、Enter キーを押します。
- [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
- [ServicesPipeTimeout] を右クリックし、[修正] をクリックします。
- [10 進] をクリックし、60000 と入力して [OK] をクリックします。
この値は、サービスがタイムアウトするまでの時間をミリ秒単位で表します。 - コンピュータを再起動します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
サービス コントロール マネージャは、イベント 7000 または 7011 が記録されるまで、ServicesPipeTimeout エントリで指定された時間待機します。Windows Trace Session Manager サービスに依存するサービスの開始に 60 秒以上を要する場合があります。このため、ServicesPipeTimeout の値を適切に増やして、すべての依存サービスが開始するのに十分な時間を設定します。
詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。