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Windows インストールに OEM プラグ アンド プレイ ドライバを追加する方法

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP254078
Microsoft Windows XP については、次の資料を参照してください。314479
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
概要
この資料では、OEM (相手先ブランド供給) が供給するドライバを Windows インストールに追加するために必要な手順について説明します。この資料で対象とするのは、GUI (グラフィカル ユーザー インターフェイス) モードのセットアップ時、またはセットアップ後の標準のプラグ アンド プレイ列挙により、通常インストールされるドライバのみです。この手順を実行すると、OEM プラグ アンド プレイ ドライバを事前に読み込み、後で対応するハードウェアをシステムに導入したときにそのドライバを使用することができます。

この資料では、次の状況で OEM プラグ アンド プレイ ドライバを追加する方法について説明します。
  • 無人セットアップ
  • Sysprep セットアップ
  • リモート インストール サービス (RIS) によるインストール
  • Riprep イメージ
  • 既存の Windows インストール
テキストモードのセットアップ時に OEM 製の大容量記憶装置を追加する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
220845 Windows のセットアップ中にサードパーティ ドライバまたは更新したドライバを追加する
詳細
GUI モードのセットアップの "デバイスのインストール" でインストールするドライバは、特定の場所に存在している必要があります。セットアップは、この時点で、Windows のプラグ アンド プレイで列挙されたプラグ アンド プレイ ID を使用して、デバイスをインストールします。セットアップは、事前に定義されたドライブ上のパスを検索し、.inf ファイルを調べて、デバイスのプラグ アンド プレイ ID に最も一致するものを検出します。このパスは、次のレジストリの場所に定義され、デフォルトでは %SystemRoot%\Inf に設定されています。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf
セットアップは、デバイスのインストールに使用する .inf ファイルを検出するために、このパスを使用します。セットアップ後、このパスは新しいハードウェアの検出とインストールにも使用されます。セットアップ時に Sysprep.inf または無人セットアップ用応答ファイルを使用してこのキーを変更した場合、その値が保存されてセットアップ後に使用されます。

Windows の無人セットアップまたは Sysprep セットアップのインストールに OEM ドライバを追加する手順を以下で説明します。

Microsoft Windows 2000 の場合

無人セットアップ

無人セットアップにドライバを追加する場合は、次の手順を実行する必要があります。OEM ドライバがデジタル署名されていない場合には、セットアップ中にドライバに関する警告メッセージが表示されます。このメッセージを無効にする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
236029 [NT]Windows 2000 無人セットアップ用ドライバ署名ポリシーの設定
  1. サーバー上に配布共有を作成し、Windows インストール ディスクの I386 フォルダの内容を配布共有にコピーします。Setupmgr.exe プログラムを使用すると、Unattended.txt ファイルとこの共有を作成できます。Setupmgr.exe プログラムは、Windows インストール ディスクの Support\Tools フォルダの Deploy.cab ファイルの中にあります。また、Deploy.cab ファイルには、Windows の無人セットアップに関する情報を収めた Unattend.doc ファイル (英語) も含まれています。

    これらのファイルの最新版をダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
  2. I386 フォルダの中に $oem$\$1\Drivers フォルダを作成します。インストールするハードウェア (ネットワーク アダプタ、モデム、ビデオなど) に応じて、Drivers サブフォルダ内に追加のフォルダを作成できます。$1 フォルダは %SystemDrive% に変換されます。テキストモード セットアップの際、これらのフォルダとファイルは、%SystemDrive%\Drivers フォルダにコピーされます。次に例を示します。
    \i386
    \$oem$
    - - \$1
    - - - \Drivers
    - - - - - \network adapter
    - - - - - \MODEM
    - - - - - \VIDEO
  3. 前の手順で作成したフォルダに、デバイス用の OEM ドライバをすべてコピーします。
  4. セットアップ応答ファイルの [Unattended] セクションに、OemPnPDriversPath = Driver_Paths エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。たとえば、次の項目を追加します。
    [Unattended]OemPnPDriversPath = "Drivers\network adapter;Drivers\Modem;Drivers\Video"						
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。
  5. 応答ファイルを保存します。
GUI モードのセットアップ中、システムが .inf ファイルからプラグ アンド プレイ ID を検索しているとき、標準のデフォルト パス %WinDir%\Inf の他に OemPnPDriversPath で指定されたパスでも検索が行われます。%WinDir%\Inf パスは検索順序では先頭に指定されますが、複数の .inf ファイルによってサポートされているデバイスがある場合、セットアップは OemPnPDriversPath エントリで指定されるすべてのパスの検索を続行します (Windows には汎用機能を提供するドライバが含まれていることがあります)。複数の一致が検出されたとしても、プラグ アンド プレイにより、最も一致した内容を持つ .inf ファイルが使用されて、デバイスをサポートする対応デバイス ドライバがインストールされます。

