2008 年 2 月 12 日に WSUS 経由で Windows Internet Explorer 7 が配布されるにあたって、ロールアウトを管理するために管理者が行う必要のある操作

概要

2008 年 2 月 12 日、マイクロソフトは、更新プログラムのロールアップ パッケージとして Windows Internet Explorer 7 の Installation and Availability Update を Windows Server Update Services (WSUS) にリリースします。Windows Internet Explorer 7 の Installation and Availability Update は完全なインストール パッケージで、コンピュータで実行している Internet Explorer 6 を Windows Internet Explorer 7 にアップグレードします。Windows Internet Explorer 7 の Installation and Availability Update の詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料 940767 を参照してください。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。


940767 Windows Internet Explorer 7 の Installation and Availability Update について

ダウンロード センターや Microsoft Update では、Windows Internet Explorer 7 の Installation and Availability Update のことを単に Windows Internet Explorer 7 と記載しているため、この資料でも、これ以降 Windows Internet Explorer 7 と記載します。



すぐにでも WSUS を使用して Windows Internet Explorer 7 をインストールする場合は、「WSUS を使用して Windows Internet Explorer 7 を配布する」に記載されている指示に従って、Microsoft Update カタログ サイトからこのパッケージをインポートすることができます。



更新プログラムのロールアップ パッケージを "自動承認" するように WSUS が構成されている場合は (これはデフォルトの構成ではありません)、2008 年 2 月 12 日以降、Windows Internet Explorer 7 のインストールは自動的に承認されます。したがって、この更新プログラムをいつ、どのようにインストールするかを管理するには、以下に記載されている操作を実行することが必要な場合があります。たとえば、以下のような場合に対応が必要になります。

  • 組織内で更新プログラムの管理に WSUS を使用している。

  • Internet Explorer 6 がインストールされた Windows XP Service Pack 2 (SP2) ベースのコンピュータまたは Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) ベースのコンピュータを使用している。

  • 現時点では、Internet Explorer 6 を Windows Internet Explorer 7 にアップグレードしたくない。

  • 更新プログラムの修正プログラム集のインストールを自動承認するように WSUS が構成されている。

注意事項
  • Windows Internet Explorer 7 は Windows Vista のコンポーネントであるため、この資料の内容は Windows Vista には適用されません。

  • 自動配布の無効化ツールキットを使用すると、Windows Update および自動更新を使用したインストールのみが防止されます。このツールキットでは、WSUS 経由の配布は防止されません。この資料の内容は、WSUS 経由の配布に関するものです。Internet Explorer 7 は、Windows Update および自動更新を介して、既に 23 言語で入手可能です。2008 年 2 月 12 日に、Internet Explorer 7 の日本語版も Windows Update および自動更新を使用して入手できるようになります。

WSUS を使用して Windows Internet Explorer 7 を配布する

修正プログラム集として分類されているパッケージを WSUS に同期していない場合、または、2008 年 2 月 12 日より前に Windows Internet Explorer 7 をインストールする場合は、Windows Update カタログから WSUS 3.0 に Windows Internet Explorer 7 をインポートすることができます。



: このインポート機能は、WSUS 3.0 でのみ使用できます。



WSUS サーバーで、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] をクリックします。

  2. [ComputerName] を展開し、[操作] をクリックします。

  3. [更新のインポート] をクリックします。

  4. WSUS によってブラウザ ウィンドウが表示され、ActiveX コントロールのインストールが求められることがあります。続行するには、ActiveX コントロールをインストールする必要があります。

  5. インストールすると、Microsoft Update カタログの画面が表示されます。

  6. [検索の開始] ボックスに 940767 と入力し、[検索] をクリックします。

  7. 使用している環境のオペレーティング システム、言語、およびプロセッサに一致する Internet Explorer パッケージを探します。[追加] をクリックして、バスケットにパッケージを追加します。

  8. 必要なパッケージをすべて選択したら、[バスケットの表示] をクリックします。

  9. [インポート] をクリックして、WSUS サーバーにパッケージをインポートします。

  10. パッケージがインポートされたら [閉じる] をクリックして、WSUS に戻ります。

これで、WSUS 経由で更新プログラムをインストールすることができます。



Windows Internet Explorer 7 をインストールする別の方法については、「Microsoft ダウンロード センター」から入手できる『Internet Explorer 7 Deployment Guide』で確認することができます。このドキュメントには、以下の内容が含まれています。

  • Systems Management Server を使用する
  • Active Directory およびグループ ポリシーを使用する
Internet Explorer 7 Deployment Guide

