Windows Server 2008 でユーザー モード プロセス ダンプを取得する方法

適用対象: Windows Server 2008 DatacenterWindows Server 2008 EnterpriseWindows Server 2008 Standard

Microsoft Windows Vista については、次の資料を参照してください。931673

はじめに


Microsoft Windows Server 2008 では、Windows エラー報告 (WER) の機能によりミニ ダンプ、ヒープ ダンプのみの取得が可能となります。この資料では、Windows Server 2008 でユーザー モード プロセスのダンプを取得する方法を説明します。

詳細


ユーザー モード プロセスのダンプの取得が必要な場合は、以下のいずれか手順で操作します。



なお、作成されるダンプ ファイルのおおよそのサイズは、パフォーマンス モニタを使用して確認することができます。パフォーマンス オブジェクト として [Process]、カウンタとして [Virtual Bytes] を選択し、インスタンスとしてユーザー モード プロセス ダンプの採取対象のプロセス名を指定します。表示される数値は、おおよそのサイズになります。プロセス ダンプを採取する際は、保存先に十分な空きがあることを確認してください。

方法 1 : タスク マネージャを使用する

  1. タスク バー上の空いている場所を右クリックして [タスク マネージャ] をクリックするか、CTRL + SHIFT + ESC キーを押下して [タスク マネージャ] を起動します。
  2. [プロセス] タブをクリックします。
  3. ダンプを取得するプロセス名を右クリックし、[ダンプ ファイルの作成] をクリックします。


    管理者パスワード、または確認を求められる場合、[続行] をクリックします。
  4. 環境変数 TMP または TEMP で示されるディレクトリにダンプ ファイルが作成されます。 通常は以下のディレクトリに作成されます。

    C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp

方法 2 : ADPlus を使用する

Debugging Tools for Windows に含まれる ADPlus を使用して、ユーザー プロセスのダンプを取得することが可能です。 Debugging Tools for Windows の概要、およびダウンロード方法を参照するには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。


ADPlus の使用方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
286350 ADPlus を使用した "ハング" および "クラッシュ" のトラブルシューティング方法

関連情報


Windows Server 2008 の WER の機能で次のような情報が取得できますが、従来の Windows ワトソン博士による完全ダンプのようにユーザー モード プロセスの完全ダンプを取得することができません。
  • Report.wer (Report Manifest File)
  • .version.txt (OS のバージョン情報)
  • .appcompat.txt (アプリケーション情報)
  • .hdmp (ヒープ ダンプ)
  • .mdmp (ミニ ダンプ)

WER を詳細に設定するには、レジストリ値を編集します。レジストリによる WER の詳細設定については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。