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サーバー クラスタ上のホーム フォルダの実装

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP256926
概要
この資料では、クラスタ上の共有ディスクでホーム フォルダを共有する際の、基本的な手順について説明しています。
詳細
クラスタ アドミニストレータで、すべてのユーザーのホーム フォルダに対してクラスタ ファイルの共有リソースを作成するのは、最適な構成とは言えません。多くの管理作業が必要になるだけでなく、メモリや CPU のリソースも不必要に消費します。クラスタ サービスは、クラスタ アドミニストレータで定義したすべてのリソースについて、メモリや CPU サイクルを使用します。リソースが多くなるほど、クラスタ サービスによって生成されるオーバーヘッドも大きくなります。クラスタ上に 750 ユーザーのホーム フォルダがあると仮定すると、すべてのユーザーに対してファイル共有リソースが作成されることになります。クラスタ アドミニストレータでの各リソースの表示だけでなく、ノードから別のノードへのフェールオーバー時間も増大します。最悪の場合、750 のクラスタ リソースの管理に時間がかかり、クラスタが非常に高負荷になり、接続が切断されます。

サーバー クラスタを使用してホーム フォルダを収容する最適な方法は、"サブディレクトリの共有" または動的な共有機能を使用することです。動的なファイル共有の 基本原理 は、すべてのユーザー フォルダに対して独立したファイル共有が作成されても、単一のクラスタ ファイル共有リソースが作成されるというものです。例を以下に示します。
Z:\
Z:\Users
Z:\Users\Steve
Z:\Users\Shon
Z:\Users\Elden
Z:\Users\Dewitt
Z:\Users\Emily
ドライブ Z は共有ディスクです。Z:\Users フォルダは、すべてのユーザーのホーム フォルダを含むルート共有です。

不適切な構成
  1. 各ユーザーについてクラスタ ファイルの共有リソースを作成します。この場合、Z:\Users フォルダの下で、各ユーザーについて 5 回、クラスタ リソースが定義されます。
  2. Z:\Users\ユーザー名 フォルダに対して、意図したユーザーだけにフォルダのアクセスを許可するように、NTFS のアクセス許可を設定します。
  3. ユーザーが作成されるたびに、Z:\Users フォルダに移動し、アクセス許可を指定して必要なフォルダを作成します。その後、クラスタ アドミニストレータを使用して、ファイル共有リソースを作成します。
適切な構成
  1. Z:\Users ルート フォルダに、単一のクラスタ ファイル共有リソースを作成します。
  2. クラスタ アドミニストレータで、共有レベルのアクセス許可として、フル コントロールを Everyone グループに与えます。
  3. ルート クラスタ ファイル共有リソースの [パラメータ] タブから [詳細設定] をクリックし、[サブディレクトリの共有 チェック ボックスをオンにします。
  4. Z:\Users\ユーザー名 フォルダに対して、意図したユーザーにフォルダへのアクセスを許可するように NTFS のアクセス許可を設定します。クラスタ サービスのアカウントには、少なくとも読み取りのアクセス許可が必要です。 この時点で、Z:\Users の下にあるすべてのフォルダが、ルート共有と同じネットワークのアクセス許可で自動的に共有されます。動的な共有を使用している場合にユーザーを追加するには、Z:\Users の下にフォルダを作成し、必要な NTFS アクセス許可を割り当てます (手順 4. を参照)。クラスタ サービスによって、自動的にそのフォルダが共有されます。

    : 次の手順を実行しても、共有そのものが非表示になるだけで、共有の下あるディレクトリは隠蔽されません。

  5. この時点で、Z:\Users の下にあるすべてのフォルダが、ルート共有と同じネットワークのアクセス許可で自動的に共有されます。動的な共有を使用している場合にユーザーを追加するには、Z:\Users の下にフォルダを作成し、必要な NTFS アクセス許可を割り当てます (手順 4. を参照)。クラスタ サービスによって、自動的にそのフォルダが共有されます。 ユーザー共有を非表示にするには、ルート クラスタ ファイル共有リソースの [パラメータ] タブから [詳細設定] をクリックし、[サブディレクトリ共有の非表示] チェック ボックスをオンにします。この操作により、Z:\Users\<ユーザー名> の下にある共有の末尾に "$" が付加されます。
"サブディレクトリの共有" 機能は、Microsoft Windows NT 4.0、Enterprise Edition、Service Pack 4 のクラスタ サービスに追加され、Service Pack 5 で強化されました。動的なファイル共有を実装する計画がある場合は、Service Pack 5 を適用してください。Windows 2000 Advanced Server にはこの機能が含まれています。

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関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 256926 (最終更新日 2002-07-12) をもとに作成したものです。

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プロパティ

文書番号:256926 - 最終更新日: 10/26/2007 18:36:00 - リビジョン: 4.1

Microsoft Windows 2000 Advanced Server, Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition

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