Sysprep セットアップ

OEM ドライバを Windows Sysprep セットアップに追加する手順は、この資料の「無人セットアップ」に記載されている手順と同様ですが、配布共有を作成する必要はありません。Sysprep のミニウィザードにドライバを追加するには、以下の手順を実行します。

: OEM サードパーティの大容量記憶装置ドライバを、コンピュータの起動に使用する Sysprep イメージに追加するには、Sysprep のバージョン 1.1 以上が必要です。Sysprep ツールと、Sysprep を含む展開ツールには多くの更新が加えられています。したがって、Sysprep ツールの最新バージョンと、展開するオペレーティング システムに固有の展開ツールの最新バージョンを使用することをお勧めします。最新の Sysprep ツールとドキュメントをダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
  1. %WinDir% フォルダがあるボリュームのルートに、OEM ドライバを格納するフォルダ構造を作成します。次に例を示します。

    \Drivers
    - - \network adapter
    - - \VIDEO
    \Sysprep
    \WINNT
  2. OEM ドライバを適切なサブフォルダにコピーします。
  3. Sysprep.inf ファイルの [Unattended] セクションに、OemPnPDriversPath = Driver_Paths エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。次に例を示します。
    [Unattended]OemPnPDriversPath = "Drivers\network adapter;Drivers\Video"					
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。
ミニウィザードの終了後、OEM ドライバをボリュームに残さない場合は、前の手順で作成したフォルダ構造を Sysprep フォルダの下に配置します。それに応じて、OemPnPDriversPath = キーを適切に調整する必要があります。セットアップが終了すると、Sysprep フォルダとそのサブフォルダが自動的に削除されます。

Sysprep フォルダに Sysprep.inf ファイルを保存し、Sysprep.exe を実行します。ミニセットアップ ウィザードの実行中に、プラグ アンド プレイ デバイス (OEM ドライバの .inf ファイルで検出されるデバイスを含む) が対象のコンピュータに自動的にインストールされます。

: 対象のコンピュータ上に古いバージョンの (ISA) デバイスが存在しない場合には、-pnp コマンド ライン スイッチを指定する必要はありません。-pnp コマンド ライン スイッチを使用すると、すべてのデバイスのプラグ アンド プレイ列挙が実行されます。これにより、Sysprep ミニウィザードの処理時間が 5 ~ 10 分長くなります。また、Sysprep バージョン 1.1 以上を使用して、追加の大容量記憶域コントローラを指定する場合は、-pnp コマンド ライン スイッチを使用すると、デバイス マネージャにいくつかの追加のハード ディスク コントローラが表示されることがあります。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
253340 Sysprep Version 1.1 を使用するときに存在しない SCSI デバイスがデバイス マネージャに表示される
216937 Windows 2000 システム準備ツールと応答ファイルの使い方
: OEM ドライバがデジタル署名されていない場合、ミニウィザードは、管理者がコンピュータにログオンするまでデバイスのインストールを先送りします。これは、クライアント側対サーバー側のインストールと呼ばれており、ミニウィザードのセットアップ中に発生します。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256204 Sysprep ミニセットアップ ウィザードで "-pnp" スイッチを使用しない限り署名のないドライバはインストールされない

