Windows Server をドメイン コントローラに昇格した後、システム起動時に Disk 警告イベント ID 32 などが記録される

現象

Microsoft Windows Server 2008、Microsoft Windows Server 2003 または Microsoft Windows 2000 Server を通常のサーバーからドメイン コントローラに昇格した後、システムを起動する度、イベント ビューアを参照すると以下のようなログが記録されることがあります。

システム ログ
ファイル レプリケーション サービス ログ
ディレクトリ サービス ログ

原因

デバイス メーカーから提供されているファームウェアのバージョンによって、ディスク デバイスのキャッシュを制御するコマンドがサポートされていない可能性があります。

通常のサーバーをドメイン コントローラに昇格させた場合、ドライブの電源が切断され重要な更新が失われてしまうことで、ファイル複製サービス (FRS) による回復が行われないことがあります。この現象を防ぐために、Active Directory データベースやログ ファイルを格納する各論理ドライブの書き込みキャッシュ機能を無効にします。尚、この設定は、システム ディスクにも適用されます。 

しかしながら、キャッシュを制御するコマンドをサポートしていない SCSI または ATAPI DISK デバイスに対して、キャッシュを無効にするためのコマンドを発行した場合、Windows は、そのデバイスのキャッシュの状態を制御することができません。
該当デバイスがIOCTL_DISK_SET_CACHE_INFORMATION コマンドでキャッシュの無効化に失敗した場合に、Disk 警告イベント ID 32 や NTDS General 警告イベント ID 1539 などが記録されることがあります。

また、ディスク デバイスがデバイスのキャッシュを制御するためのコマンドをサポートしていない場合、デバイス マネージャのディスク ドライブのプロパティにて、[ディスクの書き込みキャッシュを有効にする] チェック ボックスが灰色表示 (グレーアウト) になる、または、[ディスクの書き込みキャッシュを有効にする] チェック ボックスをオフにしても再起動後にオンに戻るなどの問題が発生する場合もあります。

解決方法

使用中のデバイスがキャッシュを制御するためのコマンドをサポートしているかどうかをご確認ください。デバイス メーカーからファームウェアの更新が提供されている場合、最新のファームウェアを試してみてください。
プロパティ

文書番号:942402 - 最終更新日: 2016/10/04 - リビジョン: 1

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