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複数のアダプタのプライベート IP 自動指定とルーティング

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP244268
重要 : この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合に備えて、レジストリの復元方法を理解しておいてください。復元方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプ トピック「レジストリを復元する」、またはRegedt32.exe のヘルプ トピック「レジストリ キーを復元する」を参照してください。
現象
複数のネットワーク アダプタを装着した Windows 2000 ベースのマルチホーム コンピュータで、APIPA (Automatic Private IP Addressing) から TCP/IP (Transport Control Protocol/Internet Protocol) アドレスを取得し、サブネット範囲が 169.254.0.0 ~ 169.254.255.255、サブネット マスクが 255.255.0.0 である場合は、次の条件が 2 つとも成立すると、このサブネットへのルーティングが正しく機能しない可能性があります。
  • APIPA 構成の各ネットワーク アダプタが、物理的に異なるネットワークに接続されている。
  • APIPA 構成の各ネットワーク アダプタが、同時に APIPA サブネットのアドレスを使用している。
原因
TCP/IP ルーティング機能は、同じサブネットの TCP/IP アドレスを持つすべてのネットワーク アダプタが同一の物理ネットワークに存在することを必要とします。このため、同一コンピュータの複数のネットワーク アダプタが APIPA サブネットのアドレスを同時に使用すると、ルーティングがうまく機能しません。
解決方法
警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要です。Microsoft は、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法については、レジストリ エディタ (Regedit.exe) のヘルプ トピック「キーと値の変更」または Regedt32.exe のヘルプ トピック 「レジストリ情報の追加と削除」および「レジストリ情報の編集」を参照してください。レジストリを編集する際には、事前に必ずバックアップを作成してください。Windows NT を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) を更新する必要もあります。

この問題を避けるには、コンピュータの複数のネットワーク アダプタが同時に APIPA を使用しないようにします。

次のいずれかの方法を使用します。

: この手続きを完了するには、管理者の資格で Windows 2000 ドメインにログオンするか、自分のドメイン アカウントが管理者グループのメンバになっている必要があります。

1 つを残して、ほかのすべてのネットワーク アダプタに対して APIPA を無効にする

レジストリ エディタを使用して、次のレジストリ キーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\ Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\ adapter name
adapter name は、DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) 構成のアダプタの名前です。このアダプタに対する APIPA が無効になります。

このキーに次の値を追加します。

値の名前 : IPAutoconfigurationEnabled
値の種類 : REG_DWORD
16 進値 : 0 (0 を指定すると、アダプタに対する APIPA が無効になります)

: IPAutoconfigurationEnabled エントリが存在しない場合は、デフォルト値の 1 が使用され、APIPA が有効になります。

変更を終了したら、コンピュータを再起動します。

コンピュータ全体に対して APIPA を無効にする

レジストリ エディタを使用して、次のレジストリ キーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
このキーに次の値を追加します。

値の名前 : IPAutoconfigurationEnabled
値の種類 : REG_DWORD
16 進値 : 0 (0 を指定すると、コンピュータに対する APIPA が無効になります)

: IPAutoconfigurationEnabled エントリが存在しない場合は、デフォルト値の 1 が使用され、APIPA が有効になります。

変更を終了したら、コンピュータを再起動します。
詳細
次では、アダプタの TCP/IP アドレスを APIPA アドレス空間から取得するシナリオを示します。

あるアダプタで APIPA が使用され、別のアダプタで DHCP が使用される

次のいずれかの場合に、このようになる可能性があります。
  • コンピュータ起動時に、DHCP 構成のアダプタが TCP/IP アドレスを持たず、これらのアダプタが DHCP サーバーを発見できない。
  • DHCP リースの更新時に、DHCP 構成のアダプタが DHCP サーバーを探しても発見できず、デフォルト ゲートウェイを ping しても応答がない。

複数のアダプタに対して DHCP が使用される

次のいずれかの場合に、このようになる可能性があります。
  • コンピュータ起動時に、DHCP 構成のアダプタが TCP/IP アドレスを持たず、これらのアダプタが DHCP サーバーを発見できない。
  • DHCP リースの更新時に、複数の DHCP 構成アダプタがいずれも DHCP サーバーを発見できず、デフォルト ゲートウェイを ping しても応答がない。この問題は、複数のアダプタが同時に APIPA サブネットの TCP/IP アドレスを使用した場合にだけ生じます。
: APIPA サブネットから TCP/IP アドレスを取得する DHCP 構成のアダプタは、DHCP サーバーを 5 分ごとに検索します。DHCP サーバーが見つかると、そのアダプタは、DHCP サーバーから提供される TCP/IP アドレスを使用します。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 244268 (最終更新日 1999-12-29) をもとに作成したものです。

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プロパティ

文書番号:244268 - 最終更新日: 05/10/2004 16:19:00 - リビジョン: 3.0

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