Windows NT および Windows 2000 での TCP/IP および NBT の設定

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この資料は、アーカイブされました。これは "現状のまま" で提供され、更新されることはありません。
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリの復元方法を理解しておいてください。復元方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプ トピック「レジストリを復元する」、または Regedt32.exe のヘルプ トピック「レジストリ キーを復元する」を参照してください。
概要
Windows NT 3.5x および 4.0 用の TCP/IP プロトコル群では、それらの設定はすべてレジストリから読み取られます。この情報は、セットアップ処理の際に [コントロール パネル] の [ネットワーク] によって、レジストリ キーに書き込まれます。また、DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) クライアント サービスが有効になっている場合は、DHCP によって設定されるものもあります。

この資料では、標準の TCP/IP ネットワーク プロトコルを実装しているプロトコル ドライバ (Tcpip.sys) の設定で使用されるレジストリのパラメータをすべて定義しています。

このプロトコル群の実装は、[コントロール パネル] の [ネットワーク] および DHCP によって収集される設定情報のみを使用するほとんどの環境で正しく効率的に動作します。プロトコルのその他の設定可能な箇所における最適なデフォルト値は、ドライバ内にコード化されています。

ユーザーのインストール環境が一般的でなく、デフォルト値を変更したほうがよい場合もあります。そのような場合は、オプションのレジストリ パラメータを作成して、プロトコル ドライバの一部のデフォルトの動作を変更できます。 警告 :Windows NT の TCP/IP の実装では、その大部分が自己調整されます。慎重な調査を行わずにレジストリ パラメータを調整すると、システムのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
詳細
警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「キーと値の変更」または「キーと値を変更する」を参照してください。または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」または「レジストリの情報を追加または削除する」、および「レジストリ情報の編集」または「レジストリ情報を編集する」を参照してください。レジストリの編集を行う前に、必ずレジストリのバックアップをとってください。Windows NT または Windows 2000 を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) も更新する必要があります。

これらのパラメータを変更するには、次の手順を実行します。
  1. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。
    \SYSTEM\CurrentControlSet\Services
  3. 下記の該当するキーに値を追加するには、[編集] メニューの [値の追加] をクリックして値を入力し、[データ型] リストで値の種類を設定します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. レジストリ エディタを終了します。
  6. コンピュータを再起動して、変更を有効にします。
TCP/IP パラメータはすべてレジストリの値で、以下の 2 つのサブキーのいずれかの下にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services

Tcpip\Parameters
アダプタ名\Parameters\Tcpip
アダプタ名は、TCP/IP がバインドされているネットワーク アダプタ (Lance01 など) に対応するサブキーになります。後者のキーの値は、各アダプタに対して個別に指定されます。 DHCP および静的構成値に対するパラメータがあるかどうかは、システムやアダプタが DHCP で構成されているか、または静的に上書きする値が指定されているかによって異なります。これらのパラメータに対する変更を有効にするには、システムの再起動が必要です。

重要 :Windows NT 3.5 リソース キットの文書は、Version 3.1 から正しく更新されておらず、誤った TCP/IP のレジストリ パラメータが多く含まれています。この文書に掲載されているパラメータは Version 3.1 で使用してください。Windows NT 3.5 TCP/IP スタックは完全に書き換えられているため、古いパラメータの多くは無効です。

レジストリ エディタで設定可能な標準のパラメータ

以下のパラメータは、TCP/IP コンポーネントのインストールの際に、[コントロール パネル] の [ネットワーク] によってデフォルト値でインストールしたときに設定されるものです。レジストリ エディタ (Regedt32.exe) で変更が可能です。

DatabasePath
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_EXPAND_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な Windows NT のファイル パス
デフォルト値 :%SystemRoot%\system32\drivers\etc
説明 :このパラメータは、標準的なインターネット データベース ファイル (HOSTS、LMHOSTS、NETWORKS、PROTOCOLS) へのパスを指定します。Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
ForwardBroadcasts
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : ブロードキャストの転送はサポートされていません。このパラメータは無視されます。
UseZeroBroadcast
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip
:Windows 2000 では、このパラメータは Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID のキーの下にあります。
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 (真) に設定すると、IP により全 0 (ゼロ) ブロードキャスト (0.0.0.0) が使用されます。(0 (偽) の場合は、全 1 ブロードキャスト (255.255.255.255) が使用されます。)ほとんどのシステムでは全 1 ブロードキャストが使用されていますが、古い BSD 実装から派生したシステムには、全 0 (ゼロ) ブロードキャストを使用するものもあります。異なるブロードキャストを使用するシステムを同一のネットワークで使用した場合、正常な相互運用性を確保できません。

