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Windows 7 / Windows Server 2008 R2 以降のスタンドアロン環境で Windows Time サービスが自動的に起動しない

現象
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 以降のスタンドアロン環境で、Windows Time サービスのスタートアップの種類を [手動] から [自動] に変更しても、システムを起動すると、Windows Time サービスは起動直後に停止して、以下のイベント ログが記録されます。

ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7036
レベル: 情報
Windows Time サービスは 実行中 状態に移行しました。

ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7042
レベル: 情報
Windows Time サービスに 停止 コントロールが正常に送信されました。指定された理由: 0x40030011 [オペレーティング システム: ネットワークの接続 (計画済み)]

ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7036タスクのカテゴリ: なし
レベル: 情報
Windows Time サービスは 停止 状態に移行しました。

原因
Windows Time サービス は、既定の設定として Windows 7 および Windows Server 2008 R2 に新しく実装された、トリガー起動サービスとして設定されているために、この現象が発生します。

サービスおよびバックグラウンド プロセスは、システムの全体的なパフォーマンスに大きな影響を与えます。Windows 7 および Windows Server 2008 R2 では自動起動するサービスの合計数を減らし、パフォーマンスを向上させ電力消費を削減するなど、システム全体の安定性を高めるという目的でトリガー起動サービスが新機能として実装されています。これにより、サービス コントロール マネージャーが、特定のシステム イベントによりサービスの起動と停止を実施できるように拡張されています。

Windows Time サービスは、既定のトリガーとして ActiveDirectory ドメイン環境に属しているかどうかにより起動と停止が判定されます。つまり、ActiveDirectory ドメイン環境に属している場合は、トリガー起動サービスによって Windows Time サービスが開始され、ActiveDirectory ドメインに属していない場合は、Windows Time サービスが停止されます。

なお、トリガーサービスの設定内容は、以下の sc qtriggerinfo コマンドを実行することにより確認できます。

sc qtriggerinfo w32time

サービス名 : w32time
サービスの開始
ドメインの参加状態 : 1ce20aba-9851-4421-9430-1ddeb766e809 [ドメインに参加済みです]

サービスの停止
ドメインの参加状態 : ddaf516e-58c2-4866-9574-c3b615d42ea1 [ドメインに参加していません]
回避策
システム起動時から Windows Time サービスを起動するには、以下のいずれかの方法を実行してください。

方法 1 :
以下のコマンドを実行して、既定で登録されたトリガー イベントを削除し、Windows Time サービスのスタートアップの種類を [手動] から [自動] に変更します。

sc triggerinfo w32time delete



方法 2 :
以下のコマンドを実行して、環境に適したトリガー イベントを定義します。
ここでは例として、IP アドレスがホストに付与されているかどうかを判断し、サービスの開始または停止を行います。

sc triggerinfo w32time start/networkon stop/networkoff



方法 3 :
Windows Time サービスのスタートアップの種類を [手動] から [自動 (遅延開始)] に変更します。



(注1) Windows Time サービスのスタートアップの種類を [自動 (遅延開始)] に設定すると、Windows OS の起動のタイミングによっては、サービス コントロール マネージャーが Windows Time サービスを起動するよりも先に、タスク : Time Synchronization によって、Windows Time サービスが起動される場合があります。

この場合、時刻同期の正常終了後に、サービスは自動的に停止される結果となります。



このため、方法 3 の対処策を選択する場合は、タスク : Time Synchronization によって、Windows Time サービスを起動しないようにするために、該当のタスクを無効にする必要があります。

タスクの無効化手順は下記の通りです。


1. タスクスケジューラを起動します。

2. [タスクスケジューラライブラリ] - [Microsoft] - [Windows]-  [Time Synchronization] 配下にある Synchronize Time を選択します。

3. 右クリックし、[無効] を選択します。 





詳細
スタンドアロン環境の Windows Time サービスは、システム起動時に、トリガー起動サービスによってサービスは開始されません。

ただし、タスク スケジューラ ライブラリに登録されている Time Synchronization によって、毎週日曜日、午前 1 時に、Windows Time サービス は起動され時刻同期を行うため、既定の設定で問題はありません。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2385818 - 最終更新日: 09/20/2016 12:36:00 - リビジョン: 4.0

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