Windows Server 2008 の RemoteApp に cmd.exe を登録して RemoteApp 接続から cmd.exe を起動すると日本語入力ができない

現象
Windows Server 2008、Windows Server 2008 Service Pack 1、または Windows Server 2008 Service Pack 2 の RemoteApp アプリケーションとして cmd.exe を登録し、RemoteApp 接続から cmd.exe を起動した場合、cmd.exe 上で日本語入力ができません。また 同様に RemoteApp アプリケーションとして cmd.exe を登録し、RDP (Remote Desktop Protocol) 接続オプションのプログラム指定で cmd.exe を指定して接続した場合も日本語入力ができません。 

この現象は、Windows Server 2003 の RDP 接続オプションのプログラム指定および Windows Server 2008 R2 の RemoteApp アプリケーションでは発生しません。
原因
cmd.exe で日本語入力を使用する場合、通常の環境では cmd.exe プロセスから日本語入力を処理する conime.exe プロセスが 呼び出されます。しかしながら RemoteApp アプリケーションとして cmd.exe を登録し、RemoteApp 接続から cmd.exe を起動、もしくは RemoteApp アプリケーションとして cmd.exe を登録して RDP 接続オプションのプログラム指定で cmd.exe を起動した場合には、conime.exe が起動しないために、この現象が発生します。

これは RemoteApp から cmd.exe を起動する場合の動作上の制限事項です。
回避策
RemoteApp 接続から cmd.exe を起動して日本語入力を使用する場合は、RDP 接続を使用し cmd.exe をプログラム指定しないで起動する、もしくは、メモ帳などから日本語入力する文字のコピーを行い、当該の cmd.exe にペーストしてください。
詳細

問題の再現手順

  1. TS RemoteApp マネージャを起動します。
  2. [操作] ペインで [RemoteApp プログラムの追加] をクリックします。
  3. [RemoteApp ウィザード] が開始されるので [次へ] をクリックします。
  4. [RemoteApp プログラムの一覧に追加するプログラムの選択] ページにて [参照] をクリックします。
  5. "C:\Windows\System32\cmd.exe" を選択し、[開く] をクリックします。
  6. [RemoteApp プログラムの一覧に追加するプログラムの選択] ページにて cmd.exe にチェックが入っていることを確認し、[次へ] をクリックします。
  7. [完了] をクリックし、[RemoteApp ウィザード] を終了します。
  8. 以下のいずれかの方法でリモート接続し、cmd.exe を起動します。
    • TS RemoteApp マネージャで作成された cmd.exe の .rdp ファイルを使用する。
    • [リモート デスクトップ接続] を起動して、接続先サーバーを指定し、[オプション] の [プログラム] タブで [接続時に次のプログラムを起動する] のチェックをオンにして、[プログラムのパスとファイル名] に "C:\Windows\System32\cmd.exe" と入力して接続する。

結果

ALT + 半角/全角 キーを押すなどして日本語入力への切り替えをしても cmd.exe 上では日本語入力への切り替えができません。
プロパティ

文書番号:2472487 - 最終更新日: 10/04/2016 14:55:00 - リビジョン: 4.0

Windows Server 2008 Datacenter, Windows Server 2008 Enterprise, Windows Server 2008 Foundation, Windows Server 2008 Standard

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