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Microsoft Cluster Server を使用した仮想サーバーの作成

概要
MSCS (Microsoft Cluster Service) を使用すると、複数の NetBIOS ネットワーク名を 1 つの物理サーバーにバインドできます。これを行うには、クラスタ アドミニストレータでネットワーク名リソースを作成し、その後、IP アドレス リソースに依存関係を設定します。ネットワーク名リソースによって、ユーザーが接続する仮想サーバーが作成されます。

非クラスタ環境のリソースあるいはネットワーク アプリケーションにアクセスするには、ネットワーク クライアントは物理サーバー (一意のネットワーク名および IP アドレスで識別される、ネットワーク上の特定のコンピュータ) に接続している必要があります。そのサーバーに障害が発生した場合、アプリケーションやリソースへのアクセスは失われます。

MSCS によって、サーバー クラスタを介して、仮想サーバーを作成することができます。物理サーバーとは異なり、仮想サーバーは特定のコンピュータに関連付けられず、1 つのグループのようにあるノードから別のノードにフェールオーバーすることができます。また、この仮想サーバーを、他の仮想サーバーや、そのサーバー上で利用可能なリソースに影響を与えずに、動的に有効にしたりオフラインにしたりすることもできます。仮想サーバーをホストしているノードに障害が発生した場合、クライアントは引き続き同じサーバー名を使用してそのリソースにアクセスできますが、クラスタ内の別のノードにリダイレクトされます。

MSCS は、システム管理者が高可用性クラスタ内の複数のサーバーに接続できるように設計されていますが、単一のサーバーで MSCS を使用して、1 つの物理サーバー内に必要最低限の構成で複数の "仮想サーバー" を提供することもできます。これは "Lonewolf (一匹狼)"、つまり単一ノードのサーバー クラスタと呼ばれ、このクラスタ内では各仮想サーバーに独自の名前と一意の IP アドレスが関連付けられます。このクラスタは、サーバー連結や、ホーム ディレクトリ共有のための動的ファイル共有などの、クラスタ化の拡張機能を利用するうえで役立つことがあります。

この場合の制限事項の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
235529 Windows 2000 ベースのサーバー クラスタでの Kerberos サポート
詳細
仮想サーバーをセットアップするには、以下の手順を実行します。
  1. クラスタ アドミニストレータ (CluAdmin.exe) を起動してクラスタを右クリックし、[アプリケーションの構成] をクリックします。[次へ] をクリックします。
  2. [新しい仮想サーバーを作成] チェック ボックスをオンにします。
  3. [新しいリソース グループを作成] チェック ボックスをオンにするか、既存のグループを使用します。
  4. このグループに、クラスタ アドミニストレータ内で使用するための名前を付けます。
  5. ネットワーク名を入力します。ネットワーク名はネットワーク上で一意の NetBIOS 名である必要があります。同じクラスタの複数のリソースに対して同じ名前を使用しないでください。クライアントは、この名前を使用してリソースに接続します。このクラスタ名は、クライアント接続とは異なる方法で LAN Manager スタックにバインドするため、クライアント接続にはクラスタ名を使用しないことが重要です。クライアント接続の場合は、以下に示すように新しい独立した仮想サーバーを作成してください。
    \\%VirtualServer%\%ShareName%
    さらに、このネットワーク名が依存する IP アドレスを入力します。これは、WINS (Windows Internet Naming Service) 登録および DDNS (Dynamic DNS) 登録でこのネットワーク名と関連付けられる IP アドレスであり、ユーザーが接続する IP アドレスです。

    : 1 つのネットワーク名リソースが依存する IP アドレス リソースは、1 つだけにする必要があります。IP アドレスを複数にすると接続の問題が発生する可能性があります。
  6. [いいえ、後で作成します] をクリックし、クラスタのアプリケーション ウィザードを終了します。
  7. 新しく作成したグループを右クリックし、[オンラインにする] をクリックします。
  8. 新しく作成した仮想サーバーへの接続をテストします。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、\\%VirtualServer% と入力します。使用可能なリソースが表示されることを確認します。

      : 1 つのサーバーには LAN Manager スタックは 1 つしかないため、他の仮想サーバーが公開しているすべてのリソースや、その同じノードが所有しているすべてのリソースを参照することができます。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      170762 クラスタ共有が他の名前でブラウズ リストに表示される
    2. リモートからこの仮想サーバー名に対して接続を試み、返された IP アドレスが、リソースが依存している目的のアドレスであることを確認します。
    3. このグループをクラスタ内の別のノードにフェールオーバーさせ、このグループがオンライン状態になることを確認し、上記の手順もすべて確認します。
    4. さらに、リモート ネットワーク上のクライアントから上記の手順をすべて実行します。

      : 仮想サーバーのフェールオーバーが発生した場合、クライアントは同じネットワーク名と IP アドレスに接続しますが、この IP アドレスに関連付けられるメディア アクセス制御 (MAC) アドレスは変わります。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      244331 クラスタ内の仮想サーバーの MAC アドレスはフェイルオーバー中に変わる
MSCS W2000MSCS Network Name virtualserver
プロパティ

文書番号:257932 - 最終更新日: 10/26/2007 18:39:00 - リビジョン: 3.3

  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
  • kbinfo kbtool kbnetwork kbproductlink KB257932
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