レジストリ エディタで設定可能な任意パラメータ

以下のパラメータは、通常レジストリには存在しません。これらのパラメータを作成して、TCP/IP プロトコル ドライバのデフォルト動作を変更することができます。

ArpAlwaysSourceRoute(NT 3.51 で新規追加)
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、TCP/IP によりトークン リング ネットワークで有効なソース ルーティングがある ARP クエリが転送されます。デフォルトでは、スタックにより最初にソース ルーティングなしで ARP クエリが転送されて、応答が受信されない場合には有効なソース ルーティングで再試行されます。
ArpUseEtherSNAP
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、TCP/IP により 802.3 SNAP エンコーディングを使用してイーサネット パケットが転送されます。デフォルトでは、スタックにより DIX Ethernet 形式でパケットが転送されます。常に両方の形式を受信することができます。
DefaultTOS
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :0 - 255
デフォルト値 :0
説明 : 発信 IP パケットのヘッダーで設定された Type Of Service (TOS) のデフォルト値を示します。値の定義については、「RFC 791」を参照してください。

DefaultTOS は Windows 2000 では使用できません。
DefaultTTL
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 秒/hops
有効な範囲 :1 - 255
デフォルト値 :32 (Windows NT 3.51)
デフォルト値 :128 (Windows NT 4.0)
説明 : 発信 IP パケットのヘッダーにある Time to Live (TTL) のデフォルト値を指定します。TTL により、IP パケットが破棄される前に転送先に到達するために通るルーターの数が指定されます。
EnableDeadGWDetect
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :1 (真)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、TCP は停止しているゲートウェイの検出を実行します。この機能を有効にすると、TCP により IP は応答が受信されずに数回セグメントが再送信される場合にバックアップ ゲートウェイに変更するように要求されます。バックアップ ゲートウェイは、[ネットワーク] コントロール パネルの [Microsoft TCP/IP のプロパティ] の [詳細] で定義できます。
EnablePMTUBHDetect
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 (真) に設定すると、TCP は最大転送ユニットのパスの検出中に "ブラック ホール ルーター" の検出を試行します。"ブラック ホール" ルーターにより Don't Fragment ビット セットで IP データグラムが断片化される必要があるときに、ブラック ホール ルーターによって ICMP の Destination Unreachable メッセージが返されることはありません。TCP はこれらのメッセージを受信すると、パスの MTU の発見を実行します。この機能を有効にすると、TCP は セグメントの再送信が応答されない場合は Don't Fragment ビット セットなしでセグメントの送信を試行します。セグメントが結果として確認される場合、MSS は減少し、Don't Fragment ビットが接続の今後のパケットにセットされます。ブラック ホール検出を有効にすることにより、指定されたセグメントに実行される再転送の最大数が増加されます。
EnablePMTUDiscovery
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :1 (真)
説明 : このパラメータを 1 (真) に設定すると、TCP はリモート ホストへのパスでの MTU (または最大パケット サイズ) の検出を実行します。MTU パスが検出され TCP セグメントがこのサイズに限られることによって、別の MTU でネットワークに接続するパスにあるルーターで TCP により断片化が解消されます。断片化は TCP スループットとネットワークの混雑に悪影響を及ぼします。このパラメータを 0 に設定すると、576 バイトの MTU はローカル サブネット上のコンピュータにではないすべての接続に使用されます。
ForwardBufferMemory
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 : ネットワーク MTU 0xFFFFFFFF 未満の現実的な値
デフォルト値 :74240 (1480 バイト パケット 50 個を 256 の倍数で切り捨てた値)
説明 : このパラメータは、ルーター パケット キューにパケット データを格納するために IP によって割り当てられるメモリの容量を示します。このバッファ領域がいっぱいになるとき、ルーターはキューからパケットを任意に破棄し始めます。パケット キューのデータ バッファは 256 バイト長なので、このパラメータの値は 256 の倍数である必要があります。複数のバッファはまとめられ、より大きなパケットになります。パケットの IP ヘッダーは別々に格納されます。このパラメータは無視され、IP ルーターが有効でない場合はバッファは割り当てられません。
IGMPLevel