RIS インストール

OEM プラグ アンド プレイ ドライバを RIS インストールに追加する手順は、「無人セットアップ」に記載されている手順と同様ですが、若干の調整が必要です。
  1. $oem$ フォルダを、RIS イメージの \I386 フォルダと同じレベルに配置します。たとえば、次のフォルダ構造を使用します。
    RemoteInstall\Setup\%language%\Images\%dir_name%\i386RemoteInstall\Setup\%language%\Images\%dir_name%\$oem$\$1\Drivers\network adapter\MODEM\VIDEO					
  2. RIS イメージのデフォルトのテンプレート (Ristndrd.sif) を変更します。[Unattended] セクションで、OemPreinstall = キーの値を No から Yes に変更し、OemPnPDriversPath = Driver_Path エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。以下に例を示します。
    [Unattended]OemPreinstall = YesOemPnPDriversPath = "Drivers\network adapter;Drivers\Modem;Drivers\Video"					
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。

    : OEM ドライバの 1 つがネットワーク アダプタ デバイス用である場合、テキストモードのセットアップの起動時に、RIS サーバーでこのファイルが使用可能になっている必要があります。この処理の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    246184 RIS インストールにサードパーティの OEM ネットワーク アダプタを追加する方法
  3. 「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料 246184 に記載されるように、追加のネットワーク アダプタまたは大容量記憶域ドライバを \i386 フォルダにコピーする場合は、RIS サーバー上の BINL サービスを停止して再起動します。BINL サービスを停止して再起動するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。各コマンドの入力後に Enter キーを押します。
    • net stop "boot information negotiation layer"
    • net start "boot information negotiation layer"

Riprep イメージ

Riprep と Sysprep は、同じ機能を多数共有します。したがって、イメージ化するコンピュータに OEM プラグ アンド プレイ ドライバを追加するには、Sysprep で使用する手順と同様の手順を実行します。イメージ コンピュータに対して Riprep を実行してイメージを RIS サーバーにコピーする前に、以下の手順を実行します。
  1. %SystemDrive% フォルダに、Sysprep フォルダを作成します (Riprep.exe でコピーできるのは 1 つのボリューム/パーティションのみであるため、このフォルダはほとんどの場合 C ドライブにあります)。
  2. 同じボリュームのルートに、OEM ドライバを格納するフォルダ構造を作成します。以下に例を示します。
    \Drivers
    - - \network adapter
    - - \VIDEO
    \Sysprep
    \WINNT
  3. OEM ドライバを適切なサブフォルダにコピーします。
  4. Sysprep フォルダの中に Sysprep.inf ファイルを作成し、次に [Unattended] と OemPnPDriversPath = Driver_Path エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。以下に例を示します。
    [Unattended]
    OemPnPDriversPath = "Drivers\network adapter;Drivers\Video"
    : 指定された追加の各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数が自動的に挿入されます。

    : デバイスがオペレーティング システムによって既知のデバイスまたは不明なデバイスとして既に認識されている場合、Sysprep を実行する前に、デバイス マネージャを使用してデバイスを削除する必要があります。この処理を行わない場合、ミニセットアップ中の起動時に、更新されたドライバがインストールされません。
  5. クライアント コンピュータ上の \\RisServer\Reminst\Admin\I386 フォルダにある Riprep.exe プログラムを実行すると、選択した RIS サーバーにイメージがコピーされます。Riprep は Sysprep フォルダで Sysprep.inf ファイルを検索し、OemPnPDriversPath = キーを読み取り、次のレジストリ サブキーを更新します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Devicepath
    次に、Riprep は、サーバーにレジストリをコピーし、その値がミニセットアップ ウィザードの実行中に使用できるようになります。

    : この処理で作成するデフォルトの Riprep.sif ファイルは、前の手順で作成した Sysprep.inf ファイルのエントリの影響を受けません。

    : OEM ドライバの 1 つがプライマリ ネットワーク アダプタ用である場合、Riprep イメージをダウンロードする前に、RIS サーバーで標準の RIS フラット イメージからこのファイルをダウンロードできるようにする必要があります。その場合、「RIS インストール」に記載されている手順を実行するか、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料に記載されている手順を実行する必要があります。

    246184 RIS インストールにサードパーティの OEM ネットワーク アダプタを追加する方法
    イメージが既に作成されていて、OEM が提供するプラグ アンド プレイ ドライバを追加する場合、RIS を使用してコンピュータにイメージをダウンロードし、上記の「Riprep イメージ」に記載されている手順を実行し、その後 Riprep を実行して RIS サーバーにイメージを戻すことをお勧めします。

