[NT] Windows NT 4.0 のプロファイル & ポリシー ガイド (パート 1)

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概要
この資料は、クライアント ワークステーションおよびサーバー上で Microsoft Windows NT 4.0 のプロファイルとポリシーを実装するための情報および手順を紹介する一連の資料のうちの最初の部分です。

この情報および追加のフローチャート、図、例をすべて含むホワイトペーパーが入手可能です。以下の Web ページからダウンロードできます。
prof_policies.asp
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このガイドの他のセクションについては、Microsoft Knowledge Base から提供されている次の関連文書を参照してください。
185587Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 2 of 6
185588Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 3 of 6
185589Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 4 of 6
185591Guide to Windows NT 4.0 Profiles & Policies Part 6 of 6
詳細
                   Windows NT Server Operating System                             White Paper         Guide to Microsoft Windows NT 4.0 Profiles and PoliciesCopyright 1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.この文書に含まれる情報は、説明されている内容に関する発行日現在の MicrosoftCorporation の見解を表しています。Microsoft は変化する市場状況に対応する必要があるため、Microsoft 側の言質であると解釈しないようにしてください。発行日後に提示される情報の正確性については保証できません。このホワイトペーパーは情報提供のみを目的としています。弊社はこの文書に対して明示的または非明示的であれ、いかなる保証もいたしません。Microsoft、BackOffice logo、MS-DOS、Windows、および Windows NT は、MicrosoftCorporation の登録商標です。ここで言及されているほかの製品または会社名は、各所有者の商標である場合があります。Microsoft CorporationOne Microsoft WayRedmond, WA 98052-6399USA0997アブストラクト========このガイドは、クライアント ワークステーションおよびサーバー上で Microsoft Windows NT 4.0 のプロファイルとポリシーを実装するための情報を手順を紹介したものです。Microsoft Windows NT 4.0 ユーザー プロファイルは、ユーザーの環境およびオプション設定など、特定のユーザーの Windows NT 設定を記述します。システム ポリシーはレジストリ設定のセットで、ユーザーのグループまたは個々のユーザーが使用可能なコンピュータ リソースを共に定義します。Windows NT 4.0 へのシステム ポリシーおよび新しいユーザー プロファイル構造の追加により、ネットワーク管理者によるユーザー環境の管理機能は以前よりもすぐれたものになりました。この文書は、Windows NT 4.0 でユーザー プロファイルおよびシステム ポリシーの展開を実装するのに管理者が必要とする詳細事項を紹介したものです。主に Windows NT に重点を置いていますが、このペーパーは Windows 95 クライアントでのユーザー プロファイルの処理方法、および 2 つのプラットフォームの違いについても説明しています。このガイドは Windows NT 4.0 のマニュアルおよび Resource Kit と共に使用する必要があります。目次========  - はじめに   -TCO とユーザー  - プロファイル、ポリシー、および Zero Administration Kit  - ユーザー プロファイルおよびシステム ポリシーとは  - 始める前に  - 主要な用語  - 技術上の注意  - ユーザー プロファイルの確立 - 概要  - ユーザー プロファイルの作成と管理  - ユーザー プロファイルの構造  - レジストリ ハイブに保存される設定オプション  - プロファイル ディレクトリに保存される設定オプション  - Windows NT 4.0 と Windows 95 のユーザー プロファイルの違い  - Windows 95 でのユーザー プロファイルの処理方法  - ユーザー プロファイルの計画と実装  - ユーザー プロファイルのアクセス権の設定  - ユーザー プロファイルでのアクセス権のエンコード  - ユーザー プロファイルを保存する場所の選択  - 永続的な接続の設定  - 遅いネットワーク リンクの回避  - ユーザー プロファイルの作成と保守  - Windows NT 4.0 用の新しいローミング ユーザー プロファイルの作成  - Windows NT 4.0 用の新しいマンダトリ ユーザー プロファイルの作成  - Windows NT 4.0 でローミング プロファイルをマンダトリにする  - ユーザーのプロファイル変更能力の変更  - サーバー ベースのプロファイルの使用を強制する  - Windows 95 ユーザー用の新しいローミング ユーザー プロファイルの作成  - Windows 95 用の新しいマンダトリ ユーザー プロファイルの作成  - [コントロール パネル] の [システム] プロパティを使用して    ユーザー プロファイルを保守する  - プロファイルの削除  - プロファイルの種類をローミングからローカルに変更する  - 表示されるプロファイルの判定  - プロファイルのコピー  - ローカル コンピュータでのプロファイル ディレクトリの内容の表示  - プロファイルが使用するログ ファイル  - すべてのユーザーが共有するプロファイル  - 規定のユーザー テンプレート プロファイル  - プロファイル名とレジストリでの保存  - レジストリを使用してユーザー プロファイルを手動で管理する  - 規定のユーザー プロファイルの変更  - Windows NT 3.5x サーバー ベースのプロファイルを Windows NT 4.0 ローミング     プロファイルへアップグレードする  - Windows NT 3.5x マンダトリ プロファイルを Windows NT 4.0 マンダトリ     プロファイルにアップグレードする  - ユーザー プロファイルを別のドメインまたはマシン上で使用するよう展開する  - ユーザー固有の接続なしでプロファイルを作成する  - UserEnv.log ファイルを使ったユーザー プロファイルのトラブルシューティング  - システム ポリシー - はじめに  - システム ポリシー ファイル  - ポリシーの複製  - ポリシーの適用方法  - その他の実装に関する考慮点  - システム ポリシー エディタ  - Windows NT Workstation へのシステム ポリシー エディタのインストール  - Windows 95 コンピュータへのシステム ポリシー エディタのインストール  - システム ポリシー エディタを使用してレジストリを更新する  - システム ポリシー エディタのテンプレート (.Adm) ファイル  - ポリシー設定  - フォルダ パスを規定に戻す  - システム ポリシーの作成  - 代替フォルダ パスの作成  - サーバー ベースのプロファイルのショートカットの設定  - Windows NT 4.0 マシン用のポリシーの配置  - Windows 95 マシン用のポリシーの配置  - スタンドアローン ワークステーション上のポリシー設定の変更  - カスタム .Adm ファイルの作成  - 地理的な場所に基づいたシステム ポリシーの設定  - Documents Available List のクリア  - カスタム共有フォルダに対するフォールト トレランスの構築  - システム ポリシー エディタの規定のテンプレートによって変更されるレジストリ    キー  - 規定のユーザー設定  - [コントロール パネル] の [画面] アプリケーション  - 壁紙  - 配色  - [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] コマンド  - フォルダの設定  - タスクバーの設定  - [スタート] メニューの [検索] コマンド  - マイ コンピュータの [ドライブ] アイコン  - [ネットワーク コンピュータ] アイコン  - ネットワーク コンピュータの表示  - ネットワーク コンピュータのワークグループ内容  - デスクトップ表示  - [スタート] メニューの [Windows の終了] コマンド  - 保存される設定  - レジストリ編集ツール  - Windows アプリケーション制限  - カスタム プログラム  - カスタム デスクトップ アイコン  - [スタート] メニューのサブフォルダ  - カスタム [スタートアップ] フォルダ  - カスタム [ネットワーク コンピュータ]  - カスタム [スタート] メニュー  - シェルの拡張  - エクスプローラの [ファイル] メニュー  - [スタート] メニューの共通のプログラム グループ  - タスクバーのコンテキスト メニュー  - エクスプローラのコンテキスト メニュー  - ネットワーク接続  - エクスプローラのコンテキスト メニュー  - Autoexec.bat t  - ログオン スクリプト  - タスク マネージャ  - Welcome ヒント  - 規定のコンピュータ設定  - リモート アップデート  - コミュニティ  - 許可される管理者  - パブリック コミュニティ トラップ  - [ファイル名を指定して実行] コマンド  - ドライブ共有 - ワークステーション  - ドライブ共有 - サーバー  - プリンタ ブラウズ スレッド  - サーバー