レジストリ チェッカーがレジストリの損傷を検出し続ける

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP186909
現象
Windows の起動時に、レジストリ チェッカー ツールが次のメッセージを表示することがあります。
Windows のレジストリの設定が破損しています。 Windows を再起動して問題を解決してください。

[OK] をクリックすると、Windows が再起動されて、同じメッセージが再度表示されます。

このとき、リアルモード版のレジストリ チェッカー (Scanreg.exe) をコマンド プロンプトから実行しても、レジストリの損傷が検出されません。Windows Millennium Edition (Me) はリアルモード版の Scanreg.exe をサポートします。
原因
この現象は、コンピュータのメモリに不良があると発生する場合があります。不良メモリにレジストリを読み込むと、メモリ中のレジストリも損傷します。Windows ベース (またはプロテクトモード) のレジストリ チェッカー (Scanregw.exe) では、このメモリ中のレジストリの破損をスキャンしてしまいます。

Scanregw.exe は、メモリ中のレジストリの損傷を検出すると、レジストリが破損しているとしてマークし、次回コンピュータ起動時にリアルモード版の Scanreg.exe が実行されるように設定します。リアルモードでメモリの不良がなければ、Scanreg.exe はレジストリの損傷を検出せずに、Windows を正常に起動できます。
解決方法
メモリ チップの不良が、この問題を引き起こしているかどうかを特定する方法には、次の 2 つがあります。

方法 1

コンピュータのメモリ チップを取り外して交換し、問題が解決するかどうかを調べます。

方法 2

Windows が使用するメモリの最大量を制限してみます。Windows が使用するメモリを制限することで、この問題が解決する場合は、原因はメモリ チップの不良です。Windows が使用するメモリを制限するには、次の手順を実行します。
  1. Windows を Safe モードで再起動します。これを行うには、コンピュータの再起動時に、Windows 98 Startup Menu が表示されるまで Ctrl キーを押したままにし、Startup Menu が表示されたら [Safe Mode] を選択します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール] の順にポイントして、[システム情報] をクリックします。
  3. [ツール] メニューの [システム設定ユーティリティ] をクリックします。
  4. [全般] タブで [詳細設定] をクリックします。
  5. [メモリを制限する] チェックボックスをオンにし、メモリの制限値を 16MB に設定します。

    注 : メモリを 16MB 未満に制限すると、Windows をロードできなくなる場合があります。Windows を正常に起動できない場合は、Windows を Safe モードで起動し、起動時に Shift キーを押したままにして、このオプションを無効にします。
  6. [OK] を 2 回クリックします。
  7. 通常の方法でコンピュータを再起動します。


メモリのトラブルシューティングの詳細については、Microsoft Knowledge Base の次の資料を参照してください。
文書番号 :134503
タイトル : Parity Error Messages May Indicate Bad Memory

文書番号 :142546
タイトル : メモリのトラブルシューティングに RAM ドライブを使用する方法
状況
この動作は仕様です。
詳細
起動時にレジストリ チェッカーが自動実行されないように、レジストリ チェッカーを無効にすることができます。レジストリ チェッカーを無効にするには、次の手順に従います。

警告 : Microsoft は、レジストリ チェッカーを無効に設定することをお勧めしません。レジストリ チェッカーは、コンピュータが使えなくなってしまう問題を自動的に回避してくれるツールです。しかし、この資料で説明している現象は、より大きな問題である可能性があり、原因の特定および対策が必要です。
  1. Windows を Safe モードで再起動します。これを行うには、コンピュータの再起動時に、Windows 98 Startup Menu が表示されるまで Ctrl キーを押したままにし、Startup Menu が表示されたら [Safe Mode] を選択します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール] の順にポイントして、[システム情報] をクリックします。
  3. [ツール] メニューの [システム設定ユーティリティ] をクリックします。
  4. [スタートアップ] タブを選択します。
  5. [ScanRegistry] チェック ボックスをオフにします。
  6. [OK] をクリックします。
  7. Windows を通常どおり再起動します。
レジストリ チェッカーには、Windows ベース (プロテクト モード) と MS-DOS ベース (リアル モード) の 2 つのバージョンがあります。Windows ベースのバージョン (Scanregw.exe) は、レジストリの損傷をスキャンし、データ構造体 (削除済みとしてマーク付けされたキー) を空にし、1 日 1 回起動時に、構成ファイルをバックアップします。このツールは、レジストリの損傷が検出されると、リアルモード版のツールが呼び出されるように損傷フラグをレジストリに設定し、再起動を促すダイアログ ボックスを表示します。レジストリに 500KB を超える空のデータ構造体が含まれる場合、レジストリに最適化フラグが設定され、次回のコンピュータ起動時に、リアルモード版のツールが呼び出され、レジストリが最適化されます。

損傷または最適化のいずれかのレジストリ フラグが設定されている場合、リアルモード版のツール (Scanreg.exe) が起動時に実行されます。損傷フラグが設定されている場合、Scanreg.exe は、レジストリの損傷をスキャンし、最新のバックアップ セットを使用して自動的に復元します。バックアップは一時ファイルにエクスポートされ、現在のファイルに置換される前に損傷のスキャンが行われます。バックアップが損傷している場合は、2 番目に新しいバックアップから復元されます。バックアップがない場合、Scanreg.exe は、エラーや空のデータ構造体を取り除いてレジストリを再構築し、損傷の修復を試みます。最適化フラグが設定されている場合、4KB のプレースホルダを除いた、すべての空のデータ構造体を削除し、レジストリ サイズを小さくします。最適化の際には、レジストリの再構築は行われません。現在のレジストリ内には、プレースホルダとして 4KB が確保されます。

レジストリ チェッカー ツールの関連情報については、Microsoft Knowledge Base の次の資料を参照してください。
文書番号 :183887
タイトル : Windows レジストリ チェッカー ツール (Scanreg.exe) について

文書番号 :183603
タイトル : レジストリ チェッカー ツールの設定をカスタマイズする方法

文書番号 :184023
タイトル : メモリのトラブルシューティングに RAM ドライブを使用する方法
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 186909 (最終更新日 2000-09-07) をもとに作成したものです。

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:186909 - 最終更新日: 01/05/2011 03:14:00 - リビジョン: 2.0

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