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TCP/IP for Windows NT の停止ゲートウェイ検出アルゴリズムの更新プログラム

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP171564
現象
Windows NT を実行しているコンピュータで、冗長性のために複数のデフォルト ゲートウェイが構成されている場合でも、プライマリ ゲートウェイで障害が発生したときにルーターを介したコンピュータ接続が失われることがあります。
原因
Windows NT 4.0 は、RFC 816 で記述されている Triggered Reselection メソッドを使用した停止ゲートウェイ検出機能をサポートしています。この実装により、現在のデフォルト ゲートウェイを 2 番目または 3 番目に構成されたゲートウェイに非常に簡単に切り替えることができます。しかしこの実装では、切り替えを実行する前に、切り替えの対象となるゲートウェイのテストは実行されません。
解決方法
この問題を解決するには、Windows NT 4.0 または Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
152734 Windows NT 4.0 の最新の Service Pack を入手する方法

状況
マイクロソフトでは、この問題を Windows NT 4.0 および Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition の問題として認識しています。この問題は Windows NT 4.0 Service Pack 4.0 および Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition Service Pack 4 で最初に修正されました。
詳細
Windows NT 4.0 の停止ゲートウェイ検出アルゴリズムの説明は次のとおりです。
  • デフォルト ゲートウェイを介してルーティングされているすべての TCP 接続が、レジストリの値 TcpMaxDataRetransmissions の半分に当たる回数、TCP パケットを送信先に送信しようとしたが応答がなかった場合、このアルゴリズムは、一覧で次に示されたゲートウェイに IP を切り替えるよう推奨します。

    しかし、新しいアルゴリズムは IP のゲートウェイ切り替えを推奨する際、より細かなチェックを行います。

  • デフォルト ゲートウェイを介してルーティングされているすべての TCP 接続が、レジストリの値 TcpMaxDataRetransmissions の半分に当たる回数、TCP パケットを送信先に送信しようとしたが応答がなかった場合、このアルゴリズムは、一覧の次に示されているデフォルトのゲートウェイを使用するよう、その 1 つのリモート IP アドレスのルート キャッシュ エントリ (RCE) を変更します。TCP 接続の 25% が次のデフォルト ゲートウェイに移動したとき、アルゴリズムはコンピュータ全体のデフォルト ゲートウェイを、現在接続が使用しているゲートウェイに変更するよう IP に推奨します。

新しいアルゴリズムの例

現在 11 の異なる IP アドレスに対する TCP 接続が、デフォルト ゲートウェイを介してルーティングされていると仮定します。デフォルト ゲートウェイで障害が発生したときの状態は、2 番目のデフォルト ゲートウェイが構成されており、TcpMaxDataRetransmissions の値がデフォルトである 5 に設定されているとします。

最初の TCP 接続がデータを送信しようとしても、相手から受信確認が返信されません。3 回目の再送信を実行した後、そのリモート IP アドレスの RCE は、一覧内の次のデフォルト ゲートウェイを使用するよう切り替えられます。この時点で、その 1 つのリモート IP アドレスに対するすべての TCP 接続が切り替えられますが、残りの接続は依然として元のデフォルト ゲートウェイの使用を試行します。

2 番目の TCP 接続がデータを送信しようとしても、同じ現象が発生します。今度は、11 ある RCE のうち 2 つが、新しいゲートウェイに切り替えられます。

3 番目の TCP 接続がデータを送信しようとすると、3 回目の再送信の後で、11 ある RCE のうち 3 つが 2 番目のデフォルト ゲートウェイに切り替えられることになります。この時点で、RCE のうち 25% 以上が切り替えられたことになり、新しいゲートウェイがコンピュータ全体のデフォルト ゲートウェイとなります。

このとき、切り替えられたデフォルト ゲートウェイは、問題が発生 (停止ゲートウェイ アルゴリズムが再び一覧内の次のゲートウェイの試行を実行) するまで、またはコンピュータを再起動するまでは、このコンピュータのプライマリ ゲートウェイを変更しません。

デフォルト ゲートウェイの一覧の最後に達した場合、再び一覧の先頭から検索が行われます。
プロパティ

文書番号:171564 - 最終更新日: 01/24/2006 08:05:08 - リビジョン: 2.1

  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Terminal Server
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • kbhotfixserver kbqfe kbbug kbfix kbnetwork KB171564
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