スケジューラ  - エラー ビープ  - 認証の再試行  - 認証時間の限界  - RAS コールバック間隔  - RAS 自動切断  - 共有プログラム フォルダ パス  - 共有デスクトップ アイコン パス  - 共有 [スタート] メニュー パス  - 共有 [スタートアップ] フォルダ パス  - ログオン バナー  - [ログオン] ダイアログ ボックスの [シャットダウン] ボタン  - ログオン名の表示  - ログオン スクリプト  - 長いファイル名  - 8.3 ファイル名での拡張文字  - 読み取り専用ファイル - 最終アクセス日時  - キャッシュされるローミング プロファイル  - 遅いネットワーク検出  - 遅いネットワーク タイムアウト  - ダイアログ ボックスのタイムアウト  - システム ポリシー エディタに含まれていないレジストリ エントリ  - 自動実行  - バナーの起動  - 付録 B - ユーザー プロファイルの実装  - 既存の Windows NT 3.5x ローミング プロファイル  - 既存の Windows NT 3.5x ローミング プロファイル  - Windows NT 3.5x ローミング プロファイルの Windows NT 4.0 ローミング プロファイル    への移行  - Windows NT 3.5x マンダトリ プロファイルの Windows NT 4.0 マンダトリ     プロファイルへの移行  - Windows NT 3.5x マンダトリ プロファイルの Windows NT 4.0 ローミング     プロファイルへの移行  - 新しい Windows NT 4.0 ローミング プロファイルの作成  - 新しい Windows NT 4.0 マンダトリ プロファイルの作成  - ローミング プロファイルのマンダトリ プロファイルへの更新と変更  - ローミング プロファイルのマンダトリ プロファイルへの変更  - 付録 C -  使用上の注意  - 管理者に対するユーザー ログオンとユーザー ログオフに関する重要な情報  - 製品版リリース以降のプロファイルへの最新の更新  - 製品版リリース以降のポリシーへの最新の更新  - 付録 D - 関連する Knowledge Base アーティクル  - プロファイル  - ポリシーはじめに============そう遠くない昔に、情報技術の専門家はメインフレーム使用によってかさむコストの管理において重大な挑戦に直面しました。事務員、ライター、開発者、システム管理者のすべてがターミナルを所有し、数値の計算処理から手紙のタイプまで、あらゆることにシステムを使用しているように見受けられました。ネットワークは動きがとれなくなり、IT の専門家は "必要でない処理" をメインフレームから取り除くという仕事を与えられました。彼らの決定は、会社にパーソナル コンピュータを配置し、メインフレームへのアクセスにはエミュレーション ソフトウェアを、中央処理やデータ共有が必要ない仕事にはローカル ソフトウェアを使用することでした。しだいに、PC がより強力になるにつれ、ますます多くの処理がデスクトップへ移動しました。PC ネットワークが成熟するにつれ、多くのビジネスは商品ハードウェアとすぐ使用できるソフトウェアで構築されたネットワークが最良のビジネス ソリューションであるとわかりました。しかし、最近、これが元に戻ってしまいました。所有権の総コスト (または TCO)、分散したパーソナル コンピュータ ネットワークの保守にかかる実際のコスト、は少しも些細なものではありません。TCO にはハードウェアとソフトウェアの最初の資本コスト、配置と設定の支出、ハードウェアとソフトウェアのアップデート、トレーニングや再トレーニング、日々の保守と管理、電話やオンサイトの技術サポートの実施に関連するコストが含まれます。これらの拡大する費用を考慮に入れて、弊社およびその他の会社はパーソナル コンピュータの所有権の総コストを下げるためのいくつものイニシアチブに対して共同作業を行っています。TCO とユーザー================所有者の総コスト (TCO) に関する最近のレポートで注目される主要なコストの 1 つは、システム設定の変更やコンピュータを動作不能にするなどのユーザー エラー、またはシステムの混乱や複雑さ、たとえばデスクトップにあまりにも多くの機能や不必要なアプリケーションがインストールされているなど、これらによって引き起こされるデスクトップでの生産性の損失です。これらの問題を解決するためには、システム管理者は主要な設定ファイル、および特定の仕事を行うのに必要でない機能やアプリケーションへのユーザーのアクセスを管理する手段を必要とします。正しい管理を行うには、この管理手段は柔軟性が高くカスタマイズ可能である必要があります。システム管理者は、ユーザーの仕事の責任とコンピュータの能力を基にして個々のユーザーおよびユーザーのグループのコンピュータ設定を管理できる必要があります。プロファイル、ポリシー、および Zero Administration Kit===================================================Zero Administration Kit (ZAK) for the Microsoft Windows NT version 4.0 オペレーティング システムは、企業の管理者がユーザー処理から生じる一部の問題を処理するのを手助けするように設計されています。