パフォーマンスのための Windows NT の最適化

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概要
パフォーマンスの問題をトラブルシューティングしたり、または Windows NT を最適化しようとする場合、Windows NT パフォーマンス モニタで作業している間に、非常に多くのパフォーマンス モニタのオブジェクトとカウンタから必要なものを選択するのは、必ずしも容易なことではありません。

この資料は、正しいカウンタとオブジェクトを選択するのに役立ちます。

以下の考えられるボトルネックに対するパフォーマンスのチェックポイントが、下記の説明から見つけられます。
  • 推測されるボトルネック : メモリ
  • 推測されるボトルネック : プロセッサ
  • 推測されるボトルネック : 物理ディスク
  • 推測されるボトルネック : ネットワーク
  • 推測されるボトルネック : ネットワーク コンポーネント
詳細


推測されるボトルネック : メモリ

チェック :

オブジェクト : Memory
カウンタ : Pages/sec

オブジェクト : Logical Disk (PAGEFILE.SYS の場所)
カウンタ : Avg. Disk sec/Transfer

これらの 2 つのカウンタの積 (ページングに使用されるディスク アクセス時間の比率に等しい) がコンスタントに 10 % より大きい場合は、システムはより多くのメモリを必要としています。

チェック :

オブジェクト : Memory
カウンタ : Pages/sec

カウンタ値がコンスタントに 5 より大きい場合は、メモリを疑います。

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Pool Nonpaged Failures

非ページ プールからの割り当てが失敗した回数。コンピュータの物理メモリが少なすぎることを示しています。

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Pool Paged Failures

Pool Paged Failures は、物理メモリまたはページング ファイルのどちらかが、容量いっぱいに近い状態であることを示しています。

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Pool Nonpaged Peak

任意のある時点でサーバーが使用した非ページ プールの最大バイト数。コンピュータがどれだけ物理メモリを持つべきかを示しています。

推測されるボトルネック : プロセッサ

チェック :

オブジェクト : Processor
カウンタ : %Processor Time

この値がコンスタントに (80% より) 高く、ディスクとネットワークのカウンタ値が低い場合は、プロセッサを疑います。

オブジェクト : System
カウンタ : %Processor Time (マルチ プロセッサ システムで)

この値がコンスタントに (80% より) 高く、ディスクとネットワークのカウンタ値が低い場合は、プロセッサを疑います。

オブジェクト : System
カウンタ : Processor Queue Length

プロセッサ キューの長さが 2 より大きいまま維持される場合は、一般にプロセッサのボトルネックを示しています。

オブジェクト : Processor
カウンタ : Interrupts/sec

対応するシステムの動作の増加がなく、このカウンタ値が劇的に増加する場合は、ハードウェアの問題を示しています。

オブジェクト : Processor
カウンタ : %Processor Time (_Total)


2 つ以上のプロセッサがプロセッサ時間の大部分を奪い合っている場合は、より高速なプロセッサの使用またはプロセッサの追加を考えるべきです。

推測されるボトルネック : 物理ディスク

チェック :

オブジェクト : PhysicalDisk
カウンタ : %Disk Time

この値がコンスタントに高く、ディスク キューの長さが 2 より大きい場合は、ディスクを疑います。

オブジェクト : Physical Disk
カウンタ : Average Disk sec/Transfer

高い値 (0.3 秒より大きい値) は、エラーのためにディスク コントローラが継続的にディスクを再試行していることを示している場合があります。

オブジェクト : Physical Disk
カウンタ : Disk Queue Length
カウンタ : Average Disk sec/Transfer

平均キュー時間は、ディスク転送 (読み込みまたは書き込みのどちらか) を完了するまでの平均時間です。平均ディスク キュー時間を知るには、次の計算式を使用してください。
平均キュー時間 = Disk Queue Length x Avg. Disk sec/Transfer

この情報は相対的なパフォーマンスの測定値であり、システムの他のハード ディスク ドライブと比較すべきです。システムのすべての論理ディスクの数字を計算してください。キューの中で待っているディスク コマンドの数は、通常、平均ディスク キュー時間を増加させるので、ディスク パフォーマンスを遅くする要因になります。

オブジェクト : Physical Disk
カウンタ : Disk Bytes/sec

20K より低い Disk Bytes/sec のカウントは、アプリケーションが非効率的にディスクにアクセスしていることを示している場合があります。

推測されるボトルネック : ネットワーク コンポーネント

チェック :

オブジェクト : Redirector
カウンタ : Current commands

この数が 1 つのネットワーク アダプタにつき 1 より大きい場合は、次のうちの 1 つ以上の理由で、リダイレクタがシステムでボトルネックになっていることがあります。

- リダイレクタが通信しているサーバーがリダイレクタより遅い。
- ネットワークで容量の問題が発生している可能性がある。
- リダイレクタがビジーで、アダプタが追従できない。

ネットワークの容量の問題が確認される場合は、ネットワーク トラフィックを分散させるために、ネットワークをサブネット化する必要がある場合があります。

チェック :

オブジェクト : Redirector
カウンタ : Network Errors/sec

ネットワーク エラーがログされる場合は、詳細についてイベント ログをチェックしてください。

チェック :

オブジェクト : Redirector
カウンタ : Reads Denieds/sec
カウンタ : Writes Denieds/sec

これらの値は、リモート サーバーにメモリ割り当ての問題がある場合に示されます。

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Work Item Shortage

Work Item Shortage が増えると、レジストリ値の InitialWorkItems および/または MaximumWorkItems (不足が発生したときによります) の変更を引き起こします。

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Raw Reads Rejected/sec
カウンタ : Raw Writes Rejected/sec

拒否は、大きなファイルの転送の実行でビジーのときに使用される RAW 作業項目が使い果たされたことを示しています。レジストリ値の RawWorkItems を増やすことによって、このボトルネックを解決できる可能性があります。

推測されるボトルネック : ネットワーク

チェック :

オブジェクト : Server
カウンタ : Bytes Total/sec

すべてのサーバーの Bytes Total/sec の合計がネットワークの最大転送速度とほぼ等しい場合は、ネットワークをセグメント化する必要がある場合があります。



詳細
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 146005 (最終更新日 2000-04-25) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号:146005 - 最終更新日: 12/04/2015 14:07:31 - リビジョン: 3.1

Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition, Microsoft Windows NT Server 3.51, Microsoft Windows 2000 Professional Edition, Microsoft Windows 2000 Server, Microsoft Windows 2000 Advanced Server

  • kbnosurvey kbarchive kbhowto ntconfig prodnt 3.51 nthowto 3.50 KB146005
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