    : この処理を実行すると、Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion キーの DevicePath 値にドライバのパスが 2 回登録されます。

    関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    258862 Riprep.exe を使用すると、重複したパスがレジストリに追加される

既存の Windows インストール

OEM ドライバを必要とする既存の Windows ベースのコンピュータに、新しいハードウェア デバイスを追加する必要が生じる場合があります。この場合、新しいデバイスをインストールする必要がありますが、OEM ドライバを制限付きの方法で配布するか、1 台のサーバーで集中管理することができます。そのためには、次の手順を実行します。
  1. ドライバをローカルでコピーするか、またはドライバを 1 か所にまとめて配布サーバーに保存するかどうかを決定します。ドライバをコンピュータのハード ディスクに保存する場合は、ドライバをコンピュータにコピーするための適切な手順 (ログオン スクリプト、Microsoft Systems Management Server (SMS) バッチ ジョブ、その他の方法など) を用意する必要があります。
  2. 配布方法を決定したら、デバイス ドライバのパスを取得します。ローカルでコピーする場合は、C:\Drivers\network adapter などになります。中央のサーバーに置く場合は、\\ServerName\Drivers\network adapter (Drivers は共有フォルダです) などになります。
  3. ローカル コンピュータのレジストリの DevicePath 値を更新して、新しい OEM ドライバの場所を反映する必要があります。レジストリ キーをリモートで自動的に更新する方法が必要です。Regedit ファイルを、ログオン スクリプトまたは SMS バッチ ジョブと組み合わせて使用できます。デフォルト値は、次のレジストリ キーにあります。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf
  4. Regedt32.exe を使用して DevicePath 値を変更し、ドライバの存在するパスを検索パスに含めます。

    警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。
    たとえば、%WinDir% フォルダ (Drivers\network adapter) があるドライブのルートに、ドライバをローカルでコピーする場合、DevicePath の値は、最終的に次のようになる必要があります。
    DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf;%SystemRoot%\Drivers\network adapter
    ドライバを中央のサーバーまたは配布ポイントに配置する場合は、OEM ドライバに UNC パスを追加します。以下に例を示します。
    DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf;\\ServerName\ShareName\Drivers\network adapter
    : セットアップ プロセスでは値の追加は行われないため、上記の場合、%SystemRoot% は自動的には追加されません。レジストリの編集時に、%SystemRoot% の値を手動で入力する必要があります。
以上の手順を完了して、新しいハードウェアをインストールした後に、ユーザーがログオンすると、プラグ アンド プレイにより、その新しいハードウェアが検出され、指定したデバイス パスが検索されて OEM ドライバが検出されます。また、署名付きまたは署名なしのドライバに適用されるすべてのルールが、セットアップ後にインストールされるデバイスに対しても適用されます。新しいデバイス用の OEM ドライバにデジタル署名がなく、新しいハードウェアのインストール後に管理者以外のユーザーがコンピュータにログオンした場合には、管理者がコンピュータにログオンするまでは、そのデバイスのインストールを完了することはできません。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
219435 非管理者権限でデバイス ドライバをロードまたはアンロードする


: デバイスがオペレーティング システムによって既知のデバイスまたは不明なデバイスとして既に認識されている場合、sysprep を実行する前に、デバイス マネージャを使用してデバイスを削除する必要があります。この処理を行わない場合、ミニセットアップ中の起動時に、更新されたドライバがインストールされません。

