Internet Explorer 7 を開こうとすると、[ファイルのダウンロード - セキュリティの警告] ダイアログ ボックスが表示される

重要 : この資料には、コンピュータのセキュリティ設定を低くする方法、またはコンピュータのセキュリティ機能を無効にする方法が記載されています。これらの変更によって特定の問題を回避できますが、これらの変更を行う前に、記載された回避策を現在の環境に使用した場合の危険性を評価することをお勧めします。この資料の回避策の使用を決定した場合は、記載されている手順以外にも、コンピュータを保護するための適切な手順を実行してください。

現象

2007 年 5 月の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (MS07-027) をインストールした後に Windows Internet Explorer 7 を開こうとすると、[ファイルのダウンロード - セキュリティの警告] ダイアログ ボックスが表示され、次のメッセージが表示されることがあります。

このファイルを保存しますか?
また、[ファイルのダウンロード - セキュリティの警告] ダイアログ ボックスでは、ファイル名 "navcancl" が参照されています。このダイアログ ボックスを閉じた後、Internet Explorer 7 を起動することができません。

原因

この問題は、以下の条件に該当する場合に、Windows Vista ベースのコンピュータ上で発生します。

  • Temporary Internet Files フォルダがユーザーのフォルダ階層以外の場所に移動されている。たとえば、Temporary Internet Files フォルダが別のボリュームに移動されています。

  • フィッシング詐欺検出機能が有効になっている。

  • 保護モードが有効になっている。

この場合、新しい場所にある Temporary Internet Files フォルダには十分なアクセス許可がありません。そのため、フィッシング詐欺検出機能を開始することができません。この問題が発生すると、Internet Explorer 7 は起動せず、[ファイルのダウンロード - セキュリティの警告] ダイアログ ボックスが表示されます。



以下のいずれかの条件に該当する場合は、Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) ベースのコンピュータ、または Microsoft Windows Server 2003 ベースのコンピュータでもこの問題が発生する可能性があります。

  • Temporary Internet Files フォルダを含むフォルダが削除されている。

  • Temporary Internet Files フォルダのアクセス許可が変更されている。

この場合、フォルダへの書き込みができません。

回避策

この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 1 : Temporary Internet Files フォルダを元の場所に戻す

Windows Vista ベースのコンピュータで、方法 1 を使用するには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタン[スタート] ボタン をクリックし、[検索の開始] ボックスにインターネット オプションと入力し、[プログラム] の下の [インターネット オプション] をクリックします。

  2. [全般] タブの [閲覧の履歴] にある [設定] をクリックします。

  3. [フォルダの移動] をクリックします。

  4. [項目を追加するフォルダを選択してください] で、次のフォルダを選択します。

    C:\Users\User_Account_Name\AppData\Local\Microsoft\Windows
  5. [OK] を 2 回クリックします。

  6. 次のメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。

    Windows からログオフすると、[Temporary Internet Files] フォルダの移動が完了します。続行しますか?
  7. 再び、Windows Vista にログオンします。

Windows XP または Windows Server 2003 ベースのコンピュータで、方法 1 を使用するには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。inetcpl.cpl と入力し、[OK] をクリックします。

  2. [全般] タブの [閲覧の履歴] にある [設定] をクリックします。

  3. [フォルダの移動] をクリックします。

  4. [項目を追加するフォルダを選択してください] で、次のフォルダを選択します。

    C:\Documents and Settings\username\Local Settings
  5. [OK] をクリックし、[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

方法 2 : Temporary Internet Files フォルダにアクセス許可を付与する

Windows Vista ベースのコンピュータで、方法 2 を使用するには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタン[スタート] ボタン をクリックし、[検索の開始] ボックスにインターネット オプションと入力し、[プログラム] の下の [インターネット オプション] をクリックします。

  2. [全般] タブの [閲覧の履歴] にある [設定] をクリックします。

  3. [ファイルの表示] をクリックし、Temporary Internet Files フォルダを開きます。

  4. エクスプローラのアドレス ボックスで、[Temporary Internet Files] の前のフォルダ名をクリックします。

  5. [整理] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。

  6. [セキュリティ] タブの [編集] をクリックします。

  7. [グループ名またはユーザー名] ボックスで、対象となるユーザー名をクリックします。対象となるユーザーが表示されていない場合は、次の手順を実行します。

    1. [追加] をクリックします。

    2. [選択するオブジェクト名を入力してください] ボックスに、対象となるユーザー名を入力し [OK] をクリックします。

    3. [グループ名またはユーザー名] ボックスで、対象となるユーザー名をクリックします。

  8. [User_Name のアクセス許可] ボックスで、[フルコントロール] の [許可] チェック ボックスをオンにします。

  9. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

  10. エクスプローラを閉じます。

  11. [OK] を 2 回クリックします。

  12. Internet Explorer 7 を起動します。

Windows XP または Windows Server 2003 ベースのコンピュータで、方法 2 を使用するには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。inetcpl.cpl と入力し、[OK] をクリックします。

  2. [全般] タブの [閲覧の履歴] にある [設定] をクリックします。

  3. [ファイルの表示] をクリックします。

  4. エクスプローラで、Temporary Internet Files フォルダが含まれているフォルダに移動します。

  5. 右側のウィンドウで、何も表示されてない場所を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  6. [セキュリティ] タブの [グループ名またはユーザー名] ボックスで、対象となるユーザー名をクリックします。対象となるユーザーが表示されていない場合は、次の手順を実行します。

    1. [追加] をクリックします。

    2. [選択するオブジェクト名を入力してください] ボックスに、対象となるユーザー名を入力し [OK] をクリックします。

    3. [グループ名またはユーザー名] ボックスで、対象となるユーザー名をクリックします。

  7. [User_Name のアクセス許可] ボックスで、[フルコントロール] の [許可] チェック ボックスをオンにします。

  8. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

  9. エクスプローラを閉じます。

  10. [OK] を 2 回クリックします。

  11. Internet Explorer 7 を起動します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

警告 : この資料に記載された回避策を適用することにより、悪意のあるユーザーやウイルスなど悪質なソフトウェアによる攻撃をコンピュータまたはネットワークが受けやすくなる場合があります。この資料の情報は、ユーザーが記載されている回避策を自己の判断で使用することを前提に提供されているものであり、この回避策をお勧めするものではありません。この回避策は、自己の責任においてご使用ください。



この問題の回避策として、フィッシング詐欺検出機能や保護モードを無効にする方法がありますが、マイクロソフトでは、セキュリティ保護のためのこれらの機能を無効にすることはお勧めしません。

プロパティ

文書番号:937409 - 最終更新日: 2009/06/16 - リビジョン: 1

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