SQL Server 2008 でディストリビューション エージェントを実行するとエラー メッセージ "ディストリビューション エージェントは、一時ファイルを作成できませんでした" が表示される


現象


Windows Server 2008 ベースのコンピュータにインストールされている Microsoft SQL Server 2008 のインスタンスで、トランザクション パブリケーションを構成します。ディストリビューション エージェントのプロファイルとして "OLE DB ストリーム用ディストリビューション プロファイル" を使用し、ディストリビューション エージェントを実行すると、次のエラー メッセージが表示されます。

ディストリビューション エージェントは、'C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\COM' ディレクトリに一時ファイルを作成できませんでした。システムからエラー コード 5 が返されました。

原因


ディストリビューション エージェントのプロファイルとして "OLE DB ストリーム用ディストリビューション プロファイル" を使用するか、カスタム プロファイルで OLE DB ストリームを使用すると、ディストリビューション エージェントによって以下のディレクトリに一時ファイルが作成されます。

C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\COM
SQL Server エージェントを実行しているアカウントに COM フォルダに対する書き込みアクセス権が付与されていない場合、ディストリビューション エージェントをジョブとして実行すると失敗します。COM フォルダに対する書き込みアクセス権が付与されていないアカウントを使用して、ディストリビューション エージェントをコマンド ラインから実行した場合、同じエラーが発生します。

回避策


この問題を回避するには、SQL Server Agent サービスを実行しているアカウントに、COM フォルダに対する書き込みアクセス権を付与します。ディストリビューション エージェントをコマンド ラインから実行する場合は、ディストリビューション エージェントの実行に使用するアカウントに、COM フォルダに対する書き込みアクセス権を付与します。



: レプリケーション ジョブに割り当てられたアカウントを変更する場合、そのアカウントには COM フォルダに対する書き込みアクセス権が付与されている必要があります。

詳細


エラー コード 5 は、エラーが "アクセスが拒否されました" であることを示します。

状況


マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。