ZAK は、Microsoft Windows NT 4.0 を配置するための方法論のセットで、仕事ベースの作業者に対する個々のデスクトップ管理の重荷を大幅に減らします。ZAK を使用すると、システム管理者はユーザー プロファイル、システム ポリシー、およびセキュリティを確立して、企業ネットワーク内のエンド ユーザーの管理に関連する管理コストの一部を減らすことができます。ZAK の方法論は、Windows NT 4.0 の基盤テクノロジーと機能を基にしており、そのようなものとして、企業の特定のコンピューティング要件を満たすために、これらのテクノロジーを容易に適用することができます。近い将来、TOC を減らす追加の機能が Microsoft Windows 98、Windows NT 5.0、および Microsoft Systems Management Server に登場します。これらの機能の中心は、デスクトップ管理を集中させるという考えです。これは、このペーパーの主題である、ユーザー プロファイルとシステムポリシーによって達成されます。ユーザー プロファイルおよびシステム ポリシーとは===========================================Microsoft Windows NT 4.0 ユーザー プロファイルは、ユーザーの環境やオプション設定など、特定のユーザーの Windows NT 設定を記述します。たとえば、インストールされているアプリケーション、デスクトップ アイコン、カラー オプションなど、ユーザーに固有な設定および設定オプションはユーザー プロファイルに含まれています。このプロファイルは、一部分はシステム ポリシー情報 (たとえば、ユーザーがアクセス可能なもの、ユーザーが変更可能および変更不可能なもの) から、一部分はユーザーがデスクトップをカスタマイズするために加える、許可され、保存された変更から構築されます。システム ポリシーはレジストリ設定のセットで、ユーザー グループまたは個々のユーザーが使用可能なコンピュータ リソースを共に定義します。ポリシーは、使用可能なアプリケーション、ユーザーのデスクトップに表示されるアプリケーション、[スタート] メニューに表示されるアプリケーションとオプション、デスクトップの属性を変更できるユーザーとできないユーザーなど、システム管理者が管理する必要のあるデスクトップ環境のさまざまな面を定義します。Windows NT 4.0 へのシステム ポリシーおよび新しいユーザー プロファイル構造の追加により、ネットワーク管理者によるユーザー環境の管理機能は以前よりもすぐれたものになりました。ユーザーのデスクトップの管理におけるオプションの数を増やす、アプリケーションおよびシステム ツールへのアクセシビリティ、管理上のオーバーヘッドを最小限にする、およびスケーラビリティの向上など、顧客が提出したリクエストの多くが追加されました。弊社では、Windows NT オペレーティング システムへの機能拡張に対する顧客フィードバックを歓迎します。この文書は、Windows NT 4.0 でユーザー プロファイルおよびシステム ポリシーの展開を実装するために管理者が必要とする詳細事項を紹介したものです。主に Windows NT に重点を置いていますが、このペーパーは Windows 95 クライアントでのユーザー プロファイルの処理方法、および 2 つのプラットフォームの違いについても説明しています。始める前に================この文書を進める前に、『Windows NT 4.0 コンセプト アンド プランニング ガイド』の第 3 章と第 4 章を読むことをお勧めします。さらに、以下の用語や概念を理解しておく必要があります。主要な用語===============ディレクトリ複製処理サーバー (エクスポート サーバーと呼ばれる) から同じドメインまたはほかのドメインの指定したサーバーまたはワークステーション (インポート コンピュータと呼ばれる) へディレクトリのマスター セットをコピーすること。複製処理は、データのシングル マスター コピーのみが保守されるため、複数のコンピュータでディレクトリやファイルの同一セットを保守する作業を簡単にします。ファイルは、エクスポート ディレクトリに追加されたとき、および変更がエクスポートされるファイルのいずれかに保存されるたびに複製されます。ドメイン構造Windows NT では、ドメインは Windows NT Server ネットワークの管理者によって定義されたコンピュータの集まりで、共通のディレクトリ データベースを共有します。ドメインは、ドメイン管理者によって保守されている、集中したユーザー アカウントおよびグループ アカウントへのアクセスを提供します。各ドメインは固有の名前を持っています。ホーム ディレクトリホーム ディレクトリはそのユーザーがアクセス可能なディレクトリで、そのユーザー用のファイルやプログラムを含んでいます。ホーム ディレクトリは、シングル ユーザーまたはユーザーのグループに割り当てることができます。ローカル プロファイルローカル プロファイルはコンピュータに固有です。特定のコンピュータ上でローカルプロファイルを持つユーザーは、そのコンピュータにログオンしているときのみ、そのプロファイルへアクセスできます。