Windows Server 2003 ベースのコンピューターを起動する時に、"Windows 製品のライセンスを確認中にエラーが発生しました。" とエラー メッセージが表示されログオンできない場合がある

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響します。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Microsoft Windows Server 2003 ベースのコンピューターを起動する時に、以下のエラー メッセージが表示され、ログオンできない場合があります。

Windows 製品のライセンスを確認中にエラーが発生しました。エラー コード: 0xnnnnnnnn

補足 :
エラー メッセージ内の 0xnnnnnnnn は、エラー コードを表します。 たとえば、エラー コード: 0x80004005
原因
各エラーは、それぞれ以下の原因で発生します。

エラー コード 0x80004005

Windows のライセンス認証 (WPA) に必要なファイルが破損しているか、存在しない場合に発生する可能性があります。この問題は、以下の条件の一方または両方に該当する場合に発生します。
  • サード パーティ製のバックアップ ユーティリティ、またはウイルス対策プログラムの影響
  • WPA で必要とするファイルを手動で変更した場合
  • サポート技術情報 912354 の Winlogon.exe のメモリ リークによる影響

エラー コード 0x8009001d

この問題は、MountedDevices レジストリ値を変更して、ブート ドライブ文字、またはシステム ドライブ文字の割り当てを変更した場合に発生します。

エラー コード 0x80070002

この問題は、以下のいずれかの条件に該当する場合に発生します。
  • 既定のセキュリティ プロバイダーが変更された場合
  • システムのドライブ文字が変更された場合

エラー コード 0x8007007f または 0x8007007e

Service Pack をアップグレードした後、この問題が頻繁に発生します。また、システムのアップグレード後に、ファイルの破損やシステム ファイルの不一致がある場合に発生します。

エラー コード 0x800705aa、0x8007007e、および 0x80004005

この問題は、Dpcdll.dll ファイルが存在しないか壊れている場合に発生します。

エラー コード 0x800705aa、0x80070002、0x80004005、0x800405aa、および 0x80090019

この問題は、サードパーティ製のプログラムが原因となり発生します。

エラー コード 0x800703e7

インページ操作の実行に問題がある場合に、このエラーが発生します。このエラーは、通常、ディスクの破損のために発生します。

エラー コード 0x80040057

この問題は、以下のいずれかの条件に該当する場合に発生します。
  • Wpa.dbl の破損
  • ウイルス対策ソフト等のフィルタ ドライバの動作による影響
  • 以下のサポート技術情報の問題による影響

    905700 Windows Server 2003 Service Pack 1 を実行しているコンピュータにログオンするときにエラー メッセージ "RPC サーバーが非常にビジーであるため、この操作を完了できません" が表示されることがある
回避策
各エラーの問題を回避するには、表示されるエラー コードに基づいて、以下のいずれかの方法を実行してください。

エラー コード 0x80004005

方法 1 :

Windows Server 2003 Service Pack 2 、かつ以下の修正プログラムを適用していない場合は、Windows Server 2003 Service Pack 2 を適用するか、以下の修正プログラムを適用してください。

912354 Windows XP または Windows Server 2003 を実行しているコンピューター上の Winlogon.exe プロセス内のプライベート バイトのシステム メモリ リークが発生する場合がある


方法2 :

Windows Server 2003 の CD を使用して、インストールされている Windows Server 2003 のシステム ファイルの置き換えをします。

注 : 置き換えをするシステム ファイルは、サービス パックのレベルを合わせる必要があります。インストール メディアのサービス パック レベルが異なる場合には、以下の技術情報で紹介されている手順を実行してサービス パックを統合した後、手順内で統合したフォルダ内のファイルと置き換えてください。

950349 Windows Server 2003 Service Pack 2 のファイルを Windows Server 2003 のインストール フォルダーに統合する方法
  1. Windows Server 2003 の CD を CD ドライブまたは DVD ドライブに挿入します。
  2. お使いのコンピューターを再起動します。
  3. 以下のメッセージが表示されたら、Windows Server 2003 の CD からコンピューターを起動するために、任意のキーを押します。

    Press any key to start from CD

    補足 : お使いのコンピューターを、CD ドライブまたは DVD ドライブから起動するように設定する必要があります。CD ドライブ、または DVD ドライブから起動するようにコンピューターを構成する方法については、パーソナル コンピューターに付属のマニュアルを参照するか、コンピューターの製造元に問い合わせてください。
  4. [セットアップの開始] 画面が表示されたら、R キーを押して回復コンソールを起動します。
  5. アクセスする Windows インストールを回復コンソールで選択します。

