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INF: バイパス (緊急) モードと DUMP TRANSACTION WITH NO_LOG

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP165918
サポート期間が終了した「サポート技術情報」資料に関する免責事項
この資料は、マイクロソフトでサポートされていない製品について記述したものです。そのため、この資料は現状ベースで提供されており、今後更新されることはありません。
概要
まれに、起動時の復旧の失敗によってデータベースが SUSPECT になる場合があります。通常、この状態になるとデータにアクセスすることはできません。しかし、SUSPECT の状態を手動で「バイパス モード」(緊急モードともいいます) に設定し、SELECT あるいは一括コピー プログラム (BCP) を使用してデータをコピーすることができます。バイパス モードでは、通常のようなデータ修正は行えませんが、DUMP TRANSACTION WITH NO_LOG を実行できます。このようなバイパス モードでの操作はサポートされた操作ではなく、危険性を含んでいることに注意してください。

同様の理由から、起動復旧に時間がかかる場合に、復旧を中止してバイパス モードに設定したり、DUMP TRANSACTION WITH NO_LOG を実行しないでください。

詳細
通常の場合、DUMP TRANSACTION によって実行されるアクションはログされているため、復旧や中止が可能です。しかし、DUMP コマンド自体もログ スペースを消費します。トランザクション ログがフルで DUMP TRANSACTION のログを記録するスペースが足りない場合は、WITH NO_LOG オプションによってログなしでトランザクション ログの切り捨てがおこなえます。

DUMP TRANSACTION WITH NO_LOG は、通常の状態で実行すれば比較的安全です。操作中にサーバーが障害を発生しても復旧できるような対策がとられています。

まれに、自動復旧 (起動復旧ともいいます) が失敗してデータベースが SUSPECT になる場合があります。これには特定の原因があります。最初に復旧が失敗したときのエラーログ メッセージを記録しておくことが大切です。この記録が診断の助けになることがあります。

「復旧」とは、後で開始されたり前回のチェックポイントでコミットされなかったトランザクションをすべてやり直したり元に戻すことによって、データベースの一貫性を保つプロセスです。このプロセスは、トランザション ログの事前書き込み (修正されたページはデータベースに書き込まれる前にログに書き込まれる) に依存します。復旧では、各ログ レコードを読み込み、そのタイム スタンプと対応するデータベース ページのタイム スタンプとを比較し、コミットされていないトランザクションについては変更を元に戻し、コミットされたトランザクションについては変更をやり直します。

復旧失敗のエラーログ メッセージを記録したら、データベースを NORMAL に戻し、SQL Server を再起動して復旧に成功するかどうかを再度試みます。データベースのステータスを変更するには、sp_resetstatus ストアド プロシージャを使用します。これは、Mssql\Install ディレクトリの Instsupl.sql スクリプトからインストールできる、補完的なストアド プロシージャです。詳細については、オンライン マニュアルの「Resetting the Suspect Status」を参照してください。

それでも失敗する場合は、エラー メッセージを記録してプライマリ サポート プロバイダに連絡してください。また、問題が発生する前のデータベースのバックアップがあるかどうかも確認します。バックアップが必要になる場合があります。通常、データベース内のデータは、トランザクションとしては (つまり物理的には) 一貫性は失われていますが、大部分は使用可能です。データベースをバイパス (緊急) モードに設定すれば、データにアクセスすることができます。アクセスするには、allow updates をオンにしてから、sysdatabases.status を -32768 に設定します。たとえば、次のコマンドを使用します。
   UPDATE SYSDATABASES SET STATUS=-32768 WHERE NAME='DBNAME'

このコマンドを実行した後で、データベースに入ってデータを SELECT するか、BCP を使用してデータを取り出します。この作業の間にもエラーが発生することがありますが、たいていの場合、データの大部分を取り出すことができます。
詳細
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 165918(最終更新日 1999-06-30) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号:165918 - 最終更新日: 09/30/2004 02:05:58 - リビジョン: 1.1

  • Microsoft SQL Server 4.21a Standard Edition
  • kbusage ssrvgen kbhowto KB165918
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