Windows Server 2003 の場合

無人セットアップ

無人セットアップにドライバを追加する場合は、次の手順を実行する必要があります。OEM ドライバがデジタル署名されていない場合には、セットアップ中にドライバに関する警告メッセージが表示されます。このメッセージを無効にする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
236029 [NT]Windows 2000 無人セットアップ用ドライバ署名ポリシーの設定
  1. ネットワーク サーバー上に配布共有を作成し、Windows インストール CD-ROM の I386 フォルダの内容を配布共有にコピーします。Setupmgr.exe を使用すると、Unattended.txt ファイルとこの共有を作成できます。Setupmgr.exe は、Windows または Service Pack の CD-ROM 上の Support\Tools フォルダの Deploy.cab ファイルの中にあります。また、deploy.chm および ref.chm ヘルプ ファイルには、Windows の無人セットアップに関する情報を収めた Unattend.doc ファイル (英語) も含まれています。最新のファイルは、次のマイクロソフト Web サイトからもダウンロードできます。
  2. I386 フォルダの中に $oem$\$1\Drivers フォルダを作成します。インストールするハードウェア (ネットワーク アダプタ、モデム、ビデオなど) に応じて、Drivers サブフォルダ内に追加のフォルダを作成できます。$1 フォルダは %SystemDrive% に変換されます。テキストモード セットアップの際、これらのフォルダとファイルは、%SystemDrive%\Drivers フォルダにコピーされます。次に例を示します。
    \i386
    \$oem$
    - - \$1
    - - - \Drivers
    - - - - - \network adapter
    - - - - - \MODEM
    - - - - - \VIDEO
  3. 前の手順で作成したフォルダに、デバイス用の OEM ドライバをすべてコピーします。
  4. セットアップ応答ファイルの [Unattended] セクションに、OemPnPDriversPath = Driver_Paths エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。以下に例を示します。
    [Unattended]OemPnPDriversPath = Drivers\network adapter;Drivers\Modem;Drivers\VideoUpdateInstalledDrivers = Yes | No						
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。
  5. 応答ファイルを保存します。
GUI モードのセットアップ中、システムが .inf ファイルからプラグ アンド プレイ ID を検索しているとき、標準のデフォルト パス %WinDir%\Inf の他に OemPnPDriversPath で指定されたパスでも検索が行われます。%WinDir%\Inf パスは検索順序では先頭に指定されますが、複数の .inf ファイルによってサポートされているデバイスがある場合 (Windows には汎用機能を提供するドライバが含まれていることがあります)、セットアップは OemPnPDriversPath エントリで指定されるすべてのパスの検索を続行します。複数の一致が検出されたとしても、プラグ アンド プレイにより、最も一致した内容を持つ .inf ファイルが使用されて、デバイスをサポートする対応デバイス ドライバがインストールされます。

Sysprep セットアップ

OEM ドライバを Windows Sysprep セットアップに追加する手順は、この資料の「無人セットアップ」に記載されている手順と同様ですが、配布共有を作成する必要はありません。Sysprep のミニウィザードにドライバを追加するには、以下の手順を実行します。

: オペレーティング システムで使用できる最新バージョンの Sysprep を使用することをお勧めします。最新の Sysprep ツールおよびドキュメントをダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
  1. %WinDir% フォルダがあるボリュームのルートに、OEM ドライバを格納するためのフォルダ構造を作成します。次に例を示します。

    \Drivers
    - - \network adapter
    - - \VIDEO
    \Sysprep
    \WINNT
  2. OEM ドライバを適切なサブフォルダにコピーします。
  3. Sysprep.inf ファイルの [Unattended] セクションに、OemPnPDriversPath = Driver_Paths エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。次に例を示します。
    [Unattended]OemPnPDriversPath = Drivers\network adapter;Drivers\VideoUpdateInstalledDrivers = Yes | No					
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。
ミニウィザードの終了後、OEM ドライバをボリュームに残さない場合は、前の手順で作成したフォルダ構造を Sysprep フォルダの下に配置します。それに応じて、OemPnPDriversPath = キーを適切に調整する必要があります。セットアップが終了すると、Sysprep フォルダとそのサブフォルダが自動的に削除されます。

Sysprep フォルダに Sysprep.inf ファイルを保存し、Sysprep.exe を実行します。ミニセットアップ ウィザードの実行中に、プラグ アンド プレイ デバイス (OEM ドライバの .inf ファイルで検出されるデバイスを含む) が対象のコンピュータに自動的にインストールされます。対象のコンピュータ上に古いバージョンの (ISA) デバイスが存在しない場合には、-pnp コマンド ライン スイッチを指定する必要はありません。-pnp コマンド ライン スイッチを使用すると、すべてのデバイスのプラグ アンド プレイ列挙が再実行されます。これにより、Sysprep ミニウィザードの処理時間が 5 ~ 10 分長くなります。また、追加の大容量記憶域コントローラを指定する場合は、-pnp コマンド ライン スイッチを使用すると、デバイス マネージャにいくつかの追加のハード ディスク コントローラが表示されることがあります。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
892778 Windows Server 2003 Service Pack 1 用のシステム準備ツールの更新版
: OEM ドライバがデジタル署名されていない場合、ミニウィザードは、管理者がコンピュータにログオンするまでデバイスのインストールを先送りします。これは、クライアント側対サーバー側のインストールと呼ばれており、ミニウィザードのセットアップ中に発生します。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256204 Sysprep ミニセットアップ ウィザードで "-pnp" スイッチを使用しない限り署名のないドライバはインストールされない

