Office Communicator 2007 または Office Communicator 2007 R2 からのサインインに時間がかかる、またはサインインできない場合がある

現象
Microsoft Office Communicator 2007、または Microsoft Office Communicator 2007 R2 からの、サインインが特に集中する時間帯に、以下のような現象が起きる場合があります。
  • サインインに時間がかかる
  • サインインすると "サーバーが一時的に使用出来ないため、サインインできません。問題が解決しない場合は、システム管理者に問い合わせてください。" などのエラー メッセージが表示されエラーとなる
  • サインイン後、Communicator 上で他のユーザーのプレゼンスが見えい、または他のユーザーと Instant Messaging の会話ができない
原因
この現象は、スロットリング (throttling) と呼ばれる現象が発生している場合に発生します。

スロットリングとは、サーバーの負荷が高い場合に、それ以上の負荷がサーバーにかかるのを防ぐため、クライアントからの接続要求やプレゼンス取得の要求など、サーバーへの負荷をかける操作を一時的に停止する動作です。

Communicator からのサインインの際には、クライアントとサーバー間で以下のような動作が行われます。平日の業務を開始する時間帯など、クライアントからのアクセスが集中する時間帯には、以下の動作による負荷のため、他の時間帯に比べてスロットリングが起こりやすくなります。
  • 認証情報の交換
  • 自分自身のアドレスなどの情報や、自分自身に適用される会議ポリシーなどについての情報の取得
  • 連絡先リストに追加されているユーザーの情報と、それぞれのプレゼンスを取得
なお、上記のうち、クライアントとサーバー間で交換されるデータ量として最も大きな割合を占めるものは、連絡先リストの情報、およびそのユーザーのプレゼンスの情報です。このため、連絡先リストに追加されたユーザーが非常に多い場合、顕著に現象が発生する可能性が高くなります。
回避策
この現象を回避するには、以下の点について考慮してください。

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

1 : 日ごろの監視方法について

パフォーマンス モニタで、Office Communications Server のフロントエンド サーバー上の以下のカウンタを監視することで、スロットリングの発生状況を監視可能です。
  • LC:USrv - 00 - DBStore - USrv - 002 - Queue Latency (msec)
  • LC:USrv - 00 - DBStore - USrv - 004 - Sproc Latency (msec)
どちらも 100 ms 以内が推奨値です。上記の値が 12 秒を上回ると、スロットリングが発生し、6 秒を下回ると解除されます。
  • LC:SIP - 07 - Load Management - SIP - 000 - Average Holding Time For Incoming Messages
6 秒 を上回るとスロットリングが発生します。

2 : 連絡先リストに追加するユーザーの最大数について

既定では、1 人あたりの連絡先リストの最大数は 150 です。この値はサーバー側、あるいはクライアント側で変更可能です。どちらも最大数は 1000 です。

サーバー :

Office Communications Server の管理コンソールのプールのプロパティを表示し、フロンエンドのプロパティ 画面の [全般] タブから変更します。

クライアント :

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Communicator
、あるいは
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Communicator
配下の MaximumNumberOfContacts に連絡先に登録できる最大数を設定します。

現在連絡先リストに追加されているユーザー数を確認するには、以下の手順を実行してください。
  1. 以下の URL からサーバーのバージョンにあわせてリソース キットをダウンロードし、インストールします。

    注 : dbanalyze.exe は exe 単体で実行しますが、使用する資格情報を指定するオプションはないため、フロントエンド サーバー上など、バックエンド サーバーに到達可能で、OCS の管理者権限を持つユーザーでログオンしているサーバー上で実行します。
  2. コマンド プロンプトより以下のコマンドを実行し、結果をファイル (以下の例の場合 c:\report.txt) に出力します。

    (dbanalyze.exe は、既定では c:\program files\microsoft office communications server 2007\reskit\ 配下、あるいは c:\program files\microsoft office communications server 2007 R2\reskit 配下にインストールされます。)

    dbanalyze /report:diag /sqlserver:<server name\instance> /maxcontacts > c:\report.txt

    注 : /maxcontacts:100 といった形式で値を指定すると、95 個以上連絡先に追加しているユーザーのリストを確認できます。(指定した値の "- 5" 以上連絡先に追加しているユーザーのリストが確認できます。何も指定しない場合、145 以上追加しているユーザーの一覧が確認できます。)
  3. 出力結果を確認します。

    "Contacts Per User" は、1 ユーザーあたりの連絡先のユーザー数、"Users with more than xx contacts" は、指定した値以上を連絡先に追加しているユーザーのリストです。

    Contacts Per User |Min | Max | Avg --------------------------------------                  |  1   | 15   | 8     Users with more than 10 contacts:User               | NumberofContacts----------------------------------------------user1@contoso.com  | 15
Rekvizīti

Raksta ID: 2447778. Pēdējo reizi pārskatīts: 10/04/2016 14:48:00. Pārskatījums: 4.0

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