Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピュータにログオンしようとすると、ようこそ画面が 30 秒間表示された後にログオン スクリプトによってユーザーとの対話が行われることがある

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

256986 Microsoft Windows レジストリの説明

現象

Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピュータで、グループ ポリシー "ログオン スクリプトを同期的に実行する" を有効にします。ログオンしようとすると、ようこそ画面が 30 秒間表示されることがあります。その後、ログオン スクリプトの処理が続行される前に、ログオン スクリプトからユーザーとの対話が行われます。たとえば、スクリプトによってユーザーに確認用のダイアログ ボックスが表示されます。



: "ログオン スクリプトを同期的に実行する" グループ ポリシー設定は、グループ ポリシー管理コンソールの以下の場所にあります。

ローカル コンピュータ ポリシー\ユーザーの構成\管理用テンプレート\システム\スクリプト

原因

この問題は、ログオン処理がセッション 0 で実行されるために発生します。ただし、ログオン スクリプトの処理は別のセッションで実行されています。Windows Vista がセッション 0 から別のセッションに切り替わるまでに、30 秒の遅延が発生します。ログオン スクリプトの処理が続行される前に、ログオン スクリプトによってユーザーとの対話が行われると、ユーザーはセッション 0 のタイムアウト時間である 30 秒間待機する必要があります。

解決方法

この問題を解決するには、DelayedDesktopSwitchTimeout レジストリ エントリの値を構成します。この値によって、Windows Vista がセッション間で切り替わるまでの、セッションのタイムアウト時間が決まります。



DelayedDesktopSwitchTimeout レジストリ エントリの値を構成するには、次の手順を実行します。



警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

  1. [スタート] ボタン[スタート] ボタン をクリックし、[検索の開始] ボックスに regedit と入力し、Enter キーを押します。

  2. 次のレジストリ サブキーを見つけます。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
  3. [DelayedDesktopSwitchTimeout] をダブルクリックします。

  4. [値のデータ] ボックスに 5 と入力し、[OK] をクリックします。

  5. [ファイル] メニューの [レジストリ エディタの終了] をクリックします。

詳細

問題の再現手順

  1. グループ ポリシー管理コンソールで、グループ ポリシー "ログオン スクリプトを同期的に実行する" を有効にします。これを行うには、次の手順を実行します。

    1. [スタート] ボタン[スタート] ボタン をクリックし、[検索の開始] ボックスに gpedit.msc と入力し、[プログラム] ボックスの一覧の [gpedit.msc] をクリックします。



      ユーザー アカウント制御の許可 管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。

    2. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ] ウィンドウで、[ユーザーの構成]、[管理用テンプレート]、[システム] を順に展開し、[スクリプト] をクリックします。

    3. 詳細ウィンドウで、[ログオン スクリプトを同期的に実行する] をダブルクリックします。

    4. [設定] タブで [有効] をクリックし、[OK] をクリックします。

  2. ログオン スクリプトを作成し、そのログオン スクリプトをローカル ユーザーに割り当てます。



    : ログオン スクリプトでユーザーとの対話が行われる必要があります。

  3. Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピュータにログオンします。

プロパティ

文書番号:940452 - 最終更新日: 2008/03/12 - リビジョン: 1

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