Windows Vista でハイブリッド スリープからの復帰に必要な時間がかかることがある

はじめに

Windows Vista では、これまでの Windows が持つ休止状態に加え、新しい電源管理機能としてハイブリッド スリープを使用することができます。ハイブリッド スリープではスリープ状態に移行するときにメモリの内容をハード ディスクに書き込み、スリープ状態が一定時間続いた場合に自動的に休止状態に移行します。 この技術情報では、これまでの休止状態とハイブリッド スリープから復帰する場合の動作とそれに伴う問題について説明します。

現象

コンピュータが休止状態の時に電源を遮断した場合、休止状態からの復帰に必要な時間が通常の休止状態とハイブリット スリープでの休止状態で異なります。


ハイブリッド スリープの場合、通常の復帰ではスタンバイ状態からの復帰と同等であるため数秒で復帰することになります。これに対して該当の現象が発生する場合、 1 分程度と通常の休止状態からの復帰にくらべ長い時間がかかることになります。

原因

コンピュータが休止状態に移行する時に、メモリの内容を hiberfil.sys ファイルに書き込みます。 ハイブリット スリープからの休止状態では、ファイルに書き込むデータをより少なくするために、メモリ上の情報を加工して書き込みます。



休止状態から回復する場合、ハイブリッド スリープの場合は hiberfil.sys ファイル上のデータを復元する必要があり、これに伴いページングと呼ばれるディスクへの読み書きが発生します。 通常の休止状態と比較すると、ハイブリッド スリープの場合はページングの分だけ処理が長くなり、この時間はコンピュータに搭載されているメモリの容量により異なります。

状況

この動作は仕様です。
プロパティ

文書番号:935444 - 最終更新日: 2009/07/08 - リビジョン: 1

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