    例 : 1. C:\WINDOWS
  6. 画面の指示に従って、管理者のパスワードを入力し、Enter キーを押します。
  7. cd C:\WINDOWS\System32 と入力し、Enter キーを押します。

    注 : 手順 5 で表示されたパスが C:\WINDOWS と異なる場合には、手順 5 で表示されたパスを使用します。
  8. REN コマンドを使用して以下のファイルの名前を変更します。コマンド プロンプトで REN File_Name.extension File_Name.old と入力します。
    • Wpa.dbl
    • Pidgen.dll
    • Actshell.htm

    補足 : このファイルは、OOBE サブ フォルダーにあります。
    • Licdll.dll
    • Regwizc.dll
    • Licwmi.dll
    • Wpabaln.exe
  9. CD ドライブのドライブ文字をコロンと一緒に入力し、Enter キーを押します。 たとえば、D: と入力し、Enter キーを押します。
  10. cd i386 を入力し、Enter キーを押します。
  11. 個別に以下のコマンドを入力します。 各コマンドの後に Enter キーを押します。

    Expand licwmi.dl_ C:\WINDOWS\System32
    Expand regwizc.dl_ C:\WINDOWS\System32
    Expand licdll.dl_ C:\WINDOWS\System32
    Expand wpabaln.ex_ C:\WINDOWS\System32
    Expand wpa.db_ C:\WINDOWS\System32
    Expand actshell.ht_ C:\WINDOWS\System32\oobe
    Copy pidgen.dll C:\WINDOWS\System32

    補足 : これらのコマンドを実行する際に、Windows のインストール フォルダーが C:\WINDOWS と異なる場合、C:\WINDOWS を手順 5 で選択したパスに読み替えます。
  12. exit と入力し、Enter キーを押して、コンピューターを再起動します。

エラー コード 0x8009001d

MountedDevices レジストリ キーの内容を削除します。

MountedDevices キーは、以下のレジストリ サブ キーにあります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices


詳細については、以下のサポート技術情報を参照してください。

223188 Windows のシステム ドライブまたはブート ドライブのドライブ文字の復元方法
Windows Server 2003 のインストール フォルダーの情報は、レジストリを含む多数の箇所にドライブ文字を含めて保持されています。そのため、MountedDevices レジストリ キーの内容変更により、ブート ドライブのドライブ文字を変更すると、Windows Server 2003 のインストール フォルダーへのアクセスが正常に行えなくなり、WPA を含むシステムの動作に問題が発生します。このため、Windows Server 2003 のインストール後に MountedDevices レジストリ キーの内容を変更することによりブート ドライブのドライブ文字を変更することはサポートされていません。

エラー コード 0x80070002

このエラーの対処をするには、以下の該当する方法を実行してください。

Windows Server 2003 の既定のセキュリティ プロバイダをリセットする
  1. 起動中に F8 キーを押し、コンピューターをセーフ モードで起動します。
  2. スタート をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 以下のレジストリ サブ キーをレジストリから削除します。

    HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Microsoft\Cryptography\Providers
    HKEY_USERS\S-1-5-20\Software\Microsoft\Cryptography\Providers
  4. レジストリ エディターを終了します。
  5. コンピューターを再起動します。
システムのドライブ文字を元に戻す

レジストリ エディターを使用し、以下のレジストリ キーを編集して、システム ドライブのドライブ文字を元の値へ戻します。

HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM\MountedDevices


詳細については、以下のサポート技術情報を参照してください。
223188 Windows のシステム ドライブまたはブート ドライブのドライブ文字の復元方法

エラー コード 0x8007007f または 0x8007007e

インストールされている Service Pack をアンインストールして、その後、アンインストールした Service Pack を再インストールします。

エラー コード 0x800705aa、0x8007007e、および 0x80004005

問題の発生していない正しいバージョンの Dpcdll.dll ファイルと置き換えます。

補足 : Dpcdll.dll ファイルを入手するには、新しくインストールしたコンピューターからコピーします。

エラー コード 0x800705aa、0x80070002、0x80004005、0x800405aa、および 0x80090019

  1. ネットワーク ケーブルをコンピューターから外します。
  2. コンピューターの起動中に F8 キーを押して、セーフ モードとコマンド プロンプトで起動します。
  3. WinTools を、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] から削除します。
  4. スタート をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  5. WinTools の値があるレジストリ キーを削除します。このキーは、以下のレジストリ サブキーにあります。

    HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  6. 以下のレジストリ サブキーが存在する場合には削除します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{87766247-311C-43B4-8499-3D5FEC94A183}
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\ Windows\CurrentVersion\Explorer\BrowserHelperObjects\ {87766247-311C-43B4-8499-3D5FEC94A183}
  7. レジストリ エディターを終了します。
  8. お使いのコンピューターを再起動します。
  9. ProgramsDir \Common files\WinTools パスから以下のファイルを削除します。

    ProgramsDir \Common files\WinTools\WToolsA.exe
    ProgramsDir \Common files\WinTools\WSup.exe
    ProgramsDir \Common files\WinTools\WToolsS.exe
    ProgramsDir \Common files\WinTools\WToolsB.dll

    補足 : ProgramsDir は、WinTools がインストールされている、Program Files フォルダーを表します。既定では、C:\Program Files です。
  10. %Windir%\System32\Drivers\Etc\Hosts パスに存在する、hosts ファイルをクリーンアップします。

    補足 : %Windir% は Windows Server 2003 ベースのコンピューターの場合、既定では C:\Windows です。
  11. Wtools または Wsup が含まれる名前のすべてのファイルを削除します。 たとえば、%Windir%\prefetch フォルダーに Wtools または Wsup が含まれるファイルが存在しています。

    補足 : %Windir%\prefetch フォルダーは隠しフォルダーです。 フォルダーにアクセスするには、[アドレス] ボックスに直接 %Windir%\prefetch と入力し、Enter キーを押します。
  12. コンピューターを通常モードで再起動します。

エラー コード 0x800703e7

chkdsk コマンドを実行します。

chkdsk コマンドの詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

エラー コード 0x80040057

Wpa.dbl ファイル置き換えます。

Windows Server 2003 でライセンス認証を強制するため、Wpa.dbl ファイルと Wpa.bak ファイルの名前を変更します。

また、Wpa.dbl ファイルは、Windows Server 2003 Service Pack 2 (SP2) に含まれているため、SP2 を適用するか、もしくは以下のサポート技術情報から Hotfix を入手して適用することで、Wpa.dbl ファイルを置き換えることが可能です。
905700 Windows Server 2003 Service Pack 1 を実行しているコンピュータにログオンする時に "RPC サーバーが非常にビジーであるため、この操作を完了できません" とエラー メッセージが表示される場合がある
補足 : サード パーティ製のウイルス対策ソフトやアプリケーションの動作が原因で問題が発生していて、一時的な障害の場合には、コンピューターを再起動することにより回避が可能な場合があります。

なお、インストールしているアプリケーションやドライバのアンインストールを実行する事でエラーが発生しない場合には、アプリケーションおよびドライバの提供元に確認してください。

その他のエラー コードに対する回避策

この資料に記載されている以外のエラー コードが表示される場合は、以下のいずれかの方法を実行してください。

方法 1: Wpa.dbl ファイルと Wpa.bak ファイル名の変更

Windows Server 2003 でライセンス認証を強制するため、Wpa.dbl ファイルと Wpa.bak ファイルの名前を Wpa.dbl および Wpa.bak 以外の名前に変更します。

方法 2: Wpa.bak ファイルの名前変更

Wpa.dbl ファイル名を変更 (例 : Wpa.dblinvalid) し、その後 Wpa.bak ファイルの名前を Wpa.dbl に変更します。

方法 3: インプレース アップグレードの実行

インプレース アップグレードを実行します。

インプレース アップグレードの詳細については、以下のサポート技術情報を参照してください。

816579 Windows Server 2003 のインプレース アップグレードを実行する方法

方法 4: コンピューターを再起動する

サード パーティ製のウイルス対策ソフトやアプリケーションの動作が原因で問題が発生していて、一時的な障害の場合には、コンピューターを再起動することにより回避が可能な場合があります。

なお、インストールしているアプリケーションやドライバのアンインストールを実行する事でエラーが発生しない場合には、アプリケーションおよびドライバの提供元に確認してください。
関連情報
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。

326215 起動しなくなった Windows Server 2003 ベースのコンピュータで回復コンソールを使用する方法
326218 Windows Server 2003 でクリーン インストールを実行する方法
プロパティ

文書番号:2416861 - 最終更新日: 09/29/2016 15:38:00 - リビジョン: 3.0

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