マンダトリ プロファイルマンダトリ プロファイルは、ユーザーが変更できない、あらかじめ設定されたローミング プロファイルです。ほとんどの場合、これらは共通のインターフェイスおよび標準の設定が必要となるユーザーまたはユーザーのグループへ割り当てられます。NetLogon サービスWindows NT Server の場合、NetLogon サービスはドメイン ログオンを認証し、ドメインのディレクトリ データベースがプライマリ ドメイン コントローラ (PDC) とバックアップ ドメイン コントローラ (BDC) 間で同期を保ちます。Regedt32.exe32 ビット版のレジストリ エディタ。レジストリレジストリは、Windows NT 内部設定情報、マシンおよびユーザー固有の設定が保存されているデータベースです。レジストリ ハイブハイブはレジストリのセクションで、ファイルとして保存されます。レジストリのサブツリーはハイブ (蜜蜂の巣の小房構造に似ているため、この名が付けられました) に分割されます。ハイブは、キー、サブキー、および値の分離体です。ローミング プロファイルローミング プロファイルはネットワーク共有上に保存され、どのコンピュータからもアクセスできます。ローミング プロファイルを持つユーザーは、そのプロファイルが有効なコンピュータへログオンし、プロファイルにアクセスできます (プロファイルは作成されたプラットフォーム上でのみ有効です。たとえば、Windows NT 4.0 プロファイルは Windows 95 コンピュータでは使用できません)。ローミング ユーザーローミング ユーザーは、異なるコンピュータから異なるときにネットワークへログオンするユーザーです。この種のユーザーは、kiosk を使用したり、コンピュータの層をほかのユーザーと共有したりする場合があります。ローミング ユーザーはユーザー プロファイルをネットワーク共有上に保存し、ネットワーク接続されたコンピュータへログオンして、そのプロファイルへアクセスすることができます。システム ポリシーシステム ポリシーはレジストリ設定のセットで、ユーザーのグループまたは個々のユーザーが使用可能なコンピュータ リソースを共に定義します。システム ポリシーはシステム ポリシー エディタを使って作成します。システム ポリシーにより、管理者はユーザーの作業環境や処理を管理し、システムを強制的に設定することができます。%systemroot%Windows NT ファイルを含むルート ディレクトリになるよう展開する環境変数。ディレクトリ名は、Windows NT がインストールされるときに指定されます (通常、このディレクトリ名は c:\winnt です)。%systemroot%\profilesコンピュータの各ユーザーのユーザー プロファイルを含む、ルート ディレクトリ内のフォルダ。%username%現在ログオンしているユーザーのユーザー アカウント ID になるよう展開する環境変数。これは、Windows NT に対してユーザー アカウントを識別します。技術上の注意===============このガイドには、Windows NT の特定の動作を変更し、設定を変更できるようにする、レジストリ場所を参照している箇所があります。このため、以下の警告が含まれています。注意:レジストリの編集を誤ると、再セットアップを余儀なくされるような事態が発生する恐れがあります。弊社ではレジストリ エディタの編集の結果による如何なる問題に対しても保証はいたしかねます。さらに、このガイドの一部は NTuser.xxx という名前のレジストリ ハイブを参照します。この名前が使用されている場合、.xxx は .dat または .man のいずれかと置き換えることができます。ユーザー プロファイルの確立 - 概要========================================Microsoft Windows NT 4.0 のユーザー プロファイルは、ユーザーの環境やオプション設定など、特定のユーザーの Windows NT 設定を記述します。ユーザー プロファイルは、ローカル、ローミング、またはマンダトリにすることが可能です。ローカルプロファイルは、所定のコンピュータに固有です。特定のコンピュータ上でローカルプロファイルを作成するユーザーは、そのコンピュータにログオンしているときにのみ、そのプロファイルへアクセスできます。逆に、ローミング プロファイルはネットワーク共有上へ保存され、ネットワーク接続されたコンピュータからアクセスできます。ローミング プロファイルを持っているユーザーは、そのプロファイルが有効なネットワーク接続されたコンピュータへログオンし、そのプロファイルへアクセスできます。マンダトリ プロファイルはあらかじめ設定されたローミング プロファイルで、ユーザーは変更できません。システム管理者として、共通のインターフェイスおよび標準の設定を必要とするユーザーのグループに対してマンダトリ プロファイルを使用することができます。ユーザー プロファイルの主要な目標の 1 つは、ユーザーのシステムやデスクトップカスタマイゼーションが、ユーザーが設定を再設定しなくても、コンピュータからコンピュータへユーザーと共に移動できるようにすることです。ユーザーがローミングプロファイルをサポートするコンピュータへログオンすると、デスクトップはユーザーが最後にログオフしたときのままで表示されます。