イーサネット セグメントを介した FDDI リング間の通信が失敗する

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現象
Windows NT 3.5 で TCP/IP プロトコルおよび FDDI ネットワーク インターフェイス カード (NIC) を使用している場合、イーサネット セグメントを介した 2 つの FDDI リング間の通信が失敗することがあります。以下に例を示します。
   FDDI リング-----ブリッジ-----イーサネット セグメント-----ブリッジ-----FDDI リング				
原因
Windows NT 3.5 Server および Workstation の両方が FDDI リングに接続しているため、2 つのホストは FDDI の MTU サイズを使用するようにネゴシエートします。しかし、2 つのホスト間で通信が開始すると、イーサネット セグメントで 1,500 バイトを超えるパケットの転送が失敗します。ブリッジの代わりにルーターを使用している場合は、ルーターがパケットを分割できるため (TCP/IP のみ)、この状況は発生しません。
解決方法
この問題を修正するには、レジストリを変更します。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、システム全体に及ぶ深刻な問題が発生する可能性があります。最悪の場合、問題を修正するために Windows NT の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. レジストリ エディタ (REGEDT32.EXE) を実行します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。

    \SYSTEM\CurrentControlSet\Services\<adapter name and #> \Parameters\Tcpip
  3. [編集] メニューの [値の追加] をクリックします。
  4. 次の行を追加します。

    値の名前 : MTU
    データ型 : REG_DWORD
    データ : <1,500 または イーサネット セグメントの MTU サイズ>
  5. [OK] をクリックします。
  6. レジストリ エディタを終了します。
  7. Windows NT をシャットダウンして再起動します。
詳細
MTU サイズは、インターフェイスの最大転送ユニット サイズです。TCP/IP が使用する各インターフェイスに、異なる MTU 値を指定することができます。MTU は普通、下位のドライバとのネゴシエーションで決定され、その下位のドライバの値を使用することになります。ただし、この値は変更することもできます。理想的には、どのようなデータグラムでも 1 つのフレームに格納できるサイズを MTU に指定する必要があります。通常は、転送を実行するテクノロジが制限要因になります。テクノロジの中には、最大サイズを 128 に制限しているものもあります。イーサネットはで転送サイズを 1,500 に制限していますが、proNet-10 では 1 フレームあたり 2,044 オクテットを転送することができます。

MTU 値よりも大きいデータグラムは、自動的にフラグメントと呼ばれる小さな断片 (サイズは 8 オクテットの整数倍) に分割されます。通常、断片化は、カプセル化されたデータグラムよりも小さい MTU が設定された場所をトラフィックが通過しなければならない場合に発生します。断片化が発生すると、断片は転送先のコンピュータに別々に転送され、転送先のコンピュータで、データグラムの処理前に自動的に再度組み立てられます。
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関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 138575 (最終更新日 2001-08-08) をもとに作成したものです。
プロパティ

文書番号:138575 - 最終更新日: 02/22/2014 15:04:58 - リビジョン: 2.1

  • Microsoft Windows NT Workstation 3.5
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 3.5
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