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :0、1、2
デフォルト値 :2
説明 : このパラメータにより、システムが IP マルチキャストをサポートし、Internet Group Management プロトコルに参加するレベルが設定されます。 レベル 0 でシステムは、マルチキャスト サポートを提供しません。レベル 1 で、システムは IP マルチキャスト パケットだけを送信できます。レベル 2 で、システムは IP マルチキャスト パケットを送信でき、マルチキャスト パケットを受信するために IGMP に完全に参加できます。
KeepAliveInterval
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :1000 (1 秒)
説明 : このパラメータは、応答が受信されるまで Keep Alive を再送信する間隔を示します。応答が受信されると、次の Keep Alive 送信までの遅延は再度 KeepAliveTime の値によって制御されます。TcpMaxDataRetransmissions で指定された再転送数に到達しても応答がない場合、接続は中断されます。
KeepAliveTime
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :7,200,000 (2 時間)
説明 : このパラメータは、TCP が Keep Alive パケットを送信してアイドル状態の接続がそのままであることを確認する頻度を示します。リモート システムが到達可能であり動作中である場合、Keep Alive 転送が確認されます。Keep Alive パケットはデフォルトでは送信されません。この機能はアプリケーションで接続中に有効になります。
MTU
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 68 -基礎ネットワークの MTU
デフォルト値 :0xFFFFFFFF
説明 : このパラメータは、ネットワーク インターフェイスにデフォルトの最大転送ユニット (MTU) を上書きします。MTU は基礎ネットワーク上でトランスポートによって送信されるパケットの最大サイズ (バイト単位) です。サイズにはトランスポート ヘッダーが含まれています。IP データグラムは複数のパケットにまたがることができることに注意してください。基礎ネットワークのデフォルト値より大きい値は、ネットワークのデフォルトの MTU を使用して転送されます。68 より小さい値は MTU が 68 で転送されます。
NumForwardPackets
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF 未満の現実的な値
デフォルト値 :50
説明 : パラメータにより、ルーター パケット キューに割り当てられた IP パケット ヘッダーの数が指定されます。これは、ルーターへ接続しているネットワークの最大 IP データ サイズで割った ForwardBufferMemory プロパティの値と少なくとも同じである必要があります。転送バッファ メモリの少なくとも 256 バイトが各パケットで使用されるため、256 バイトで割った ForwardBufferMemory 値より大きくしないでください。指定された ForwardBufferMemory サイズに対する転送パケットの最適な数は、ネットワーク上のトラフィックの種類によって異なり、これらの 2 つの値の範囲内の数です。ルーターが無効な場合、このパラメータは無視され、ヘッダーは割り当てられません。
TcpMaxConnectRetransmissions
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :3 (Windows NT の場合)
デフォルト値 :2 (Windows 2000 の場合) 
説明 : このパラメータで、接続の終了前に TCP が接続要求を再転送する回数を指定します。ある接続試行における再転送タイムアウトは、連続する各再転送の 2 倍となります。最初の再転送タイムアウトは 3 秒です。
TcpMaxDataRetransmissions
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :5
説明 : このパラメータで、接続の終了前に TCP が各データ セグメント (非接続セグメント) を再転送する回数を指定します。ある接続試行における再転送タイムアウトは、連続する各再転送の 2 倍となります。応答が再開されるとリセットされます。その接続における往復時間 (ラウンドトリップ タイム) が計測され、それにより基本のタイムアウト値が動的に決定されます。
TcpNumConnections
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :0 ~ 0xfffffe
デフォルト値 :0xfffffe
説明 : このパラメータにより、TCP によって同時に開かれる接続数の最大値が指定されます。
TcpTimedWaitDelay (Windows NT 3.51 SP5 以降で新規追加)
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (秒)
有効な範囲 :30 ~ 300 (10 進)
デフォルト値 :0xF0 (10 進表記では 240)
説明 : このパラメータで、接続が閉じられるときに TIME_WAIT 状態になる時間の長さを指定します。接続が TIME_WAIT 状態になっている間は、その 1 対のソケットは再利用できません。これは "2MSL" 状態とも呼ばれ、RFC の推奨値では、ネットワークにおける MSL (Max Segment Lifetime : 最大セグメント生存時間) の 2 倍となっています。詳細は「RFC793」を参照してください。


