Visual FoxPro 8.0 または Visual FoxPro 9.0 の更新プログラムをインストールしようとすると、"選択した機能は現在使用できないネットワーク リソースにあります" というエラー メッセージが表示される

現象

Microsoft Visual FoxPro 8.0 または Microsoft Visual FoxPro 9.0 の更新プログラムをインストールしようとすると、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

選択した機能は現在使用できないネットワーク リソースにあります。
[OK] をクリックして再実行するか、インストール パッケージ 'File_name.msi' を含むフォルダに対する代替パスを以下のボックスに入力します。

原因

この問題は、さまざまな原因で発生する可能性があります。これらの原因には、次のようなものがあります。

  • セットアップ プログラムによって、Windows インストーラのキャッシュ内で製品の正しい .msi ファイルを検出できない。
    Visual FoxPro 8.0 またはVisual FoxPro 9.0 をインストールする際、セットアップ プログラムにより、対応する .msi ファイルが Windows インストーラのキャッシュに保存されます。製品を修復または再インストールするとき、あるいは更新プログラムを製品に適用するときに、このキャッシュされた .msi ファイルが参照されます。

    特定の状況においては、Windows インストーラのキャッシュ内で .msi ファイルを検出できません。このような場合、セットアップ プログラムでは、製品がインストールされているかどうかを調べることによって、インストール元の場所を解明しようとします。これは、セットアップ プログラムが前回実行されたときに使用された場所で行われます。インストール元の場所を解明できない場合は、インストール メディアの提供を求めるメッセージが表示されます。
  • ファイル ハッシュの不一致が存在する。
    Visual FoxPro の更新プログラムは、Windows インストーラをベースにしています。Windows インストーラではファイルのバージョン番号を使用して、コンピュータ上のファイルのバージョンが古いために、更新プログラムに含まれる新しいファイルで置き換える必要があるかどうかを確認します。

    テキスト ファイルやソース ファイルなどの特定のファイルには、バージョン番号がありません。したがって Windows インストーラ ベースの更新プログラムでは、別の方法を使用して新しいファイルを確認する必要があります。この方法では、バージョン情報のないすべてのファイルに対してハッシュが使用されます。バージョン情報のないファイルの場合、コンピュータ上のファイルのファイル ハッシュと Windows インストーラのデータベースに記録されたファイル ハッシュが比較されます。これらの 2 つのファイル ハッシュが異なる場合、セットアップ プログラムは、ファイルをインストール元のメディアから取得しようとします。

    : 特定の状況では、セットアップ プロセス中にインストールされたファイルをユーザーが手動で変更する場合があります。ファイルを手動で変更すると、ファイル ハッシュの不一致が発生することがあります。この場合、更新プログラムをインストールしようとするときに、製品のインストール メディアの提供を求めるメッセージが表示されることがあります。



    セットアップ プロセス中にインストールされたファイルを手動で変更する、いくつかの正当な理由があります。たとえば、組織内のネットワーク共有にライセンス版 Visual FoxPro を保存する前に、製品のセットアップ プロセスにプロダクト キー (PID) を追加する場合です。これを行うと、製品をインストールする必要があるユーザーとの PID の共有が不要になります。通常、この変更は Setup.sdb というテキスト ファイル内で行われます。このような変更を行うと、ファイルのファイル ハッシュが Windows インストーラのデータベースに格納されているファイルのファイル ハッシュと一致しなくなります。

回避策

この問題を回避するには、コンピュータの CD ドライブに製品のインストール CD を挿入します。または、製品の利用可能なインストール メディアのパスを指定します。たとえば、インストール メディアは、コンピュータのハード ディスクまたは共有ネットワーク フォルダに格納されている場合があります。

この問題が発生する複数のコンピュータに更新プログラムを展開する場合、/addsource コマンド ライン オプションを使用することをお勧めします。

/addsource コマンド ライン オプションの使用方法

Visual FoxPro 8.0 および Visual FoxPro 9.0 の最新のソフトウェア更新プログラムでは、/addsource コマンド ライン オプションがサポートされています。更新プログラムをインストールする際に「現象」に記載されているエラー メッセージが表示される場合は、/addsource コマンド ライン オプションを使用してください。このコマンド ライン オプションを使用して、Windows インストーラによって検索されるファイルの場所を指定します。

このコマンド ライン オプションを使用するには、次の手順を実行します。

手順 1 : インストールするソフトウェア更新プログラムで /addsource コマンド ライン オプションがサポートされていることを確認する

確認するには、次のいずれかのコマンド ラインのスイッチを使用して、使用方法のダイアログ ボックスを開きます。
  • /?
  • /help
インストールする更新プログラムで /addsource コマンド ライン オプションがサポートされている場合は、このコマンド ライン オプションが使用方法のダイアログ ボックスに表示されます。

手順 2 : フォルダに Visual FoxPro インストール メディアまたは管理用イメージをコピーする

ソフトウェア更新プログラムを適用するすべてのコンピュータからアクセスできるフォルダを検索します。次に、以下のいずれかをこのフォルダにコピーします。
  • Visual FoxPro のインストール メディア

    : インストール メディアのすべてのファイルをコピーする必要があります。
  • 以前作成した Visual FoxPro 製品の管理用イメージ
注 :
  • 通常、このフォルダはネットワーク共有上に配置します。
  • Visual FoxPro インストール メディア ファイルが格納されているフォルダに Vs_setup.msi ファイルが存在することを確認する必要があります。Vs_setup.msi ファイルは、/addsource コマンド ライン オプションを使用する際に必要です。

手順 3 : /addsource コマンド ライン オプションを使用する

ソフトウェア更新プログラムをインストールする際に、/addsource コマンド ライン オプションを使用します。これを行うには、コマンドで次の構文を使用します。
更新プログラム用の実行可能ファイル名 /addsource "製品の Windows インストーラ パッケージのパス"
注 : コマンドで、製品の Windows インストーラ パッケージのパス プレースホルダを、手順 2 でフォルダにコピーした製品の Windows インストーラ パッケージのパスに置き換えます。
プロパティ

文書番号:957599 - 最終更新日: 2009/05/18 - リビジョン: 1

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