Windows Vista で拡張された文字について

はじめに

この資料では、Microsoft Windows Vista で改良された字形と追加された文字について説明します。Windows Vista に付属する JIS2004 対応フォントは以下の 6 書体です。
  • MS Pゴシック
  • MS ゴシック
  • MS UI Gothic
  • MS P明朝
  • MS 明朝
  • メイリオ

詳細

字形の改良

Windows Vista では従来の Windows と比べて、辞書や戸籍資料で利用されている漢字に近い文字へ改良されており、これまで正確に表示できなかった市町村名や氏名をコンピュータ上で扱うことができます。 たとえば Windows XP と Windows Vista では、以下のような違いがあります。


Windows XP で表示される字形Windows Vista で表示される字形
Windows XP で表示されるフォント Windows Vista で表示されるフォント

文字の追加

Windows Vista では従来の Windows では表示できなかった第 3 水準および第 4 水準の漢字を取り扱う事ができます。 これらの文字は、入力する際に変換候補の横に "環境依存文字 (unicode)" と表示されます。


文字変換候補

文字の改良、追加による影響とその対処

字形の改良、追加による影響とその対処 字形の改良および文字の追加による影響として以下のような現象が発生することが考えられます。

  • Windows Vista から Windows XP へ送ったメールの文字が正しく表示されない
    この資料に記載した文字が含むメール、または Word ファイルなどを Windows Vista から Windows XP へ送信した場合、受信側では Windows Vista の表示と異なったり、黒い点 (・) や四角 (□) で表示されたりすることがあります。

    この現象に対処するには、Windows XP ベースのコンピュータへ "MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント" をインストールします。 "MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント" を利用するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    927489 Windows XP および Windows Server 2003 で JIS2004 対応フォントを使用する方法
  • Web ページで入力した文字数が正確にカウントされない
    Web ページのフォームに Windows Vista で追加された文字を入力した場合、Web ページによっては入力した文字数よりも多くカウントされる場合があります。 Windows Vista で追加された文字の中には、2 つの文字を組み合わせて 1 つの文字として表示されているものがあります。この表示方式に Web ページが対応していない場合、文字数を多くカウントします。



    この現象に対処するには、他の文字を入力するか、または Web ページを この方式に対応させる必要があります。


    補足 : 2 つの文字を組み合わせて 1 つの文字を表示する方式をサロゲートペアと呼びます。
  • 結合文字を "横書き (日本語文字を左に 90 度回転)" で入力すると正しく結合されない
    拡張かな (「か」+半濁点「゜」、すなわち「か゜」) などの結合文字の書式を [横書き (日本語文字を左に 90 度回転)] に設定した場合、二字に分割した状態で回転するため結合文字として正しく表示できないことがあります。BUG #: 1007360 (WindowsOSBugs)BUG #: 1610672 (WindowsOSBugs)
  • 固定ピッチ フォントを使用すると、JIS2004 フォントで追加された文字の一部が狭く表示される
    固定ピッチ フォントである MS ゴシックや MS 明朝を使用した際に、特定の文字が他の文字と比べてわずかに狭く表示される場合があります。BUG #: 1411593 (WindowsOSBugs)

関連情報

Windows Vista で改良された文字の詳細情報、および追加された文字の一覧を参照するには、 次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:927488 - 最終更新日: 2009/07/08 - リビジョン: 1

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