Outlook 2007 または Outlook 2010 環境で、受信したメッセージの宛先の表示名が長い場合、本文にメッセージ ヘッダーの情報が出力されることがある

現象

Microsoft Office Outlook 2007 または Microsoft Outlook 2010 環境で宛先の表示名が 500 文字を超えるメッセージを受信した場合、本文にメッセージ ヘッダーの情報が出力され元のメッセージが表示されなくなることがあります。

原因

Outlook 2007 および Outlook 2010 では受信メッセージの宛先 1 つの表示名とメール アドレスを合わせた長さを既定で 500 文字に制限しています。この現象は、制限値を越えたメッセージを受信した場合に発生します。なお、表示名が RFC 2047 でエンコードされている場合には、デコード前の文字列の長さに対してこの制限は適用されます。そのため、実際の表示名とアドレスの合計の長さが 500 文字に満たない場合においても現象が発生する可能性があります。

また 、宛先の表示名が長い場合や受信者の表示名ではないデータが表示名として認識された場合に、Outlook の応答が無くなる現象を防ぐために表示名の長さ制限が追加されています。

回避策

この現象を回避するには、以下のレジストリを追加することにより表示名の制限値を変更してください。

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

Outlook 2007 の場合 :

  1. Outlook 2007 がインストールされている環境で、レジストリ エディターを起動します。
  2. 以下の値を設定します。

    : この値は文字列を Unicode で表した際のバイト数になるため、制限したい文字数の 2 倍の値を指定します。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Options\Mail
    値の名前: FriendlyNameLimit
    データ型: DWORD 値
    値: 文字数 (既定: 1000、最大: 99999)
Outlook 2010 の場合 :
  1. Outlook 2010 がインストールされている環境で、レジストリ エディターを起動します。
  2. 以下の値を設定します。

    : この値は文字列を Unicode で表した際のバイト数になるため、制限したい文字数の 2 倍の値を指定します。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Options\Mail
    値の名前: FriendlyNameLimit
    データ型: DWORD 値
    値: 文字数 (既定: 1000、最大: 99999)

状況

この動作は仕様です。

詳細

現象の再現手順

  1. 連絡先でユーザーの連絡先を作成し、同連絡先の表示名を長く設定し登録します。
  2. 連絡先で登録したユーザーからメッセージを受信します。

結果

メッセージを開くと本文にメッセージ ヘッダーの情報が表示されます。
プロパティ

文書番号:973459 - 最終更新日: 2016/10/04 - リビジョン: 1

Microsoft Office Outlook 2007, Microsoft Outlook 2010

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