TcpUseRFC1122UrgentPointer
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0、1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータは、TCP により緊急データ用に使用されるモードが RFC 1122 仕様であるか BSD システムに使用されるモードであるかを示します。2 つのメカニズムでは TCP ヘッダー中の緊急ポインタと緊急データの長さの解釈が異なり、2 つのメカニズム間での操作はできません。Windows NT では BSD モードがデフォルトとして使用されます。
TcpWindowSize
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFF
デフォルト値 :0xFFFF 未満
または
(ネットワーク上での最大 TCP データ サイズの 4 倍
または
8192 の倍数に切り上げられる TCP データ サイズの偶数倍数)
イーサネットでは、デフォルトは 8760 です。
説明 : このパラメータで、システムに提供される TCP 受信ウィンドウの最大サイズを指定します。受信ウィンドウにより、送信者が受信確認を受信しないで転送できるバイト数が指定されます。一般に、より大きい受信ウィンドウを使用するにより高遅延および高帯域幅ネットワークのパフォーマンスが改善されます。有効にするには、受信ウィンドウは TCP 最大セグメント サイズ (MSS) の偶数の倍数である必要があります。

[コントロール パネル] の [ネットワーク] で設定可能なパラメータ

以下のパラメータは、ユーザーが [コントロール パネル] の [ネットワーク] で指定することで作成と変更が行えます。 これらのパラメータをレジストリで直接設定する必要はありません。

DefaultGateway
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、パケットの宛先がコンピュータが直接接続されているサブネットではなく、そのパケットに対してより特定的な経路情報が存在しない場合に、経路選択に使用されるゲートウェイのリストを指定します。このパラメータは、DhcpDefaultGateway パラメータを上書きします (有効な値である場合)。
Domain
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な DNS ドメイン名
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータで、システムの DNS ドメイン名を指定します。Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
EnableDhcp
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 (真) に設定すると、アダプタの最初の IP インターフェイスは、DHCP クライアント サービスによって DHCP を使用して設定されます。
Hostname
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な DNS ホスト名
デフォルト値 : システムのコンピュータ名
説明 : このパラメータで、システムの DNS ホスト名 ("hostname" コマンドによって返されます) を指定します。
IPAddress
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータで、アダプタにバインドされる IP インターフェイスの IP アドレスを指定します。リストの最初のアドレスが 0.0.0.0 の場合、アダプタの主インターフェイスは DHCP によって設定されます。単一のアダプタに対して複数の IP インターフェイスを割り当てているシステムは "論理マルチホーム" されたシステムと呼ばれます。このパラメータで指定された各 IP アドレスに対する SubnetMask パラメータでは、有効なサブネット マスクが指定されている必要があります。
IPEnableRouter
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータを 1 (真) に設定すると、接続されているネットワーク間でシステムによって IP パケットのルーティングが行われます。
NameServer
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスを空白で区切ったリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし (空白)
説明 : このパラメータでは、名前解決のために Windows Sockets によって問い合わせが行われる DNS ネーム サーバーを指定します。
SearchList
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_SZ - DNS ドメイン名サフィックスを、空白またはカンマで区切ったリスト
有効な範囲 :一連の有効な DNS ドメイン名サフィックス (Windows NT 4.0 およびそれ以前は空白区切り、Windows 2000 ではカンマ区切り)
有効な範囲 : 一連の有効な DNS ドメイン名サフィックス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータで、ドメイン名サフィックスのリストを指定して、非修飾名が解決できなかった場合に DNS で解決されるべき名前を追加します。デフォルトでは、Domain パラメータの値のみが付加されます。このパラメータは、Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
SubnetMask
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータで、アダプタにバインドされる IP インターフェイスで使用されるサブネット マスクを指定します。リストの最初のマスクが 0.0.0.0 の場合、アダプタの主インターフェイスは DHCP によって設定されます。IPAddress パラメータで指定されている各 IP アドレスに対して、このパラメータ中のサブネット マスクの値が有効である必要があります。

Windows NT 3.51 の Route.exe コマンドで設定可能なパラメータ

Windows NT 3.51 では、route.exe コマンドは、固定 IP ルートを Tcpip\Parameters\PersistentRoutes キー下の値として保存します。各ルートは、次のカンマ区切りリストの形で名前文字列に保存されます。
宛先、サブネット、ゲートウェイ