ローミング ユーザー サポートにより、ユーザーはコンピュータを共有できますが、各ユーザーはネットワーク上のどのコンピュータにも個人用のデスクトップを持つことができます (ローミング プロファイルとマンダトリ プロファイルの両方がこの機能をサポートします)。ユーザー プロファイルの作成および管理========================================ユーザー プロファイルは、次に説明されるような複数の方法で作成および管理できます。システム管理者として、ユーザーがプロファイルを変更できるかどうかを決定します。特定のユーザーまたはグループに対して変更不可能なユーザー プロファイルを作成します (これはマンダトリ プロファイルです)。 Windows NT 4.0 コンピュータ上のすべての新しいユーザーに適用される、ネットワーク デフォルト ユーザー プロファイルを確立します。このデフォルト プロファイルをダウンロードし、ログオンした後、ユーザーはプロファイルをカスタマイズできます (マンダトリでない場合)。新しいユーザーがログオンする Windows NT 4.0 コンピュータ上でローカルデフォルトユーザー プロファイルを使用できるようにします。ログオンした後、ユーザーはプロファイルをカスタマイズできます (マンダトリでない場合)。テンプレート ユーザー プロファイルをコピーし、そのコピーをユーザーに割り当てます。ユーザーはプロファイルをカスタマイズできます (マンダトリプロファイルでない場合)。プロファイルはネットワーク サーバーに保存したり、ローカル マシン上にキャッシュすることができます (キャッシュされたプロファイルは \%systemroot%\Profiles ディレクトリにあります)。プロファイルをキャッシュすると、ログオンやプロファイルの読み込みにかかる総時間を減らすことができます。ただし、ローミング ユーザーまたは kiosk 環境では、この方法は最適でない場合があります。このオプションは管理者によって管理されます。ユーザー プロファイルの構造======================ユーザー プロファイルは、Windows NT レジストリ ハイブとプロファイル ディレクトリのセットから構成されています。レジストリは、マシンおよびユーザー固有の設定を保存するのに使用されるデータベースで、レジストリの一部はハイブと呼ばれるファイルとして保存できます。これらのハイブは必要に応じて再読み込みして使用できます。ユーザー プロファイルはハイブ機能を利用して、ローミング プロファイル機能を提供します。ユーザー プロファイル レジストリ ハイブはファイル形式では NTuser.dat で、ユーザーがログオンするときにレジストリの HKEY_CURRENT_USER 部分へマップされます。NTuser.dat ハイブは、ユーザーがログオンするときのユーザーの環境オプションを保持します。ネットワーク接続を維持する設定、ユーザー固有のコントロール パネル設定 (デスクトップの色やマウスなど)、およびアプリケーション固有の設定を保存します。一連のプロファイル ディレクトリは、ショートカット リンク、デスクトップ アイコン、起動アプリケーションなどを保存します。共に、これら 2 つのコンポーネントは、コンピュータからコンピュータへ移行できるユーザー設定をすべて記録します。詳細を以下に示します。レジストリ ハイブに保存される設定オプション=====================================================NTuser.dat ファイルには、以下の設定が含まれます。Windows NT エクスプローラ設定。永続的なネットワーク接続だけでなく、Windows NT エクスプローラのすべてのユーザー定義可能な設定。タスクバー。すべての個人用プログラム グループとプロパティ、すべてのプログラム アイテムとプロパティ、およびすべてのタスクバー設定。プリンタ設定。すべてのネットワーク プリンタ接続。コントロール パネル。コントロール パネルで行われたすべてのユーザー定義設定。アクセサリ。Windows NT 環境に影響するすべてのユーザー固有のアプリケーション設定。電卓、時計、メモ帳、ペイント、ハイパーターミナルなど。ヘルプのブックマーク。Windows NT ヘルプ システムに配置されたブックマーク。プロファイル ディレクトリに保存される設定オプションプロファイル ディレクトリは以下の設定を含むように設計されています。アプリケーション データ。ワード プロセッシング プログラム用のユーザー辞書など、アプリケーション固有のデータ。アプリケーションの製造元がこのディレクトリに保存するデータを決定します。デスクトップ。ファイルやショートカットなどのデスクトップ アイテム。お気に入り。プログラム アイテムやお気に入りの場所へのショートカット。NetHood。* ネットワーク コンピュータ アイテムへのショートカット。Personal。プログラム アイテムへのショートカット。また、ユーザーが作成する文書を集中して保存する場所。アプリケーションは既定でここにファイルを保存するように作成する必要があります。PrintHood。* [プリンタ] フォルダ アイテムへのショートカット。Recent。最近使ったアイテムへのショートカット。