Office File Validation (OFV) アドインがインストールされた Excel 2003 でネットワーク上のファイル共有から XLS ファイルを開くのが遅い

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Microsoft Office File Validation Add-in (OFV: Office ファイル検証機能) が有効な Office 2003 環境で、ネットワーク上のファイル共有から XLS ファイルを開く時、ファイルが開かれるまでに時間がかかります。

修正プログラムを適用し、この問題を解決するには「解決方法」セクションに進んでください。
修正プログラムを適用せずに自動的に解決するには「Fix it で解決する」セクションに進んでください。
修正プログラムを適用せずに自身でこの問題を解決する場合は、「自分で解決する」セクションに進んでください。

解決方法

手順 1 :
 
2011 年 9 月 14 日 (日本時間) から、Microsoft Update で Office File Validation (OFV) アドイン (KB 2501584) のパフォーマンスを改善する修正プログラム (KB 2553065) を、重要な更新として公開しました。

この修正プログラム (KB 2553065) を適用すると、ファイル共有上にある Excel 2003 のファイルを開く時に時間がかかる現象が改善されます。

2553065 Office 2010 ファイル検証の更新プログラムの説明: 2011 年 9 月 13日

2553065 Description of the Office 2010 File Validation update: September 13, 2011


手順 2:

レジストリ EnableOnLoad を削除もしくは 値を 1 に変更し Office File Validation (OFV) の機能を有効にします。
レジストリの変更は修正プログラム (KB 2553065) の適用前でも適用後でも構いません。

注意 : このレジストリへの書き込みは管理者権限が必要です。
  1. Excel 2003 が起動している場合は Excel 2003 をいったん終了します。
  2. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から regedit と入力します。
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログが表示された場合は [続行] をクリックします。
  3. [レジストリ エディター] で、次のレジストリを見つけます。
    ※ レジストリが見つからない場合、手順 "4." 以降は実施する必要はありません。 
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileValidation
  4. “EnableOnLoad” をダブル クリックし、値のデータに 1 を設定し [OK] をクリックします。
  5. [ファイル]-[レジストリ エディタの終了] をクリックします。


修正プログラムを適用せずに Fix it で解決する
この問題を修正プログラムを適用せずに解決するには、[この問題を解決する] ボタンまたはリンクをクリックします。[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、このウィザードの手順に従います。


注 :
  • このウィザードを実行するには、管理者権限が必要です。
  • このウィザードは英語版のみとなります。自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。
  • 操作しているコンピューターに問題がない場合、自動的な解決をフラッシュ ドライブまたは CD に保存して、問題のあるコンピューターで実行することができます。
修正プログラムを適用せずに自分で解決する
重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

Microsoft Office File Validation Add-in を無効化する EnableOnLoad レジストリを設定し回避するには、次の手順を実行します。

注意 :このレジストリへの書き込みは管理者権限が必要です。
  1. Excel 2003 が起動している場合は Excel 2003 をいったん終了します。
  2. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から regedit と入力します。
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログが表示された場合は [続行] をクリックします。
  3. [レジストリ エディター] で、次のレジストリを見つけます。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\
    ※ Policies以降のレジストリ キーがない場合は、手順 4 以降のキーを作成します。
    ※ Microsoft 以降のレジストリ キーがない場合は、手順 6 以降のキーを作成します。
    ※ Office 以降のレジストリ キーがない場合は、手順 8 以降のキーを作成します。
    ※ 11.0 以降のレジストリ キーがない場合は、手順 10 以降のキーを作成します。
  4. HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies のレジストリをポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  5. “新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。Microsoft という名前に変更し、ENTER キーをを押します。
  6. Microsoft” をポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  7. “新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。Office という名前に変更し、ENTER キーをを押します。
  8. Office” をポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  9. “新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。11.0 という名前に変更し、ENTER キーをを押します。
  10. 11.0” をポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  11. ”新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。Excel という名前に変更し、ENTER キーをを押します。
  12. Excel” をポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  13. ”新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。Security という名前に変更し、ENTER キーを押します。
  14. Security” をポイントし、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[キー] をクリックします。
  15. ”新しいキー #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。FileValidation という名前に変更し、ENTER キーを押します。
  16. FileValidation” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[新規]-[DWORD 値] をクリックします。
  17. ”新しい値 #1” を選択し、右クリックして表示されるショートカット メニューから、[名前の変更] をクリックします。EnableOnLoad という名前に変更し、ENTER キーを押します。
  18. EnableOnLoad” をダブル クリックし、値のデータに 0 を設定し [OK] をクリックします。
  19. [ファイル]-[レジストリ エディタの終了] をクリックします。
原因
Office ファイル検証機能は、2011 年 6 月 29 日から Microsoft Update (MU) あるいは Windows Server Update Services (WSUS) で優先度の高い更新プログラムとして配信されているツールです。
また、Office ファイル検証機能は、2011 年 4 月度のセキュリティ更新プログラムとして公開されている、Office 2003 のセキュリティ更新プログラム MS11-023 および Excel 2003 のセキュリティ更新プログラム MS11-021 以降のバージョンのセキュリティ更新プログラムが適用されている環境にインストールした場合に有効になる機能です。

Office ファイル検証機能は、ファイルを開く際に、特定のバイナリ ファイルがアプリケーションの前提に従っていることを検証し、不明なバイナリ ファイル形式による Microsoft Office 97-2003 ファイル形式に対する攻撃を防止するアドインです。
Office 2003 の環境にOffice ファイル検証機能を適用すると、ファイル構成によっては、ファイル検証処理に時間がかかりファイルが開かれるまでに時間がかかることがあります。

Office ファイル検証機能の詳細は、以下の技術情報で説明しています。
Office File Validation for Office 2003 and Office 2007
状況
この問題は、サポート技術情報 2553065 で修正済みです。
詳細
Office 2003 のセキュリティ更新プログラム MS11-023 および Excel 2003 のセキュリティ更新プログラム MS11-021 が適用された場合、MSO.DLL と Excel.exe は以下のバージョンとなります。

  • MS11-023 : MSO.DLL (11.0.8333.0)
  • MS11-021 : Excel.exe (11.0.8332.0)

問題の再現手順

  1. Excel 2003 に MS11-023、MS11-021 および KB2501584 をインストールします。
  2. ネットワーク上のファイル共有から、Microsoft Office 97-2003 ファイル形式 (*.XLS) のファイルを開きます。


注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2575312 - 最終更新日: 10/20/2016 09:26:00 - リビジョン: 10.0

Microsoft Office Excel 2003

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