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MAPIクライアントからActive Directoryへアクセスする方法

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP256976
概要
Microsoft Exchange Server 4.0、5.0、および 5.5 では、ディレクトリ サービスは MAPI クライアントがログオンしてグローバル アドレス一覧を検索するサーバーと同じサーバー上にあります。Exchange 2000 では、ディレクトリ サービスは Microsoft Windows 2000 オペレーティング システムに統合されています (Active Directory)。その結果、ディレクトリ サービスは、Exchange 2000 サーバー上にある場合とない場合があることになります。この環境では、MAPI クライアントがディレクトリにアクセスしてメールボックスにログオンする方法は、旧バージョンの Exchange Server とは異なります。この資料では、各バージョンの Outlook および Exchange クライアントがどのようにして Active Directory にアクセスするかについて説明します。
詳細
Exchange 2000 には、MAPI クライアントに対して Active Directory へのアクセスを提供するメカニズムが 2 つあります。1 つ目は参照サービスで、これは Outlook クライアントがグローバル カタログ サーバーを参照するようにするために使用されます。2 つ目はプロキシ サービスで、これは、旧バージョンの MAPI クライアントとディレクトリ サービス サーバーとの間のすべてのリモート プロシージャ コール (RPC) をブリッジします。これらの方法はいずれも、DSProxy コンポーネントに実装されています。

Exchange 2000 サーバー起動時に、DSProxy コンポーネントは、Name Service Provider Interface (NSPI) がローカルで登録されているかどうかをチェックします。登録されている場合は、このサーバーはグローバル カタログ サーバーであるということになり、参照サービスおよびプロキシ サービスは必要ありません。登録されていない場合は、DSProxy はエンドポイントを RPC エンドポイント マッパー (EPM) マネージャに登録し、参照サービスとプロキシ サービスを初期化します。この時点から、DSProxy は、MAPI クライアントから受信する NSPI 要求の聞き取りを行います。

Outlook 2000

まず、ユーザーが Outlook 2000 を使用して Exchange 2000 サーバーにログオンすると、Outlook は自らのホーム サーバー上でディレクトリ サービスが見つかることを予測します。クライアントがサーバーに接続した後に、DSProxy サービスは参照をクライアントに戻します。その時点以降のディレクトリ要求はすべて、参照サーバーに直接送信されるようになるはずです。この場合の参照サーバーは、グローバル カタログ サーバーです。

DSProxy から参照を受信すると、Outlook はレジストリの次の場所にある MAPI プロファイルに参照を保存します。
HKEY_CURRENT_USER\software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows Messaging Subsystem\Profiles\profile_name\dca740c8c0421...
何らかの理由で Active Directory が使用できない場合は、Outlook を再起動する必要があります。Outlook は、再起動時に、Exchange 2000 サーバーに再度接続し、サーバーは新しい参照を返して、Outlook が今後 Active Directory に接続できるようにします。

Outlook 97、Outlook 98、Exchange Client 4.0、Exchange Client 5.0

Outlook 97、Outlook 98、Exchange Client 4.0 および 5.0 がディレクトリ サービスにアクセスするために、Exchange 2000 サーバー上の DSProxy コンポーネントはすべての MAPI-DS 要求をグローバル カタログにリレーします。Active Directory は、データベースへのアクセス用に、MAPI を含む多くの異なるメソッドやプロトコルをサポートするため、DSProxy はパケットに何の変更も加えずに、要求をグローバル カタログに転送するだけです。

プロキシの動作は次のとおりです。
  1. MAPI クライアントが名前検索の要求を送信します。
  2. Exchange 2000 DSProxy コンポーネントがこの要求をローカルのグローバル カタログに送信します。
  3. グローバル カタログが結果を Exchange 2000 サーバーに返します。
  4. Exchange 2000 が結果を MAPI クライアントに返信します。
  5. MAPI クライアントが確認メッセージを Exchange 2000 サーバーに送信します。
  6. その後 Exchange 2000 が確認メッセージをグローバル カタログに返信します。
このプロセスは、MAPI クライアントがグローバル アドレス一覧を参照する場合にも適用できます。ネットワーク モニタを使用してネットワーク トラフィックを管理または表示する場合、ユーザーがグローバル アドレス一覧をスクロールするときに、余分なパケットがわずかに送信されていることが確認できる場合があります。全体的に見て、プロキシ プロセス全体のオーバーヘッドは最小限であり、ユーザーにとってはシームレスであるはずです。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 256976 をもとに作成したものです。

OL2K dsproxy.dll
プロパティ

文書番号:256976 - 最終更新日: 08/17/2005 20:39:00 - リビジョン: 5.1

  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • Microsoft Outlook 97 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 98 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
  • Microsoft Exchange Client 5.5
  • Microsoft Exchange Client 5.0
  • kbhowto KB256976
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