たとえば、宛先が 45.100.23.10 で、131.110.0.1 のゲートウェイを経由してルーティングされるホストの場合は、次のようになります。
45.100.23.10,255.255.255.255,131.110.0.1

値の種類は REG_SZ です。値のデータはありません (空の文字列)。これらの値の追加と削除は、すべて route コマンドを使用して行えます。これらのパラメータを直接設定する必要はありません。

設定不可のパラメータ

以下のパラメータは、TCP/IP コンポーネントにより内部的に作成され使用されます。レジストリ エディタ (Regedt32.exe) で変更しないようにしてください。以下のリストは参照目的にのみ使用してください。

DhcpDefaultGateway
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、パケットの宛先がコンピュータが直接接続されているサブネットでなく、そのパケットに対してより特定的な経路情報が存在しない場合に、経路選択に使用されるデフォルト ゲートウェイのリストを指定します。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。DefaultGateway パラメータ値が有効な場合、このパラメータは DefaultGateway の値によって上書きされます。
DhcpIPAddress
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、インターフェイスに対して DHCP によって設定される IP アドレスです。IPAddress パラメータの最初の値が 0.0.0.0 以外の場合は、この値によってパラメータは上書きされます。
DhcpNameServer
キー :Tcpip\Parameters
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスを空白で区切ったリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータでは、名前解決のために Windows Sockets によって問い合わせが行われる DNS ネーム サーバーを指定します。 DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。NameServer パラメータが有効な値である場合、その値によってこのパラメータは上書きされます。
DhcpServer
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DhcpIPAddress パラメータの IP アドレスでリースを許可した DHCP サーバーの IP アドレスです。
DhcpSubnetMask
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP サブネット マスク
有効な範囲 : 設定した IP アドレスに対して有効なサブネット マスク
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DhcpIPAddress パラメータで指定されたアドレスに対して DHCP によって設定されるサブネット マスクです。
IPInterfaceContext
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
データ型 :REG_DWORD
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DHCP クライアント サービスで使用するために、TCP/IP ドライバによって書き込まれます。
Lease
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、該当するアダプタに対する IP アドレスのリースが有効である時間 (秒) が保存されます。
LeaseObtainedTime
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、該当するアダプタに対する IP アドレスのリースが取得された時刻が保存されます。
LeaseTerminatesTime
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、該当するアダプタに対する IP アドレスのリースが期限切れになる時刻が保存されます。
LLInterface
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - NT のデバイス名
有効な範囲 : 有効な NT のデバイス名
デフォルト値 : 空の文字列 (空白)
説明 : このパラメータにより、組み込み ARP モジュール以外のリンク層のプロトコルが IP にバインドされます。パラメータの値は、IP がバインドされる Windows NT デバイスの名前になります。 このパラメータは、RAS コンポーネントなどと一緒に使用されます。
T1
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、リースを許可したサーバーと通信し、該当するアダプタに対する IP アドレスのリースの最初の更新が行われる時刻が保存されます。
T2
キー : アダプタ名\Parameters\Tcpip

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Tcpip\Parameters\Interfaces\アダプタの ID
値の種類 :REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、更新要求をブロードキャストし、該当するアダプタに対する IP アドレスのリースの更新が行われる時刻が保存されます。何らかの理由により、サービスによって元のサーバーでリースを更新できなかった場合にのみ、時刻 T2 に達するようになっています。

NBT

NBT パラメータはすべてレジストリの値で、以下の 2 つのサブキーのいずれかの下にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services

Netbt\Parameters
Netbt\Adapters\アダプタ名
アダプタ名は、NBT がバインドされているネットワーク アダプタ (Lance01 など) に対応するサブキーになります。後者のキーの値は、各アダプタに対して個別に指定されます。システムが DHCP で設定されている場合、コマンド プロンプトで ipconfig /renew コマンドを発行すると、このパラメータが有効になります。コマンドを実行しない場合は、これらのパラメータに対する変更を有効にするには、システムの再起動が必要です。

レジストリ エディタで設定可能な標準のパラメータ

以下のパラメータは、TCP/IP コンポーネントのインストールの際に、[コントロール パネル] の [ネットワーク] によってデフォルト値でインストールしたときに設定されるものです。レジストリ エディタ (Regedt32.exe) で変更が可能です。

