Outlook で Formswap を使用し IPM.Note にリッチ テキスト形式のフォームを設定すると新規作成時にテキスト形式となる

現象
Outlook 2007 / 2010 で Formswap.exe を使用し IPM.Note にリッチ テキスト形式のフォームを設定するとメールの新規作成時にテキスト形式となり、そのままメールの送信すると書式情報が失われます。
また、書式情報が失われるメッセージを表示する場合があります。
原因
Formswap.exe を使用し IPM.Note にフォームを設定する処理では、リッチ テキスト形式の本文情報を読み込むことを想定していません。
そのため、作成された新規メールは、リッチ テキスト形式ではなくテキスト形式として作成されます。
解決方法
この問題は、Outlook 2010 修正プログラムパッケージで修正されています。詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」(Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

2760764 Outlook 2010 修正プログラム パッケージ (Outlook の x-none.msp): 2013 年 2 月 12日

また、本事象は2013 年 2 月 以降に公開された (Outlook の x-none.msp) を適用することでも回避します。
回避策
本事象は、次のいずれかの方法でも回避が可能です。 

方法1 : 現象が発生後メッセージ形式を選択し直す
現象発生後、新規作成中のメールでメッセージ形式を再度リッチ テキスト形式にします。

方法2 : [フォームの選択] メニューを使用する
[フォームの選択] からメールの新規作成を行います。この場合、Fomrswap.exe による設定は必要ありません。

方法3 : テキスト形式や HTML 形式のフォームを使用する
テキスト形式や HTML 形式のフォームを組織フォーム ライブラリに発行し、Formswap.exe を使用して IPM.Note に作成したフォームを設定します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
問題の再現手順
  1. リッチ テキスト形式のフォームを組織フォーム ライブラリに発行します。
  2. Formsadmin.exe をダウンロードします。
  3. ダウンロードした Formsadmin.exe 解凍してできる FormSwap.exe を実行します。
  4. [Target] に "Mail (IPM.Note)" を選択します。
  5. [For Composing use]、[Send item as]、[For reading use] に組織フォーム ライブラリに発行したフォーム名を入力します。
  6. [Save] をクリックした後、[Export Saved Settings] をクリックして、任意の場所に .reg ファイルを保存します。
  7. 保存した .reg ファイルを編集し、Office 2000 を示す "9.0" の部分を Office 2007 は "12.0"、Office 2010 は "14.0" に編集して保存します。
  8. 編集後に保存した .reg ファイルを実行します。
  9. Outlook を起動します。
  10. [新規作成] を押下します。

結果
新規作成メールがテキスト形式となります。

参考
Formswap.exe を使用して設定したカスタム フォームの情報を削除したい場合、上記 .reg ファイル実行により追加されたレジストリを削除したうえで、Outlook でフォーム キャッシュのクリアを実施し、Outlook を再起動します。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2740529 - 最終更新日: 10/18/2016 11:31:00 - リビジョン: 5.0

Microsoft Office Outlook 2007, Microsoft Outlook 2010

  • KB2740529
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