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キーボード操作でメモリ ダンプ ファイルを作成できる Windows の機能

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP244139
概要
Windows には、ユーザーがシステムの応答を停止させ、メモリ ダンプ ファイル (Memory.dmp) を作成するための機能があります。この機能を実行すると、次のような STOP エラー メッセージが表示されます。
*** STOP: 0x000000E2 (0x00000000,0x00000000,0x00000000,0x00000000)
The end-user manually generated the crashdump.
この機能を有効にすると、右の Ctrl キーを押しながら ScrollLock キーを 2 回押すことにより、メモリ ダンプ ファイルを作成できます。この機能は、PS/2 キーボードおよび USB (Universal Serial Bus) キーボードの両方で利用できます。PS/2 キーボードでは、キーボードに付属の i8042prt.sys ドライバが使用されますが、USB キーボードの場合には、Kbdhid.sys ドライバ用の修正プログラムをインストールする必要があります。この修正プログラムの詳細については、「詳細」の最後に記述されている「修正プログラムの情報」を参照してください。

: Kbdhid.sys ドライバでは USB キーボードを使用してメモリ ダンプ処理を実行できますが、このドライバには制約があります。コンピュータが高い割り込み要求レベル (IRQL) で応答を停止している場合には、Ctrl キーを押しながら ScrollLock キーを 2 回押しても機能しません。Kbdhid.sys ドライバは i8042prt.sys ドライバよりも低い IRQL で実行されるため、このような制約があります。USB キーボードの場合、この機能は Microsoft Windows Server 2003 を実行しているコンピュータでのみ使用できます。
詳細
重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法


この機能は、デフォルトでは無効になっています。PS/2 キーボードを使用するコンピュータでこの機能を有効にするには、この資料に記載されているとおりレジストリを編集してから、コンピュータを再起動します。コンピュータの再起動後は、Ctrl キーを押しながら ScrollLock キーを 2 回押すと、Memory.dmp ファイルが生成されます。このとき、Space キーの右側にある Ctrl キーを使用する必要があります。USB キーボードが接続されたコンピュータを使用している場合は、コンピュータを再起動する必要はありません。キーボードの接続をいったん解除し、接続し直すだけで十分です。これで、Memory.dmp ファイルを生成させることができます。

PS/2 キーボードを使用するコンピュータでこの機能を有効にするには、以下の手順を実行します。
  1. レジストリ エディタを起動します。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックして、次のレジストリ値を追加します。
    値の名前 : CrashOnCtrlScroll
    データ型 : REG_DWORD
    値 : 1
  4. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。
USB キーボードを使用するコンピュータでこの機能を有効にするには、「詳細」の最後の「修正プログラムの情報」に記載されている修正プログラムをインストールします。

USB キーボードを使用するコンピュータでこの機能が有効になっていることを確認するには、以下の手順を実行します。
  1. レジストリ エディタを起動します。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\kbdhid\Parameters
  3. 以下のレジストリ エントリが有効になっていることを確認します。
    値の名前 : CrashOnCtrlScroll
    データ型 : REG_DWORD
    値 : 1
  4. レジストリ エディタを終了します。

メモリ ダンプ ファイル オプションを選択する方法

作成できるメモリ ダンプ ファイルには 3 つの種類があります。手動でダンプ ファイルを作成する場合は、いずれかを選択します。種類を指定するには、以下の手順を実行します。
  1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブをクリックし、[起動と回復] の下の [設定] ボタンをクリックします。
  3. [デバッグ情報の書き込み] ボックスの一覧で、[完全メモリ ダンプ]、[カーネル メモリ ダンプ]、または [最小メモリ ダンプ (64 KB)] のいずれかをクリックします。
メモリ ダンプ ファイル オプションの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
254649 Windows Server 2003、Windows XP、および Windows 2000 のメモリ ダンプ ファイル オプションの概要
: 一部の Compaq コンピュータでは自動システム再起動 (ASR) 機能が採用されています。この機能が備わっているサーバーでは、この機能を無効にしてください。この機能により、ダンプ処理が中断されることがあります。Compaq コンピュータでは、BIOS (Basic Input/Output System) 設定を変更することにより、ASR 機能を無効にできます。

: 2 GB 以上の RAM を搭載しているコンピュータでは、完全なメモリ ダンプが使用できないことがあります。Windows 2000 でアクセス可能なメモリ容量を制限するには、Boot.ini ファイルに <MaxMem=2000> パラメータを追加します。

「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の文書番号 835732 の資料に記載されているセキュリティ更新プログラムをインストール済みの場合、および、このセキュリティ更新プログラムが含まれている Service Pack をインストール済みの場合は、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) を参照してください。
885117 Windows 2000 または Windows Server 2003 で [起動と回復] ダイアログ ボックスに "カーネル メモリ ダンプ" と表示されているにもかかわらず、完全メモリ ダンプが実行される
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
835732 [MS04-011] Microsoft Windows のセキュリティ更新プログラム

Service Pack の情報

この問題を解決するには、Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
889100 Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手する方法