RIS インストール

OEM プラグ アンド プレイ ドライバを RIS インストールに追加する手順は、「無人セットアップ」に記載されている手順と同様ですが、若干の調整が必要です。
  1. $oem$ フォルダを、RIS イメージの \I386 フォルダと同じレベルに配置します。たとえば、次の構造を使用します。
    RemoteInstall\Setup\%language%\Images\%dir_name%\i386RemoteInstall\Setup\%language%\Images\%dir_name%\$oem$\$1\Drivers\network adapter\MODEM\VIDEO					
  2. RIS イメージのデフォルトのテンプレート (Ristndrd.sif) を変更します。[Unattended] セクションで、OemPreinstall = キーの値を No から Yes に変更し、OemPnPDriversPath = Driver_Path エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。以下に例を示します。
    [Unattended]OemPreinstall = YesOemPnPDriversPath = "Drivers\network adapter;Drivers\Modem;Drivers\Video"UpdateInstalledDrivers = Yes | No					
    : 追加した各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数の文字列が自動的に挿入されます。

    : OEM ドライバの 1 つがネットワーク アダプタ デバイス用である場合、テキストモードのセットアップの起動時に、RIS サーバーでこのファイルが使用可能になっている必要があります。この処理の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    246184 RIS インストールにサードパーティの OEM ネットワーク アダプタを追加する方法
  3. 「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料 246184 に記載されるように、追加のネットワーク アダプタまたは大容量記憶域ドライバを \i386 フォルダにコピーする場合は、RIS サーバー上の BINL サービスを停止して再起動します。BINL サービスを停止して再起動するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。各コマンドの入力後に Enter キーを押します。
    • net stop "boot information negotiation layer"
    • net start "boot information negotiation layer"

Riprep イメージ

Riprep と Sysprep は、同じ機能を多数共有します。したがって、イメージ化するコンピュータに OEM プラグ アンド プレイ ドライバを追加するには、Sysprep で使用する手順と同様の手順を実行します。イメージ コンピュータに対して Riprep を実行してイメージを RIS サーバーにコピーする前に、以下の手順を実行します。
  1. %SystemDrive% フォルダに、Sysprep フォルダを作成します (Riprep.exe でコピーできるのは 1 つのボリュームまたはパーティションのみであるため、このフォルダはほとんどの場合 C ドライブにあります)。
  2. 同じボリュームのルートに、OEM ドライバを格納するフォルダ構造を作成します。以下に例を示します。
    \Drivers
    - - \network adapter
    - - \VIDEO
    \Sysprep
    \WINNT
  3. OEM ドライバを適切なサブフォルダにコピーします。
  4. Sysprep フォルダの中に Sysprep.inf ファイルを作成し、次に [Unattended] と OemPnPDriversPath = Driver_Path エントリを追加します。このキーに複数のパスを追加する場合は、セミコロン (;) で区切ります。以下に例を示します。
    [Unattended]
    OemPnPDriversPath = Drivers\network adapter;Drivers\Video
    UpdateInstalledDrivers = Yes | No
    : 指定された追加の各検索パスの前に %SystemDrive% 環境変数が自動的に挿入されます。