BcastNameQueryCount
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - カウント
有効な範囲 :1 ~ 0xFFFF
デフォルト値 :3
説明 : この値で、指定した名前に対する問い合わせの応答がない場合に、NetBT によってブロードキャストが行われる回数が決定されます。
BcastQueryTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :100 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :0x2ee (10 進表記では 750)
説明 : この値で、同一の名前に対する後続の名前問い合わせのブロードキャスト間隔が決定されます。
CacheTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :60000 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :0x927c0 ( 600000 ミリ秒 = 10 分)
説明 : この値で、リモート名テーブルに名前がキャッシュされる間隔が決定されます。
NameServerPort
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - UDP ポート番号
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFF
デフォルト値 :0x89
説明 : このパラメータは、NetBT がネーム サービス 関連のパケット (たとえば、WINS に対する名前問い合わせや名前登録など) を送信する宛先ポート番号を決定します。Microsoft WINS では、ポート 0x89 で受信待ちします。他社の NetBIOS のネーム サーバーでは、異なるポートで受信待ちします。
NameSrvQueryCount
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - カウント
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFF
デフォルト値 :3
説明 : この値で、指定した名前に対する問い合わせの応答がない場合に、NetBT によって WINS サーバーに問い合わせが送信される回数が決定されます。
NameSrvQueryTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :100 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :1500 (1.5 秒)
説明 : この値で、指定した名前に対する後続の名前問い合わせの間隔が決定されます。
SessionKeepAlive
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :60,000 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :3,600,000 (1 時間)
説明 : この値で、セッションにおける KeepAlive の送信間隔が決定されます。この値を 0xFFFFFFF に設定すると KeepAlive は無効になります。
Size/Small/Medium/Large
キー :Netbt\Parameters
データ型 :REG_DWORD
有効な範囲 :1、2、3 (Small、Medium、Large)
デフォルト値 :1 (Small)
説明 :この値で、ローカルおよびリモート名を保存する名前テーブルのサイズが決定されます。一般的には Small で十分です。システムがプロキシ ネーム サーバーとして動作している場合は、この値は自動的に Large に設定され、名前キャッシュのハッシュ テーブルのサイズが増やされます。ハッシュ テーブル バケットのサイズは以下のようになります。Large : 256、Medium : 128、Small : 16

レジストリ エディタで設定可能な任意パラメータ

以下のパラメータは、通常レジストリには存在しません。 これらのパラメータを作成して、NetBT プロトコル ドライバのデフォルト動作を変更することができます。

BroadcastAddress
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 4 バイト、リトル エンディアンでエンコードされた IP アドレス
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 各ネットワーク用の全 1 ブロードキャスト アドレス
説明 : このパラメータは、名前関連パケットのすべてのブロードキャストに対して、NetBT で強制的に特定のアドレスが使用されるようにするものです。デフォルトでは、NetBT によって各ネットワークに適切な全 1 ブロードキャスト アドレスが適用されます (つまり、11.101.0.0 のネットワーク アドレスでサブネット マスクが 255.255.0.0 の場合には、サブネット ブロードキャスト アドレスは 11.101.255.255 が適用されます)。たとえば、(UseZeroBroadcast TCP/IP パラメータを使用して) 全 0 (ゼロ) ブロードキャスト アドレスをネットワークで使用する場合などに、このパラメータが設定されます。その場合のサブネット ブロードキャスト アドレスは、上記の例では 11.101.0.0 になり、このパラメータは 0x0b650000 に設定されます。このパラメータはグローバルで、NetBT がバインドされているすべてのサブネットに使用されることに注意してください。
EnableProxyRegCheck
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータが 1 (真) に設定されると、ブロードキャスト名前登録で、その名前が既に WINS に登録されているか、プロキシの名前のキャッシュに異なる IP アドレスで存在する場合、そのブロードキャスト名前登録に対する否定応答がプロキシ ネーム サーバーによって送信されます。この機能を有効にすると、WINS にシステムの名前がマッピングされている間は IP アドレスを変更できなくなります。このため、デフォルトでは無効になっています。
InitialRefreshTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :960000 ~ 0xFFFFFFF
デフォルト値 :960000 (16 分)
説明 : このパラメータで、名前登録の際に NBT で使用される初期リフレッシュ タイムアウトを指定します。最初に名前を登録する際に、NBT から WINS サーバーへの接続試行は、この時間の 1/8 の間隔で行われます。受信する登録成功の応答には、新たに使用するリフレッシュ間隔が含まれています。

:Windows 2000 では、このパラメータの名前は異なります。

InitialRefreshT.O.

