共有ウィザードを利用してアクセス権を設定するとアクセス権が消失する場合がある

現象
別の管理者により共有設定がおこなわれたフォルダに対してファイルの共有ウィザードを使用して、再度アクセス権を設定した場合、以前に設定していたアクセス権が消失する場合があります。

本事象は、次のような操作をおこなうことで発生します。
 
1.  admin1 という管理者で端末にログオンします。

2. フォルダのプロパティから [共有] タブを開き、 [共有] ボタンより、共有フォルダをウィザードを利用して user1 にアクセス権を付与します。

3. 別の admin2 という管理者で端末にログオンします。

4. フォルダのプロパティから [共有] タブを開き、 [共有] ボタンより、共有フォルダをウィザードを起動します。
このとき、user1 へのアクセス権のエントリが表示されることが予期されますが、表示されません。

5. user2 にアクセス権を付与し、ウィザードを完了します。
この操作の結果、 user1 に割り当てられているアクセス権は消失します。

原因
ユーザアカウント制御 (UAC) が有効になっている場合、共有フォルダのアクセス権を設定する際に、正しく既存のアクセス権を読み取ることができないために発生します。
解決方法
回避策
以下のいずれかの方法で回避することができます。

<方法1>
共有ウィザードを使用するのではなく、 フォルダのプロパティの [セキュリティ タブ] からアクセス権を設定します。

1. フォルダのプロパティを開きます。

2. [セキュリティ] タブを開きます。

3. [編集] をクリックし、アクセス権を編集します。

<方法2>
ユーザアカウント制御 (UAC) を無効にします。
UAC は、グループ ポリシーを使用して無効にすることができます。

項目: 「コンピュータの構成」 - [Windows の設定] - [セキュリティの設定] - [ローカル ポリシー] - [セキュリティ オプション] - "ユーザーアカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行する"

設定値: 「無効」に設定します。
状況
マイクロソフトでは、この問題を記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2561032 - 最終更新日: 09/29/2016 08:48:00 - リビジョン: 4.0

Windows 7 Enterprise, Windows 7 Home Premium, Windows 7 Professional, Windows 7 Ultimate, Windows Server 2008 R2 Datacenter, Windows Server 2008 R2 Enterprise, Windows Server 2008 R2 Standard

  • KB2561032
フィードバック