Windows で IPv6 が有効になっている場合、エラー番号 0x80042108 または 0x80042109 が表示されて Outlook でメールの送受信ができない

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Windows のネットワーク設定で IPv6 (Internet Protocol Version 6) の機能が有効になっている場合に、POP3/IMAP4 を使用している Microsoft Outlook 2010、Microsoft Office Outlook 2007 または Microsoft Office Outlook 2003 で、以下のエラー番号のエラーが発生し、メールの送受信ができません。

0x80042108

0x80042109
原因
この現象は Outlook が接続しようとしたメール サーバーの IP アドレスとして IPv6 のアドレスが取得されたにもかかわらず、実際には IPv6 での接続ができないために発生します。

Outlook から指定されたホスト名のサーバーに POP、SMTP、または IMAP で接続する際には、まずホスト名からアドレスへの名前解決を行います。解決された結果が IPv6 のアドレスであれば IPv6 での接続を試みますが、IPv6 の接続に失敗した場合でも IPv4 アドレスでの再試行は行わないために、メール サーバーへの接続に失敗し、この現象が発生します。

なお、Outlook 2003 での POP 接続においては、IPv6 での名前解決が行われた時点でエラーとなり、実際に IPv6 で到達できる環境であっても接続に失敗します。

解決方法
Outlook 2010 または Outlook 2007 を使用している場合は、該当の修正プログラムを適用してください。
Outlook 2003 を使用している場合は、以下の回避策を実行してください。

Outlook 2010 の場合 :

Outlook 2010 の修正プログラムを入手して適用するには、次のサポート技術情報をクリックしてください。
2475877 Outlook 2010 の修正プログラム パッケージ (2011 年 2 月 22日) について
Outlook 2007 の場合 :

Outlook 2007 の修正プログラムを入手して適用するには、次のサポート技術情報をクリックしてください。
2276479 Office Outlook 2007 修正プログラム パッケージ (2010 年 8 月 31 日) について
なお、Outlook 2007 の場合は、上記の修正を含む、より新しい更新プログラムが公開されていますので、以下のいずれかの方法でも、この問題を解決できます。

方法 1 : Microsoft Update で更新プログラムを適用する
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックして、[Windows Update] をクリックします。
  2. [更新プログラムの確認] をクリックし、Windows でコンピューター用の最新の更新プログラムの確認が行われている間待ちます。
  3. 重要な更新プログラムが表示されたら、[更新プログラムのインストール] をクリックします。重要な更新プログラムが表示されない場合は、既にこの修正プログラムはインストールされています。

    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] または [はい] をクリックします。
  4. インストールの完了後、再起動を求めるメッセージが表示された場合は、コンピューターを再起動します。
方法2 : 更新プログラムを適用する

更新プログラムをダウンロードしてインストールするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
回避策
Outlook 2003 を使用している場合で、この現象を回避するには、IPv6 を無効に設定するか、またはポリシー テーブルを変更してください。


IPv6 を無効に設定する

IPv6 プロトコルを無効にするには、以下の手順を実行してください。
なお、IPv6 通信を使用中で無効化設定の選択が不都合な場合には、お使いのプロバイダーにお問い合わせの上、対応方法をご確認ください。
  1. nslookup コマンドを使用して、IP アドレスを確認します。

    最初に、コマンド プロンプトで nslookup コマンドを実行し、Outlook に設定されているメール サーバーで、名前解決ができるか、割り振られている IP アドレスが v4 か v6 かを確認します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[アクセサリ]、[コマンド プロンプト] の順にクリックし、 コマンド プロンプトを起動します。
    2. [コマンド プロンプト] 画面で、nslookup と入力し、そのすぐ後ろに半角スペースを入力して、IP アドレスを確認したいサーバー名を入力し、Enter キーを押します。
    3. しばらく待つと、DNS サーバーから IP アドレスの情報が返ってきます。

      IPv6 と IPv4 の両方の情報が返ってくる場合、IPv6 にも対応しています。
  2. Windows のネットワーク設定で IPv6 の機能を無効にします。

    IPv6 の機能を無効に設定することで、インターネット接続には強制的に IPv4 の IP アドレスを使用するようにできます。手順 1 で、IPv6 の接続が有効であることが確認できたら、Windows のネットワーク設定で、IPv6 の機能を無効に設定します。 

    Windows 7 および Windows Vista の場合 :

    以下の手順を実行して、IPv6 を無効に設定してください。

    注 : Microsoft Windows XP は、初期状態では IPv6 プロトコルはインストールされていません。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル]、[ネットワークとインターネット接続]、[ネットワーク接続] の順にクリックします。
    2. [ローカル エリア接続] をダブルクリックし、開いた画面の左下にある [プロパティ] をクリックします。
    3. [インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)] のチェックをオフにして、[OK] をクリックします。
    4. 開いている画面を全て閉じます。
ポリシー テーブルの設定を変更する

ポリシー テーブルの設定を変更するには、[コマンド プロンプト] から以下のコマンドを順番に実行してください。 これらのコマンドを実行する事により、ポリシー テーブルを変更する事ができます。変更したポリシー テーブルは、Windows を再起動しても、変更した設定が保たれます。なお、これらのコマンドを実行するには管理者権限が必要です。
  1. netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::ffff:0:0/96 50 4
  2. netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::1/128 40 0
  3. netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/0 30 1
  4. netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2002::/16 20 2
  5. netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/96 10 3
  6. netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2001::/32 5 5
ポリシー テーブルの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

IPv6 のソースアドレスおよび宛先アドレス選択
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb877985.aspx

補足 : ポリシー テーブルを初期状態に戻すには、[コマンド プロンプト] から以下のコマンドを実行してください。

netsh interface ipv6 reset prefixpolicies
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
プロパティ

文書番号:2445424 - 最終更新日: 10/04/2016 14:47:00 - リビジョン: 8.0

Microsoft Outlook 2010, Microsoft Office Outlook 2007, Microsoft Office Outlook 2003

  • kbharmony kbexpertiseinter kbtshoot kbbug kberrmsg kbexpertiseadvanced KB2445424
フィードバック