修正プログラムの情報

マイクロソフトでは、この問題を修正する修正プログラムを提供中ですが、修正プログラムはこの資料に記載された問題のみを修正することを目的としており、障害があったコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この修正プログラムは、今後さらにテストを行う場合があります。この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次のソフトウェア更新プログラムがリリースされるまで待つことを推奨します。

修正プログラムをダウンロードできる場合は、この「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の上部に "修正プログラムのダウンロード" セクションが表示されています。このセクションが表示されていない場合は、マイクロソフト カスタマーサービス&サポートに問い合わせて、修正プログラムを入手します。

: 別の問題が発生した場合、またはトラブルシューティングが必要な場合には、別のサービス リクエストを作成することが必要になる場合があります。特定の修正プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。マイクロソフト カスタマーサービス&サポートの電話番号一覧を参照する、または別のサービス リクエストを作成するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。 : "修正プログラムのダウンロード" フォームは、修正プログラムが提供されている言語で表示されます。使用している言語で表示されない場合、その言語では修正プログラムは提供されていません。

必要条件

この修正プログラムを適用するには、Windows Server 2003 または Windows Server 2003 Service Pack 1 がコンピュータにインストールされている必要があります。

再起動の必要性

この修正プログラムの適用後、コンピュータを再起動する必要があります。

修正プログラムの置き換えに関する情報

この修正プログラムを適用しても、他の修正プログラムが置き換えられることはありません。

ファイル情報

Windows Server 2003 での解決方法

Windows Server 2003 (32 ビット x86 ベース版)
ファイル名バージョンサイズ日付時刻プラットフォームSP の必要性区分
Kbdhid.sys5.2.3790.49316,8962006/02/2800:03x86なしRTMQFE
Kbdhid.sys5.2.3790.264917,4082006/02/2803:11x86SP1SP1QFE
Windows Server 2003 (x64 ベース)
ファイル名バージョンサイズ日付時刻プラットフォーム
Kbdhid.sys5.2.3790.264924,5762006/04/1315:59x64
Windows Server 2003 (Itanium ベース)
ファイル名バージョンサイズ日付時刻プラットフォームSP の必要性区分
Kbdhid.sys5.2.3790.49347,1042006/04/1315:54IA-64なしRTMQFE
Kbdhid.sys5.2.3790.264949,6642006/04/1315:59IA-64SP1SP1QFE
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
928839 Virtual Server 2005 ゲスト コンピュータ上でキーボードを使用してメモリ ダンプ ファイルを作成する方法

メモリ ダンプ ファイルを生成するキーの構成

以下のレジストリ サブキーの下にあるエントリを構成して、メモリ ダンプ ファイルを生成できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\crashdump
REG_DWORD エントリは以下のとおりです。
Dump1Keys
Dump2Key
Dump1Keys エントリは、使用する修飾キーのビット フラグのマップです。値は以下のとおりです。
#define CRASH_R_SHIFT 0x01
#define CRASH_R_CTRL 0x02
#define CRASH_R_ALT 0x04
#define CRASH_L_SHIFT 0x10
#define CRASH_L_CTRL 0x20
#define CRASH_L_ALT 0x40
Dump2Key エントリは、キーボード レイアウトに対する scancode テーブルの添え字です。ドライバ内の実際のテーブルを以下に示します。

: 84 キーのキーボードでは scancode が異なるため、この配列の添え字 124 (sysreq) は特殊なケースです。
const UCHAR keyToScanTbl[134] = {         0x00,0x29,0x02,0x03,0x04,0x05,0x06,0x07,0x08,0x09,        0x0A,0x0B,0x0C,0x0D,0x7D,0x0E,0x0F,0x10,0x11,0x12,        0x13,0x14,0x15,0x16,0x17,0x18,0x19,0x1A,0x1B,0x00,        0x3A,0x1E,0x1F,0x20,0x21,0x22,0x23,0x24,0x25,0x26,        0x27,0x28,0x2B,0x1C,0x2A,0x00,0x2C,0x2D,0x2E,0x2F,        0x30,0x31,0x32,0x33,0x34,0x35,0x73,0x36,0x1D,0x00,        0x38,0x39,0xB8,0x00,0x9D,0x00,0x00,0x00,0x00,0x00,        0x00,0x00,0x00,0x00,0x00,0xD2,0xD3,0x00,0x00,0xCB,        0xC7,0xCF,0x00,0xC8,0xD0,0xC9,0xD1,0x00,0x00,0xCD,        0x45,0x47,0x4B,0x4F,0x00,0xB5,0x48,0x4C,0x50,0x52,        0x37,0x49,0x4D,0x51,0x53,0x4A,0x4E,0x00,0x9C,0x00,        0x01,0x00,0x3B,0x3C,0x3D,0x3E,0x3F,0x40,0x41,0x42,        0x43,0x44,0x57,0x58,0x00,0x46,0x00,0x00,0x00,0x00,        0x00,0x7B,0x79,0x70 };
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
blue screen force dump bluescreen crash memory.dmp manual ctrl scrlk
プロパティ

文書番号:244139 - 最終更新日: 06/17/2008 01:56:39 - リビジョン: 19.9

Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-Based Systems, Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems, Microsoft Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition, Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition, Microsoft Windows Server 2003, Standard x64 Edition, Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Web Edition

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