SendTo。文書の保存場所およびアプリケーションへのショートカット。[スタート] メニュー。プログラム アイテムへのショートカット。Templates。* テンプレート アイテムへのショートカット。  - これらのディレクトリはデフォルトでは隠しディレクトリになっています。これらの    ディレクトリを表示するには、表示オプションを変更します。Windows NT 4.0 と Windows 95 - ユーザー プロファイルの違い========================================================Windows 95 プロファイルの動作は Windows NT 4.0 プロファイルに非常によく似ていますが、いくつかの違いがあります。Windows NT 4.0 とは異なり、Windows 95 はユーザー プロファイルをダウンロードし、ユーザーのホーム ディレクトリへ書き込みます。Windows 95 ユーザーが最初にログオンすると、ユーザー アカウントのホーム ディレクトリ パスで指定された UNC パスに Windows 95 ユーザー プロファイルがあるかどうかをチェックされます。ただし、この動作は変更できます。詳細については、『Windows 95 リソース キット』を参照してください。Windows 95 と Windows NT 4.0 のユーザー プロファイルには、その他に以下のような機能の違いがあります。Windows 95 は共通グループをサポートしません。Windows 95 は、ユーザー プロファイルがダウンロードされるときに、ショートカット (.lnk) とプログラム情報ファイル (.pif) のみをコピーするように設定できます。一方、Windows NT はすべてのファイル、ショートカット、ディレクトリ オブジェクトをダウンロードします。Windows 95 ユーザー プロファイルは集中して保存されているデフォルト ユーザー プロファイルをサポートしません。Windows 95 はユーザー プロファイルのレジストリ部分に対して異なるファイルを使用します(次の表を参照してください)。 Windows 95 と Windows NT 4.0 のプロファイルは交換不可能です。主に、ユーザー プロファイルの主要コンポーネントであるレジストリ ハイブが、オペレーティング システムのバージョン間では互換性がないためです。  Windows NT 4.0 ファイル     相当する Windows 95 ファイル   ------------------------------------------------     NTuser.dat                  User.dat     NTuser.dat.log              User.da0     NTuser.man                  User.man注 :  Windows 95 User.da0 と Windows NT 4.0 Ntuser.dat.log は同じですが、         わずかに異なる機能を提供します。Windows 95 はユーザーがログオフするたび         に User.dat のコピーを User.da0 へ書き込みます。Windows NT は         Ntuser.dat.log ファイルをトランザクション ログ ファイルとして         使用します。         これにより、ユーザー プロファイルを復元する必要がある場合にフォールト         トレランスが可能になります。Windows 95 と Windows NT 4.0 のファイル構造は、Application Data ディレクトリを除いて同一です。Windows 95 はこのディレクトリをサポートしません。Windows 95 ユーザー プロファイルは NetWare サーバー上へ保存できます。NetWare ネットワーク クライアントのプライマリ ネットワーク ログオンのプライマリ ネットワーク ログオンを使ってクライアントを設定する方法の詳細については、『Windows95 リソース キット』 の「Windows 95 on NetWare Networks」を参照してください。Microsoft Service for NetWare Directory Services を使用するクライアントの設定の詳細については、サービスに付属しているオンライン ヘルプを参照してください。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 161334 (最終更新日 1999-09-09) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号:161334 - 最終更新日: 12/04/2015 15:59:37 - リビジョン: 5.0

Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition, Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition, Microsoft Windows 95

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