    : デバイスがオペレーティング システムによって既知のデバイスまたは不明なデバイスとして既に認識されている場合、Sysprep を実行する前に、デバイス マネージャを使用してデバイスを削除する必要があります。この処理を行わない場合、ミニセットアップ中の起動時に、更新されたドライバがインストールされません。
  5. クライアント コンピュータ上の \\RisServer\Reminst\Admin\I386 フォルダにある Riprep.exe プログラムを実行すると、選択した RIS サーバーにイメージがコピーされます。Riprep は Sysprep フォルダで Sysprep.inf ファイルを検索し、OemPnPDriversPath= キーを読み取り、次のレジストリ サブキーを更新します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Devicepath
    次に、Riprep は、サーバーにレジストリをコピーし、その値がミニセットアップ ウィザードの実行中に使用できるようになります。

    : この処理で作成するデフォルトの Riprep.sif ファイルは、前の手順で作成した Sysprep.inf ファイルのエントリの影響を受けません。

既存の Windows インストール

OEM ドライバを必要とする既存の Windows ベースのコンピュータに、新しいハードウェア デバイスを追加する必要が生じる場合があります。この場合、新しいデバイスをインストールする必要がありますが、OEM ドライバを制限付きの方法で配布するか、1 台のサーバーで集中管理することができます。そのためには、次の手順を実行します。
  1. ドライバをローカルでコピーするか、またはドライバを 1 か所にまとめて配布サーバーに保存するかどうかを決定します。ドライバをコンピュータのハード ディスクに保存する場合は、ドライバをコンピュータにコピーするための適切な手順 (ログオン スクリプト、Microsoft Systems Management Server (SMS) バッチ ジョブ、その他の方法など) を用意する必要があります。
  2. 配布方法を決定したら、デバイス ドライバのパスを取得します。ローカルでコピーする場合は、C:\Drivers\network adapter などになります。中央のサーバーに置く場合は、\\ServerName\Drivers\network adapter (Drivers は共有フォルダです) などになります。
  3. ローカル コンピュータのレジストリの DevicePath 値を更新して、新しい OEM ドライバの場所を反映する必要があります。レジストリ キーをリモートで自動的に更新する方法が必要です。Regedit ファイルを、ログオン スクリプトまたは SMS バッチ ジョブと組み合わせて使用できます。デフォルト値は、次のレジストリ サブキーにあります。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf
  4. レジストリ エディタを使用して DevicePath 値を変更し、ドライバの存在するパスを検索パスに含めます。

    警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。
    たとえば、%WinDir% フォルダ (Drivers\network adapter) があるドライブのルートに、ドライバをローカルでコピーする場合、DevicePath の値は、最終的に次のようになる必要があります。
    DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf;%SystemRoot%\Drivers\network adapter
    ドライバを中央のサーバーまたは配布ポイントに配置する場合は、OEM ドライバに UNC パスを追加します。以下に例を示します。
    DevicePath: REG_EXPAND_SZ:%SystemRoot%\Inf;\\ServerName\ShareName\Drivers\network adapter
    : セットアップ プロセスでは値の追加は行われないため、上記の場合、%SystemRoot% は自動的には追加されません。レジストリの編集時に、%SystemRoot% の値を手動で入力する必要があります。
以上の手順を完了して、新しいハードウェアをインストールした後に、ユーザーがログオンすると、プラグ アンド プレイにより、その新しいハードウェアが検出され、指定したデバイス パスが検索されて OEM ドライバが検出されます。また、署名付きまたは署名なしのドライバに適用されるすべてのルールが、セットアップ後にインストールされるデバイスに対しても適用されます。新しいデバイス用の OEM ドライバにデジタル署名がなく、新しいハードウェアのインストール後に管理者以外のユーザーがコンピュータにログオンした場合には、管理者がコンピュータにログオンするまでは、そのデバイスのインストールを完了することはできません。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
219435 非管理者権限でデバイス ドライバをロードまたはアンロードする

: デバイスがオペレーティング システムによって既知のデバイスまたは不明なデバイスとして既に認識されている場合、Sysprep を実行する前に、デバイス マネージャを使用してデバイスを削除する必要があります。この処理を行わない場合、ミニセットアップ中の起動時に、更新されたドライバがインストールされません。
pnp w2000ris network adapter nic W2K3ris
プロパティ

文書番号:254078 - 最終更新日: 09/13/2006 05:28:00 - リビジョン: 5.1

Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Web Edition, Microsoft Windows 2000 Server, Microsoft Windows 2000 Advanced Server, Microsoft Windows 2000 Professional

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