Windows Internet Explorer 7 の配布を延期する

修正プログラム集のインストールが自動承認されるように WSUS を構成しているが、2008 年 2 月 12 日のリリース時に、WSUS 経由で自動的に Windows Internet Explorer 7 をインストールしない場合は、2008 年 2 月 11 日より前にこの自動承認の規則を無効にする必要があります。いったんこの規則を無効にすると、以下に記載されている手順を使用して Windows Internet Explorer 7 パッケージを WSUS サーバーに同期することができます。いったん Windows Internet Explorer 7 パッケージがサーバーに同期されると、自動承認の規則を再び有効にしても自動承認は行われません。以下に記載されている手順では、WSUS 3.0 の UI を使用しています。WSUS 2 SP1 の UI は類似していますが、古い Web UI が使用されています。

2008 年 2 月 11 日より前に行う必要のある操作

以下の手順を実行して、作成した自動承認を一時的に変更し、修正プログラム集分類されているパッケージのインストールが自動承認されないようにします。この手順は WSUS 3.0 の手順です。WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] をクリックします。

  2. [ComputerName] を展開し、[オプション] をクリックします。

  3. [自動承認] をクリックします。

  4. 修正プログラム集に分類されている更新プログラムを自動承認する規則をクリックし、[編集] をクリックします。




    : この規則について、以下のようなプロパティが表示されます。

    • 更新が修正プログラム集に含まれる場合

    • すべてのコンピュータへの更新を承認する

  5. [ステップ 2: プロパティを変更します (下線付きの値をクリック)] の下の [修正プログラム集] をクリックします。

  6. [修正プログラム集] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

  7. [OK] をクリックして、[自動承認] ダイアログ ボックスを閉じます。

: 手順 4. のような規則が表示されない場合は、修正プログラム集のインストールが自動承認されるように WSUS は構成されていません。その場合は、特に必要な操作はありません。

2008 年 2 月 12 日以降に行う必要のある操作

上記の手順を実行すると、Windows Internet Explorer 7 のインストールは自動承認されません。以下の手順では、WSUS サーバーに新しい Windows Internet Explorer 7 パッケージを手動で同期します。この手順を実行すると、修正プログラム集に対する自動承認を再び有効にしても、Windows Internet Explorer 7 パッケージはインストールされません。この手順は WSUS 3.0 の手順です。WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] をクリックします。

  2. [ComputerName] を展開し、[同期] をクリックします。

  3. [今すぐ同期] をクリックします。

  4. [ComputerName]、[更新] の順に展開し、[すべての更新プログラム] をクリックします。

  5. [状態] ボックスの一覧で [未承認] をクリックします。

  6. Windows Internet Explorer 7 が未承認の更新プログラムとして表示されていることを確認します。



    : インポートした更新プログラムの言語およびオペレーティング システムによって、複数の更新プログラムが表示されることがあります。

オプション : 組織のビジネス要件により、更新プログラムのロールアップ パッケージを自動承認するように設定する必要がある場合は、Update Services Microsoft 管理コンソール スナップインで自動承認の設定を元に戻すことができます。これを行うには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] をクリックします。

  2. [ComputerName] を展開し、[オプション] をクリックします。

  3. [自動承認] をクリックします。

  4. それぞれの分類について、更新プログラムを自動承認する規則をクリックし、[編集] をクリックします。

  5. [ステップ 2: プロパティを変更します (下線付きの値をクリック)] の下の [修正プログラム集] をクリックします。

  6. [修正プログラム集] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

  7. [OK] をクリックして、[自動承認] ダイアログ ボックスを閉じます。

: 自動承認の規則は、更新プログラムが WSUS に最初にインポートされたときにのみ評価されるため、Windows Internet Explorer 7 更新プログラムがサーバーにインポートまたは同期された後にこの規則を有効に戻しても、この更新プログラムの自動承認は行われません。



WSUS を使用した更新プログラムの自動承認の使用については、WSUS ブログを参照してください。

詳細

2007 年 10 月に WSUS カタログから Windows Internet Explorer 7 が削除されたことによって、SMS (Systems Management Server) 2003 の ITMU (Inventory Tool for Microsoft Updates) を介しての Windows Internet Explorer 7 のインベントリと展開に関する報告が停止されました。2008 年 2 月の SMS 2003 ITMU の cab ファイルには Windows Internet Explorer 7 が含まれています。2008 年 2 月までは、IEAK 7 を使用して、標準の Windows Internet Explorer 7 MSI インストールを作成することができます。



IEAK を使用して MSI インストールを作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。


942812 .msi ファイルを使用して Internet Explorer 7 を Active Directory 環境に展開できる
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

プロパティ

文書番号:946202 - 最終更新日: 2008/02/28 - リビジョン: 1

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