Outlook 2010 で、電子メール メッセージにサイズの大きい添付ファイルを追加すると、エラー "添付ファイルのサイズが最大値を越えています" が表示される

現象


Microsoft Office Outlook 2010 で添付ファイルを電子メール メッセージに追加すると、次のエラー メッセージが表示されます。

添付ファイルのサイズが最大値を越えています。

このエラーのスクリーンショット。
原因
この問題は、使用している電子メール アカウントの種類に応じて、以下のいずれかの理由により発生します。

インターネット電子メール アカウント (POP3、IMAP、HTTP)

このエラー メッセージは、Outlook 2010 でのインターネット電子メール アカウントの新しい既定の添付ファイル サイズ制限 20 MB (20480 KB) が原因で発生します。この制限は、ほとんどのインターネット サービス プロバイダーの制限を超える非常に大きい添付ファイルをコンピューターがアップロードしないようにします。この制限は、20 MB を超える 1 つの大きな添付ファイルを追加しているか、合計サイズが 20 MB を超える複数の添付ファイルを追加しているかに関係なく適用されます。

Microsoft Exchange Server (電子メール アカウント)

Exchange Server メールボックスを使用している場合、1 つ以上のアイテムをメッセージに追加し、添付ファイルの合計サイズが 10 MB (10240 KB) を超えている場合、既定でこのエラー メッセージが表示されます。この添付ファイルの制限は、Outlook 2010 でインターネット電子メール アカウントに導入された新しい制限とは無関係です。Exchange メールボックスのこの制限は、Exchange 管理者が [トランスポート設定のプロパティ] ダイアログ ボックスで構成した [最大送信サイズ] 設定によるものです。

[トランスポート設定のプロパティ] ダイアログ ボックスのスクリーンショット。

解決方法
既定の添付ファイルの制限を変更する手順は、Outlook 2010 で使用している電子メール アカウントの種類によって決まります。

重要: この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを変更する前に必ずレジストリのバックアップを作成してください。また、問題が発生した場合に備えて、レジストリの復元方法を理解しておいてください。レジストリのバックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の記事番号をクリックして、Microsoft サポート技術情報を確認してください。

322756 Windows XP および Windows Vista でレジストリをバックアップおよび復元する方法

インターネット電子メール アカウント (POP3、IMAP、HTTP)

Outlook 2010 でインターネット電子メール アカウントの既定の添付ファイルの制限を変更するには、以下の手順に従います。
  1. Outlook を終了します。
  2. レジストリ エディターを起動します。
  3. 次のいずれかのレジストリ サブキーを見つけて、クリックします。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Preferences
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Preferences
    : レジストリにパスを手動で作成します (パスが存在しない場合)。
  4. このサブキーの下に、下記のレジストリ データを追加します。

    値の種類:DWORD
    値の名前:MaximumAttachmentSize
    値のデータ:添付ファイルの合計最大許容サイズを指定する整数。たとえば、30 MB の制限を構成するには、30720 (10 進数) を指定します。
    注意事項
    • 添付ファイルの制限なしを構成する場合は、値ゼロ (0) を指定します。
    • 既定の 20 MB 未満の制限を構成する場合は、20 MB 未満の値を指定します。
  5. レジストリ エディターを終了します。
  6. Outlook を起動します。

Microsoft Exchange Server (電子メール アカウント)

Exchange Server アカウントを使用している場合は、Outlook 2010 で使用されるインターネット電子メール アカウントの新しい 20 MB の添付ファイル制限は使用されません。代わりに、Outlook では Exchange サーバーで構成されている制限を使用します。Exchange Server アカウントを使用して送信されるメッセージのサイズの制御に使用される設定を変更するには、以下の手順を実行します。

注意事項
  • これらの手順は Exchange Server 2007 に適用されます。他のバージョンの Exchange の場合、同様の手順に従うことをお勧めします。
  • この Exchange Server 設定は、Outlook 2010 だけでなく Outlook のすべてのバージョンに適用されます。
  • 以下の手順で変更を行うには、Exchange 管理者である必要があります。通常のユーザーは、Exchange 管理コンソールにアクセスできません。
  1. Exchange 管理コンソールを起動します。
  2. [組織の構成] の下の [ハブ トランスポート] をクリックします。
  3. [グローバル設定] タブで、[トランスポート設定] をクリックします。(この手順のスクリーンショットを以下に示します)。

    この手順のスクリーン ショット
  4. [操作] ウィンドウの [トランスポート設定] セクションで、[プロパティ] をクリックします。
  5. [トランスポート設定のプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブで [最大送信サイズ (KB)] の値を構成します。
  6. [OK] をクリックします。
: Exchange サーバーにはさまざまな設定のキャッシュがあるため、この変更は即座に有効にはなりません。Outlook でこの変更が認識されるまで数時間待機しなければならない場合があります。

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2222370 - 最終更新日: 09/29/2016 06:35:00 - リビジョン: 7.0

Microsoft Outlook 2010

  • KB2222370
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