Visio 2010 にて [組織図] テンプレートを使用した図面ファイルにマクロのコードを追加した場合、[図形データ] 内に意図せぬプロパティが追加される

現象
Visio 2010 にて [組織図] テンプレートを使用した図面ファイルにマクロのコードを追加した場合、[重役職] 等の図形をページ上に配置すると図形データ内に意図せぬプロパティ "Calendar" が追加されます。
一度現象が発生した図面ファイルからマクロのコードを削除した場合でも、現象は引き続き発生します。
原因
解決方法
回避策
この問題を回避するには、下記のいずれかの回避策の手順を実行します。

回避策 1 : アドインを無効化する方法

組織図アドインを無効化します。
ただし、既にプロパティが追加された図形は、回避策 2 および 回避策 3 にて "Calendar" プロパティの削除を実行してください。
また、組織図アドインを無効化することで、図形間を階層で結ぶ、といったような組織図アドインの機能も無効化されます。

  1. Visio 2010 を起動します。
  2. メニューの [ファイル]-[オプション] を選択します。
  3. [Visio のオプション] ダイアログにて、[セキュリティ センター] タブを選択し、[セキュリティ センターの設定] ボタンをクリックします。
  4. [セキュリティ センター] ダイアログにて、[アドイン] タブを選択し、[すべてのアプリケーション アドインを無効にする (機能が使えなくなる場合があります)] のオプションにチェックを入れ、[OK] をクリックして [セキュリティ センター] ダイアログを閉じます。
  5. [OK] をクリックして、[Visio のオプション] ダイアログを閉じます。
  6. Visio 2010 を一度終了させます。
  7. Visio 2010 を再度起動すると、アドインの無効化の設定が反映された状態で起動します。
回避策 2 : 追加された図形データを削除する方法 ([図形データ] ウィンドウ)

下記の手順で個々の図形の [図形データ] から、"Calendar" プロパティを削除します。
あるいは同様の手順を実行するマクロを作成し、マクロ実行により "Calendar" プロパティを削除します。
  1. [表示] タブ内の [作業ウィンドウ]-[図形データ] をクリックし、[図形データ] ウィンドウを表示します。
  2. [図形データ] に "Calendar" プロパティを含む図形を選択します。
  3. [図形データ] ウィンドウ上で右クリックをし、表示されるメニューから [図形データの定義] を選択します。
  4. [図形データの定義] ダイアログの [プロパティ] の部分で "Calendar" プロパティの行を選択し、[削除] をクリックします。
  5. [OK] をクリックし、[図形データの定義] ダイアログを閉じます。
回避策 3 : 追加された図形データを削除する方法 (シェイプシート)

下記の手順にて個々の図形のシェイプ シートから、"Calendar" プロパティを削除します。
あるいは同様の手順を実行するマクロを作成し、マクロ実行により "Calendar" プロパティを削除します。

  1. [図形データ] に "Calendar" プロパティを含む図形を選択します。
  2. 図形上で右クリックをし、表示されるメニューから [シェイプシートの表示] を選択します。
  3. シェイプシート内の [Shape Data] セクション内にある、"Prop.Calendar" の行を選択します。
  4. "Prop.Calendar" の行上で右クリックをし、メニューから [行の削除] を選択します。


状況
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
詳細

問題の再現手順

  1. Visio 2010 を起動します。
  2. [新規作成] の [テンプレートの選択] から、[ビジネス] 以下の [組織図] を選択し、[作成] ボタンをクリックして新規の [組織図] 図面を開きます。
  3. [表示] タブ内の [作業ウィンドウ]-[図形データ] をクリックし、[図形データ] ウィンドウを表示させます。
  4. Alt + F11 キーを押し、Visual Basic for Applications Editor を起動します。
  5. 左上の [プロジェクト] 内にある "図面1 (図面1)" の部分で右クリックをし、メニューの [挿入]-[標準モジュール] を選択します。
  6. 表示された Module1 内に、下記のようなマクロを追加します。
    Sub Test()End Sub
  7. Visual Basic for Applications Editor を閉じます。
  8. Visio 2010 のウィンドウに戻りますので、メニューの [ファイル]-[名前を付けて保存] から、適切な名前を付けて [図面 (*.vsd)] ファイルとして保存し、一度ファイルを閉じます。
  9. 保存したファイルを再度開きます。
  10. [セキュリティの警告] と表示されますので、[コンテンツの有効化] ボタンをクリックし、マクロを有効化します。
  11. [重役職] から [アシスタント] のいずれかの図形をページ上にドラッグ アンド ドロップして配置します。

結果


配置した図形の [図形データ] ウィンドウに "Calendar" プロパティが表示されます。

関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2698220 - 最終更新日: 04/05/2012 08:54:00 - リビジョン: 1.0

Microsoft Visio Premium 2010, Microsoft Visio Professional 2010, Microsoft Visio Standard 2010

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