現在オフラインです。再接続するためにインターネットの接続を待っています

一部の電子メール クライアントが Outlook 2010 から送信された電子メールを解読できない

現象
Lotus Notes、Entrust、SeaMonkey、Thunderbird などのサードパーティ電子メール クライアントを使用する受信者に Microsoft Office Outlook 2010 から暗号化されたメッセージを送信すると、受信者は暗号化されたメッセージを読めない場合があります。Thunderbird 電子メール クライアントの場合、メッセージを開くとメッセージの本文に次のメッセージが表示されることがあります。

Thunderbird はこのメッセージを解読できません

送信者はご使用のいずれかのデジタル証明書を使用してこのメッセージを暗号化しましたが、Thunderbird ではこの証明書と対応する秘密キーを見つけることができませんでした。

可能な解決方法:

  • スマートカードを使用している場合は、それを挿入してください。
  • 新しいコンピューターを使用している場合、または新しい Thunderbird プロファイルを使用している場合は、バックアップから証明書と秘密キーを復元する必要があります。証明書のバックアップの末尾は、通常、".p12" です。

Thunderbird クライアントでは以下の警告が表示されることがあります。

メッセージ セキュリティ

メッセージにデジタル署名がありません

このメッセージには、送信者のデジタル署名が含まれていません。デジタル署名が存在しないことは、この電子メール アドレスを所有していると見せかけている別のユーザーによってメッセージが送信された可能性があることを意味します。また、ネットワーク経由での転送中にメッセージが改変された可能性もあります。ただし、いずれかのイベントが発生した可能性は高くありません。

メッセージを解読できません

このメッセージは送信前に暗号化されましたが、メッセージを解読できません。この暗号化されたメッセージには未知の問題があります。

また、(Microsoft Office 2008 for Mac に含まれる) Microsoft Entourage 2008 および Microsoft Outlook 2011 for Mac は、Outlook 2010 から送信された電子メール メッセージを解読できない場合があります。Outlook 2011 for Mac では次のエラーが表示されることがあります。

このメッセージのセキュリティはエラーのため確認できません。

原因
RFC 5652 では、暗号メッセージ構文 (CMS) が文書化されています。その仕様では、SignerIdentifier として subjectKeyIdentifier または issuerAndSerialNumber のいずれかを使用することが許可されています。Outlook 2010 のリリース (RTM) バージョンでは SignerIdentifier として subjectKeyIdentifier を使用しますが、以前のバージョンでは issuerAndSerialNumber を使用します。証明書で subjectKeyIdentifier 拡張が定義されていない場合、Outlook 2010 RTM によりこの拡張が生成されます。一部の電子メール クライアントやサードパーティのオペレーティング システムでは、Outlook により生成された subjectKeyIdentifier を使用できません。これにより、受信者はメッセージを解読して読むことができません。
解決方法

この問題は、Microsoft Office 2010 Service Pack 1 (SP1) 修正されています。詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

2460049Office 2010 SP1 の説明

SP1 をインストールした後、証明書に subjectKeyIdentifier 拡張が存在しない場合、Outlook では SignerIdentifier として issuerAndSerialNumber を使用する動作に戻ります。

回避策

Microsoft Office 2010 Service Pack 1 をインストールできない場合は、以下の回避策を使用できます。

このページでこの問題を回避するには、「Fix it で解決する」セクションに進んでください。自分でこの問題を解決するには、「自分で解決する」セクションに進んでください。

Fix it で解決する

この問題を自動的に解決するには、[この問題を解決する] リンクをクリックします。続いて [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、このウィザードの手順に従います。

この問題を解決する
Microsoft Fix it 50724



注: このウィザードは英語版のみである場合があります。しかし、自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。

注: 問題のあるコンピューターとは別のコンピューターを操作している場合、自動的な解決ツールをフラッシュ ドライブまたは CD に保存することで、問題のあるコンピューターで実行することができます。

自分で解決する

送信者のクライアントで、以下のレジストリ値を使用して、Outlook 2010 を以前のバージョンの Outlook の動作に戻します。

重要 この手順には、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

  1. レジストリ エディターを起動します。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\security

    注: \Security レジストリ サブキーが存在しない場合は、作成します。
  3. このキーに次のレジストリ データを追加します。

    値の種類: DWORD
    値の名前: UseIssuerSerialNumber
    値のデータ: 1
  4. レジストリ エディターを終了します。
詳細
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載されている情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。

この資料に記載された各社への連絡方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:2142236 - 最終更新日: 10/22/2011 11:46:00 - リビジョン: 4.0

  • KB2142236
フィードバック
>