キー :HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters
LmhostsTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :1000 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :6000 (6 秒)
説明 : このパラメータで、LMHOSTS と DNS 名前問い合わせに対するタイムアウト値を指定します。このタイマーのタイムアウト値には細分性がある (最小単位以下の値がある) ため、実際のタイムアウトはこの値の 2 倍になる可能性があります。
MaxDgramBuffering
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 :0 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :0x20000 (128 KB)
説明 : このパラメータで、すべての保留中の送信データグラムに対して NetBT が動的に割り当て可能な最大メモリを指定します。この制限に到達すると、リソースが不足するため以降の送信は失敗します。
NodeType
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :1、2、4、8 (B ノード、P ノード、M ノード、H ノード)
デフォルト値 : WINS サーバー構成により 1 または 8
説明 : このパラメータにより、NetBT によって名前の登録と解決に使用される方法が決定されます。B ノード システムはブロードキャストを使用します。P ノード システムは、ネーム サーバー (WINS) に対するポイント ツー ポイントの名前問合せのみを使用します。M ノード システムは、まずブロードキャストを行い、次にネーム サーバーに対する問合せを行います。H ノード システムは、まずネーム サーバーに対する問合せを行い、次にブロードキャストを行います。LMHOSTS や DNS 経由の名前解決が有効な場合は、これらの方法に従って名前解決が行われます。このキーが存在する場合は、DhcpNodeType キーは上書きされます。 どちらのキーも存在しない場合、そのネットワークで構成されている WINS サーバーがなければ、デフォルトでシステムは B ノードになります。構成済みの WINS サーバーが 1 つ以上あれば、デフォルトでシステムは H ノードになります。
RandomAdapter
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 :このパラメータは、マルチホーム ホストにのみ適用されます。このパラメータが 1 (真) に設定されていると、IP アドレスは NetBT によって無作為に選択され、バインドされたインターフェイスすべての名前問い合わせの応答に設定されます。通常、問い合わせを受信したインターフェイスのアドレスが応答に含まれます。この機能は、負荷分散の目的で、同一のネットワーク上にインターフェイスが 2 つあるサーバーでのみ使用されます。
RefreshOpCode
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :8、9
デフォルト値 :8
説明 :このパラメータを使用すると、NetBT によってネーム リフレッシュ パケットで特定の opcode が使用されます。NetBT プロトコル仕様は、この範囲においては多少あいまいな部分があります。マイクロソフトの実装においてデフォルトで使用されている 8 は指定値のように思われますが、ほかの実装 (たとえば Ungermann-Bass によるもの) では 9 を使用しているものもあります。相互運用性を実現するには、2 つの実装は同一の opcode を使用する必要があります。
SingleResponse
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : このパラメータは、マルチホーム ホストにのみ適用されます。このパラメータを 1 (真) に設定すると、NBT によって、それにバインドされたインターフェイスのいずれかの IP アドレスのみが使用されます。デフォルトでは、すべてのバインドされたインターフェイスのアドレスが含まれます。
WinsDownTimeout
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 :1000 ~ 0xFFFFFFFF
デフォルト値 :15,000 (15 秒)
説明 :WINS サーバーへの接続が失敗した際に、NBT が再度 WINS の使用を試行するまでの待ち時間は、このパラメータによって決定されます。この機能は、本来、一時的にネットワークから切断されたコンピュータ (ノート PC など) で、個々の WINS 名前登録または問い合わせのタイムアウトを待つことなく、ブート処理の継続を可能にするためのものです。

[コントロール パネル] の [ネットワーク] で設定可能なパラメータ

以下のパラメータは、コントロール パネルの [ネットワーク] で設定できます。これらのパラメータを直接設定する必要はありません。

EnableDns
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : この値を 1 (真) に設定すると、NBT によって、WINS、ブロードキャスト、または LMHOSTS で解決できなかった名前の DNS 問い合わせが行われます。
EnableLmhosts
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :1 (真)
説明 : この値を 1 (真) に設定すると、NBT によって、WINS またはブロードキャストで解決できなかった名前の LMHOSTS 検索が行われます (LMHOSTS が存在する場合)。デフォルトでは、LMHOSTS ファイルのデータベース ディレクトリ (Tcpip\Parameters\DatabasePath で指定される) はなく、何の動作も起こりません。この値は、[コントロール パネル] の [ネットワーク] の [Microsoft TCP/IP のプロパティ] の [詳細] セクションで定義できます。
EnableProxy
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 :0 または 1 (偽または真)
デフォルト値 :0 (偽)
説明 : この値を 1 (真) に設定すると、NBT がバインドされているネットワークに対して、プロキシ ネーム サーバーとして動作するようになります。プロキシ ネーム サーバーは、WINS を経由して解決された名前に対するブロードキャスト問い合わせに応答します。プロキシ ネーム サーバーでは、B ノード ネットワーク実装を使用して、WINS で登録されている異なるサブネット上のサーバーに接続することができます。
NameServer
キー :Netbt\Adapters\アダプタ名

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : 空白 (アドレスなし)
説明 : このパラメータでプライマリ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。このパラメータに有効な値が含まれている場合、同じ名前の DHCP パラメータを上書きします。
NameServerBackup
キー :Netbt\Adapters\アダプタ名

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : 空白 (アドレスなし)
説明 : このパラメータでバックアップ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。 このパラメータに有効な値が含まれている場合、同じ名前の DHCP パラメータを上書きします。
ScopeId
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 :ドットで区切られた 2 つの部分、または "*" からなる 有効な DNS ドメイン名
デフォルト値 :なし
説明 : このパラメータで、ノードの NetBIOS 名のスコープを指定します。この値はピリオドで始まらないようにしてください。このパラメータに有効な値が含まれている場合、同じ名前の DHCP パラメータを上書きします。空白の値 (空の文字列) は無視されます。このパラメータの値に "*" を指定した場合、ヌル スコープを意味し、DHCP パラメータを上書きします。

設定不可のパラメータ

以下のパラメータは、NetBT コンポーネントにより内部的に作成され使用されます。レジストリ エディタ (Regedt32.exe) で変更しないようにしてください。以下のリストは参照目的にのみ使用してください。

DhcpNameServer
キー :Netbt\Adapters\アダプタ名

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータでプライマリ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。NameServer の値が有効な場合、このパラメータを上書きします。
DhcpNameServerBackup
キー :Netbt\Adapters\アダプタ名

:Windows 2000 では、このパラメータは次のキーの下にあります。
キー :Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_アダプタの ID
値の種類 :REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 :有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータでバックアップ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。BackupNameServer の値が有効な場合、このパラメータを上書きします。
DhcpNodeType
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_DWORD - 数値
有効な範囲 :1 - 8
デフォルト値 :1
説明 : このパラメータは NBT のノードの種類を表しています。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。NodeType の値が有効な場合、このパラメータを上書きします。詳細については、「NodeType」を参照してください。
DhcpScopeId
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : ドットで区切られた名前文字列 ("microsoft.com" など)
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータで、ノードの NetBIOS 名のスコープを指定します。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。この値はピリオドで始まらないようにしてください。詳細は、「ScopeId」を参照してください。
NbProvider
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 :_tcp
デフォルト値 :_tcp
説明 : このパラメータは、RPC コンポーネントによって内部的に使用されます。 デフォルト値を変更しないようにしてください。
TransportBindName
キー :Netbt\Parameters
値の種類 :REG_SZ - 文字列
有効な範囲 :該当せず
デフォルト値 :\Device\
説明 : このパラメータは、製品開発時に内部的に使用されます。 デフォルト値を変更しないようにしてください。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 120642 (最終更新日 2001-04-27) をもとに作成したものです。

prodnt tcp ip ntfaqipr
プロパティ

文書番号:120642 - 最終更新日: 12/04/2015 10:30:22 - リビジョン: 4.2

Microsoft Windows NT Workstation 3.5, Microsoft Windows NT Workstation 3.51, Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition, Microsoft Windows NT Server 3.5, Microsoft Windows NT Server 3.51, Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition, Microsoft Windows 2000 Professional, Microsoft Windows 2000 Server, Microsoft Windows 2000 Advanced Server

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